約4000社に及ぶ日本・世界のリーディングカンパニーが集積する丸の内や大手町、有楽町近辺のビジネス街は、大手志望の就活生にとって幾度となく訪れるエリアでしょう。しかし、それ以外の地域にも本社や主要な拠点を構える大手は存在しています。
今回は「横浜」に本社や拠点を構える企業をご紹介。お出かけスポットとしてのイメージが強いかもしれませんが、横浜駅周辺やみなとみらいは交通の便や立地的にも良く、高層ビル街にはオフィスを構える企業も多数あります。インターンや説明会で赴くこともあると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
Summary
日産自動車株式会社
日産自動社はホンダ・トヨタなどと肩を並べる日系大手自動車メーカーです。「人々の生活を豊かに」することをビジョンとして掲げ、環境に配慮した技術などにも力を入れています。世界に先駆けて発売された電気自動車「リーフ」、日本のメーカーで初の自動運転の機能を搭載した「セレナ」などは注目を集めました。自動化技術の先駆者としての挑戦を続けています。
みなとみらいに自社ビルのグローバル本社を構えており、統括本部としての機能があります。新卒で採用される大半の方は、神奈川県内横浜のグローバル本社か厚木のテクニカルセンターに配属になる予定とのことですが、各地工や世界中の拠点へ配属される可能性もあります。現在募集中の説明会やインターンシップはオンラインの予定ですが、今後、選考が進んだ場合、横浜のオフィスを訪れる可能性もあるでしょう。日産本社ビルはギャラリーにもなっており、誰でもいつでも見に行くことができます。吹き抜けの自動車展示を通路から見下ろすことができたり、カフェも併設されているので横浜の雰囲気を同時に楽しめます。
（参照：日産自動車株式会社 https://www.nissan-global.com/JP/）
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日揮ホールディングス株式会社
日揮ホールディングスは、エンジニアリング会社として国内外で活躍するインフラ系の大手企業です。空港給油施設や発電所の設計・建設などの事業をしており、高い技術力が特徴です。産油国からの石油を中心とするエネルギーのみに頼らず、新しいシェールガスやLGNなどのプラント建設においてグローバルに活躍している企業でもあります。近年、世界の状況が劇的に変化している中、新たな領域への事業拡大や、EPCビジネスの革新を軸にさらなる成長を目指しています。
本社へは、インターンシップなどで訪れることができるでしょう。駅から直結でアクセスがよく、ランドマークタワー近くに立地した本社からはみなとみらいらしい景色を楽しむこともできそうです。
（参照：日揮ホールディングス株式会社 https://www.jgc.com/jp/）
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野村総合研究所
コンサルティングサービスとITサービスを2軸に官公庁や民間に価値提供を行い、活躍している野村総合研究所は、日本発の国内総合シンクタンク企業でもあります。「未来創発」を掲げ、より活力ある未来に向けて社会を洞察し、政策の提案や企業戦略の提案をとおして社会課題の解決に取り組んでいます。現在は、コンサルティングにおける海外案件比率も拡大中です。
主要オフィスは7拠点あり、そのうちの1つが横浜みなとみらいにあります。2017年に竣工した自社ビルで、横浜地区の総合センターとして機能しています。オフィスのコンセプトである「OPEN AIR」のとおり、企業内保育所なども併設された風通しの良い働きやすいオフィス環境が整っています。
（参照：野村総合研究所 https://www.nri.com/jp/）
京浜急行電鉄株式会社
京急電鉄は鉄道事業を中心に、京急グループ全体と協力をして、様々な事業を展開している企業です。都心から川崎・横浜・横須賀を経て三浦半島に至る本線、空港線、大師線、逗子線、久里浜線の5路線を運営し、沿線にお住まいの方やお仕事をされている方の生活を支えています。また、おトクなきっぷによる旅客誘致、地域活性事業を積極的に行っており、訪日外国人、レジャー利用の方にもご利用いただいています。
みなとみらいのオフィスビルが立ち並ぶ一角にある本社ビル。受付には、京急の線路幅に合わせた木のデザインや、実際に京急の電車で使用されていたシートを再利用した椅子が並べられています。執務フロアは仕切りがなく、コミュニケーションがとりやすい雰囲気です。また、グループの全社員が使えるカフェ、一般公開されているミュージアムもあります。
（参考：京急電鉄 https://www.keikyu.co.jp/）
株式会社横浜銀行
「はまぎん」の愛称で親しまれる横浜銀行は、神奈川県、東京都を主な営業地盤として地域を支える地方銀行です。地方銀行最大規模の金融持株会社となるコンコルディア・フィナンシャルグループに属しています。神奈川県内企業のメインバンクにおけるシェアはNo.1で、まさに地域密着型企業と言えるでしょう。培った情報ネットワークを活用し、「地域に根ざし、ともに歩む存在として選ばれるソリューション・カンパニー」への変化を目指しています。
現在募集中のオープンカンパニーはオンラインでの開催ですが、その後の選考へ進んだ際は本店へうかがうチャンスも出てくるでしょう。本社ビルはみなとみらいの大型商業施設のすぐ目の前にあります。現在は一時休館中ですが、1階には多目的ホール（はまぎんホール ヴィアマーレ）が設けられていて、2023年10月1日に再開予定です。
（参考：横浜銀行 https://www.boy.co.jp/）
千代田化工建設株式会社
「エネルギーと環境の調和」という経営理念のもと、技術力で社会の課題に挑戦している総合エンジニアリング会社です。エネルギー分野における化学プラントの設計・調達・建設などを中心に、世界60か国以上において、多くの大規模プロジェクトに携わってきました。近年は、新技術の開発、AIを用いた業務効率化、その他新たな分野へも積極的に貢献しています。
みなとみらいのグローバル本社の周りには広大な公園や商業施設があります。オフィス勤務の場合はこちら、もしくは横浜市神奈川区の子安オフィス・リサーチパークでの勤務となります。担当するプロジェクトによっては、海外・国内の拠点で勤務する可能性もあります。
（参考：千代田化工建設 https://www.chiyodacorp.com/jp/）
お出かけスポットとしても名高い【横浜】
上記の企業で就職活動の後には一緒に参加した就活生の仲間と一緒に、横浜巡りをしながら就職活動を語り合うのもおすすめです。
中華街
横浜といえば、中華街を想定するという就活生も多いのではないでしょうか。みなとみらい線や東急東横線で行くことができ、豚まんや焼き栗などの食べ歩きを楽しむことができます。そのほか、手相占いなどもあるので就活を占ってみるのも面白いかもしれません。
みなとみらい
みなとみらい地区には、赤レンガ倉庫や大桟橋などののんびりできるスポットが集合してたくさんあります。更に、臨港パークなど自然を楽しむことが出来るポイントもあるので就活で疲れた心を穏やかにすることもできますし、ベンチもたくさんあるのでちょっとした休憩にもおすすめです。
ランドマークタワー
横浜のシンボルともいえるランドマークタワーの上層階はオフィスになっており、低層階は商業施設になっています。桜木町駅前すぐの立地でカフェやブティック等が立ち並んでおり休憩したり、息抜きするのにも良いかもしれません。
普段と違う雰囲気で就活も楽しもう
いかがでしたか。オフィスの立地等は都内の大学在籍就活生にとって就職活動であまり意識することはないでしょう。しかしたまには就職活動と並行して息抜きにもなる横浜に赴いてみるのもひとつ就職活動のモチベーション維持につながるかもしれませんので参考にしてみてください。