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ミツカンの企業情報
ミツカンの企業情報

食酢やポン酢、鍋つゆで圧倒的な国内シェアを誇り、文字通り日本人の健康を食分野から支えているミツカン。現在では、海外での和食の普及に向けてグローバル事業を拡大していることも特徴です。有名な食品メーカーであるため、就活の倍率は非常に高く、企業理解は必須です。今回はそんなミツカンの事業構造や求める人材像、選考フローを併せてご紹介します!

ミツカンってどんな会社?

ミツカンは酒粕酢醸造に成功した初代中野又左衛門が1804年に創業した、歴史ある食品メーカーです。食酢やポン酢などで圧倒的なシェアを誇るだけでなく、画期的なアイデア力を活かして納豆分野でも高いシェアを占めています。また、縮小傾向にある国内市場への依存を脱却するために事業エリアを「日本+アジア」「北米」「欧州」の3つに分割し、グローバル化を推し進めているのも大きな特徴です。

ミツカンの事業領域

会社の創業事業である「お酢」

すっきりした味わいで合わせる料理を選ばない「穀物酢」や、もはや食卓で見ない日はない55年のロングセラー商品である「味ぽん」、一本で酢の物やマリネ、ピクルスなどが簡単に作れる「カンタン酢」など豊富なラインナップを展開しています。他にも健康ブームを意識して、ドリンク感覚で飲める「ヨーグルト黒酢」を販売するなど、お酢の可能性を最大限に拡げようと試みているのもミツカンの特徴であると言えるでしょう。

国内で大きなシェアを占める「つゆ」

つゆのジャンルでもミツカンは非常に高いシェアを占めています。二回かつおでダシを取る日本料理のプロの技を取り入れた「追いがつおつゆ」や、寒い冬には欠かせない鍋も占めの料理も美味しく食べられる「〆まで美味しい鍋つゆ」シリーズなど、食卓を豊かに彩るつゆを多数販売しています。

画期的なアイデアで差別化に成功した「納豆」

元々納豆はミツカンの主力領域ではありませんでしたが、「納豆はどれも同じような商品ばかりで、消費者はあまりブランドを見て選んではいない」という調査結果から徹底的な差別化を行い、その結果現在では国内シェア2位の売上を上げています。蓋を割ることでカンタンにたれをかけられる「とろっ豆」や、袋を押すだけで手を汚さずにたれを付けることができ、また豆の風味を引き出すために高温熟成製法を採用した「金の熟成」、納豆の本場水戸で人気の「くめ納豆」などの商品を展開しています。

ミツカンで働く人とは?

伝統を守りながらも、数々の革新的な商品を生み出しているミツカン。そこで求められる人材はどのようになっているのでしょうか。

職種

ミツカンの事務系採用では、新しい製品を生み出す商品企画や品質の高い材料を安く仕入れる調達、ミツカンの商品を小売り先で売れるようにするための施策を考える販売企画など、様々なキャリアが用意されています。技術系採用のキャリアとしては商品企画と協働し、技術面のアプローチから安全性や美味しさを追求していく開発技術や、効率的なサプライチェーンの構築に取り組む生産などの職種が用意されています。

求める人材像

ミツカンは、採用ホームページに求める人材像として「自ら考え、行動を起こす」「諦めずに粘り強く物事に取り組む」「周りの人と協力する」「好奇心や探求心を持つ」人材を挙げています(20卒の情報です)。長年続く伝統を守りながらも、地道な探求を重ねて常に新しい領域を切り開いてきたミツカンらしいメッセージです。実際に採用面接を受ける際には、これらの要素を押し出したガクチカを話すと内定に一歩近づけるでしょう。

ミツカンの本選考

最後に、実際の本選考はどのようになっているのかを見ていきましょう!

選考フロー

ミツカンのESの設問は「ミツカンを志望した理由・どのように活躍したいか」「学生時代、自身で考え行動し成し遂げたこと」など、オーソドックスなものが多いです。WEBテストとESが通過した後は複数回面接を受け、最後に愛知県の本社で行われる最終面接を突破出来たら内々定となります。面接ではミツカンの社風に合っていることをアピールするために、穏やかで芯の強さを感じさせるような口調で話すように意識しましょう。

選考が有利になるインターンには必ず参加すべし

ミツカンは冬にインターンを開催しています。最初の一日目のグループディスカッションで高評価をもらい、その後もう一度軽いESを提出すると二日目のインターンに参加できます。二日目はさらに難易度の高いグループディスカッションを行い、それに参加した就活生は全員三月初旬から行われる早期選考に参加することができます。そのため、選考を受けようと考えている方は必ずインターンに参加しましょう。

ミツカンの本選考まとめ

ミツカンは穏やかなブランドイメージとは対照的に、変革を恐れないチャレンジングな気風を持つ企業であると言えるでしょう。有名な食品メーカーのため倍率は非常に高いですが、きちんとミツカンについての情報を集めて選考に臨めばきっとチャンスはあるはずです!