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ヤマハ発動機の企業情報
ヤマハ発動機の企業情報

ヤマハといえば、ピアノやギターなどの「楽器の会社」というイメージが強いかもしれませんが、実はそのヤマハから分離独立し、主にバイクなどの生産を行っている「ヤマハ発動機」という会社も売上高一兆円を超える超有名メーカーなんです!今回はそんなヤマハ発動機の事業構造や求める人材像、選考フローを併せてご紹介します。

ヤマハ発動機ってどんな会社?

ヤマハ発動機は、1955年にヤマハの当時のオートバイ部門が分離独立した形で生まれた会社です。オートバイの分野では世界二位のシェアを誇り、また創業当時から海外進出を進めていたこともあって、海外売上比率が90%を超えるグローバル企業でもあります。「Revs Your Heart」というスローガンを掲げ、技術による「感動創造企業」を会社全体の目標としています。

ヤマハ発動機の事業領域

ランドモビリティ部門

ヤマハ発動機のオートバイ部門は、ヤマハ発動機の売り上げの約66%を占める主力事業であり、スポーツバイクからスクーター、オフロードバイクに至るまで幅広い車種を有しています。日本のバイクメーカーの中では「デザインのヤマハ」と称される通り、その洗練されたデザインから数多くのファンが存在します。オートバイ以外にも、電動自転車なども展開しています。実は電動自動車を世界に先駆けて開発したのはヤマハ発動機なんです!既に生活の中に溶け込んでいるのを見ると、ヤマハ発動機の高い先見性が伺えます。

マリン部門

日本の四大バイクメーカーの中でも、ヤマハ発動機は特にマリン製品のラインナップが充実しています。クルージングや釣りに利用される大型ボートやレジャー用の水上バイク、ボートや漁船の動力源となる船外機など、水上での移動を快適にする商品を数多く展開しています。しかし、ここで驚きなのがなんとプールも販売しているということ!ボートの船体に利用していたFRP(繊維強化プラスチック)を他にも応用できないかと考えた結果生まれたプール事業ですが、現在20mクラスのFRP製プールのうち、現在ヤマハ発動機が90%以上のシェアを握っています。既存の技術を応用して新規事業を生み出していくのは、メーカーの中でも特に際立つヤマハブランドの強みと言えますね。

ロボティクス部門

ヤマハ発動機のロボティクス部門は30年以上の歴史を持っている分野で、産業ロボットの製造や、農薬散布用の無人ヘリコプターの製造を行っています。また、2019年3月には個人でも利用しやすい農業用のドローンの発売を開始しました。農業分野での人手不足が叫ばれている昨今、この分野の成長はより加速すると期待できます。

ヤマハ発動機で働く人とは?

既存の技術を応用し、多角的なビジネスを展開しているヤマハ発動機。そこで求められる人材はどのようになっているのでしょうか。

職種

ヤマハ発動機の事務系採用では、新しい製品を生み出す商品企画や品質の高い材料を安く仕入れる調達、ヤマハ発動機の商品を小売り業者に提案する国内・海外営業など、幅広いキャリアプランが存在します。技術系採用のキャリアとしてはコア技術の研究や新分野の開拓を目指す研究や、新製品の量産化に向けて、各部品のコスト計算などを行う製造技術などの職種が用意されています。

求める人材像

ヤマハ発動機は、採用ホームページに求める人材像として「自ら考え、自ら提案し、自ら行動できる人」「苦しい場面でも自己責任で行動できる人」「自分の市場価値を高める行動ができる人」「チームワークを大切にした行動ができる人」を挙げています(20卒の情報です)。楽器生産を行っていたヤマハから独立し、新たな技術領域を次々と切り開いてきたヤマハ発動機らしいメッセージです。実際に採用面接を受ける際には、これらの要素を押し出したガクチカを話すと内定に一歩近づけるでしょう。

ヤマハ発動機の本選考

最後に、実際の本選考はどのようになっているのかを見ていきましょう!

選考フロー

ヤマハ発動機のESの設問は「ヤマハ発動機を志望した理由・どのように活躍したいか」「学生時代、自身で考え行動し成し遂げたこと」など、オーソドックスなものが多いです。WEBテストとESが通過した後は個人面接と集団面接を受け、最後に静岡県磐田市の本社で行われる最終面接を突破出来たら内々定となります。最終面接では将来の夢に対する3分間のプレゼンテーションを行う必要があるため、きちんとヤマハ発動機のビジョンと自身の夢を照らし合わせた上で臨みましょう!

興味があったらインターンにも参加してみよう

ヤマハ発動機は事務系・技術系ともにインターンを開催しています。インターンは二種類あり、事務系・技術系共通の1dayインターンと、技術系を対象とした5daysインターンの二種類があります。前者は3月以降に開催される単独説明会と内容はほぼ同じなので、興味があったら参加してみるとよいでしょう。後者は宿泊施設に泊まり込みで、様々な分野の中から製品の開発プロセスについて学ぶことができます。長期間のインターンは志望動機の強化にもつながるので、技術職希望の方は必ず応募すべきです!

ヤマハ発動機の本選考まとめ

ヤマハ発動機はチャレンジングな姿勢を貫き、様々な新領域を開拓している有料メーカーです。求める人材像をきちんと把握し、それに沿ったエピソードを用意しましょう!