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IR・有価証券報告書が苦手な人必見
IR・有価証券報告書が苦手な人必見

業界研究や企業分析をする中で、先輩から「IRを読んだらいいよ」「有価証券報告書を使って分析するんだ」とアドバイスされた方、多いのではないでしょうか?
だけど、IRや有価証券報告書のどこをみればいいの分からない、数字を読むのが苦手などなど頭を抱えがちです。
そんな就活生のために、業界研究・企業分析で非常に役立つサイト「Ullet」の活用術を紹介していきます!

なぜIR・有価証券報告書は読みにくいのか?

情報量が多すぎる!

企業の出しているIRや有価証券報告書は非常に長く、情報量が多すぎて、どこを見ればいいのか分からないと混乱しがちです。
実際、トヨタとホンダの有価証券報告書を見ると、トヨタは185ページ、ホンダは175ページあり、開いてすぐに読む気を無くしそうです。
もちろん、すべてを見る必要はなく、「経常利益」、「従業員の状況」、「事業セクメント・業績内容」、「対処すべき課題」といった主要項目を見ればいいのですが、初めのころはそれを探すのにも苦労します。このように、IR・有価証券報告書を読もうとすると、情報量の多さで混乱しやすいのです。
※参考
トヨタ 2019年度有価証券報告書:https://global.toyota/pages/global_toyota/ir/library/securities-report/archives/archives_2019_03.pdf
ホンダ 2019年度有価証券報告書:
https://www.honda.co.jp/content/dam/site/www/investors/cq_img/library/report/FY202003_2Q_quarterly_j_2.pdf
有価証券報告書の見方が気になる方はこちらに詳しく解説されています↓

就活で企業研究はどうすればいい?有価証券報告書の使い方

比較対象がないと数字は読めない

文系の学生だと、「とにかく数字がたくさんあると拒絶反応が出るんです」という人も。
なぜ数字の情報は読みにくいのでしょうか?
実のところ、数字は比較対象がないと意味を理解できません。例えば、「トヨタの売上高が30.2兆円」と聞いても途方もない額だなと思うだけでしょう。
しかし、「2017年:27.6兆円→2018年:29.4兆円→2019年:30.2兆円」、「トヨタの売上高:30.2兆円、ホンダの売上高:15.8兆円」などと、年ごとや同業他社で比較すると、「売上は年々伸びている」、「トヨタとホンダとで売上で2倍ぐらい差があるのか」と、トヨタのすごさをより理解することができます。このように数字だけ漫然と見るのではなく、比較対象を作って確認する必要があります。
ですが、年ごとはともかく、同業他社の比較は有価証券報告書を2枚並べて読まないとできないため、読むのが億劫になりがちです。

「Ullet」のどこがいいのか?

IR・有価証券報告書の読みにくさを「Ullet」はどう解消してくれるのでしょうか。

IR・有価証券報告書の抜粋

「Ullet」で企業を検索してみると、読むべき項目を有価証券報告書から抜粋していることが分かります。
例えば、早わかりのページでは主な表で、「現預金等」、「売上高合計」、「当期純利益」、「営業CF」、「総資産利益(ROA)」がグラフで一気に見ることができます。
※参考 Ullet 「ソフトバンクグループ」(http://www.ullet.com/9984.html#summary/type/task)↓

また、企業概要のページでは「対処すべき課題」、「事業等のリスク」という項目があり、有価証券報告書から抜粋された内容を読むことができます↓。

ニュースのページを見れば、有価証券報告書では反映されていない最新の情報が読めるのもすごい所です↓。

このように、情報量が多すぎて読み解くことが難しかったIR・有価証券報告書も、Ulletを使えば読むべき情報だけ見ることができるようになり、時間の短縮ができます。

ランキング形式で見やすい

全体もしくは33 の業種区分ごとに、売上高など主要な指標にについて、 その値の大きい企業順に並べ替えることができます。
これを活用すれば、その業界の大手はいったいどこなのか一発で分かります。

他社比較が簡単

Ulletの他社比較という機能を使うと、最大3社まで横並びで比較することができます。
例:三菱地所・三井不動産・住友不動産の他社比較(http://www.ullet.com/diff/8802/8801/8830.html)↓

この機能を使えば、1社1社ごと有価証券報告書を検索して、並べて比較する必要がなくなり、簡単に同業他社比較をすることができます。
うまく使えば、大幅に業界研究・企業研究で使う時間を減らすことができるでしょう。

セグメント分析はないので注意

ここまでUlletのすごさを紹介してきましたが、当然万能というわけではありません。
具体的には、セグメント別売上、事業別の売上の表示がないので、ポートフォリオを確認したり、どれが主要事業なのか確認したりすることはできません。
仕方ないので、有価証券報告書で「セグメント」や「事業別」などと検索して該当するところを確認してみるようにしましょう。

Ulletの活用術をマスターしよう!

IRや有価証券報告書を読むのが苦手な方向けに、Ulletの活用法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
グラフでの表示や主要項目の抜粋、他社比較機能など、上手く使えば企業分析、業界研究の時間を大幅に減らすことができるようになるので、ぜひご活用ください!
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