ページ上部バナー
民間就活のポイントとは
民間就活のポイントとは

公務員志望の人は試験対策に多くの時間を割く必要があるため、民間就活との両立が大変です。そのためいかに効率よく民間就活を進められるかが重要になってきます。この記事では公務員対策で忙しい中でも、民間就活で押さえたいポイントをまとめました。

民間と公務員のスケジュール

民間と公務員では就活のスケジュールに違いがあります。両者の違いをはっきりと認識して、効率的に就活を進めましょう。

スケジュール比較

下の図(引用→https://www.recme.jp/media/201911168974)は国家公務員と主な日系企業のスケジュール比較です。

基本的には4年次の春が一番忙しくなるでしょう。外資系やベンチャーなど業界によっては早期内定を出す企業が増えているので、早めに内定をもらえれば負担軽減につながります。
詳細は以下の記事を参考にしてください。
「公務員志望者のための就活スケジュールー公務員試験、民間就活どちらも勝利するために」(https://www.recme.jp/media/201911168974

公務員志望でも民間就活をやる意味

公務員志望者の中には民間企業を受けるか迷っている人がいるのではないでしょうか?ここでは公務員の試験対策で忙しい中でも、民間就活をするメリットについて紹介します。

精神的なアドバンテージ

公務員試験が本格化する前に、民間企業から内定をもらえていれば気持ちにゆとりが出ます。たとえば大学受験の時も、滑り止め校の合格を持っていることで本命校の試験に集中して臨めるという考え方が一般的だったと思います。これと同じで就活においても、先に民間企業の内定を持っておくことで心理的なアドバンテージを得ましょう。

選考慣れ

公務員試験でも受ける種別によって面接やグループディスカッションがあります。民間就活において面接で人事に色々と深掘られる経験をしておくと、公務員試験の面接でもしっかりと力を発揮できるはずです。どちらかというと民間企業の面接の方が意地悪な質問が飛んでくる傾向があると思うので、これを乗り越えて面接力を手に入れましょう。そしてグループディスカッションは、さらに経験値がものを言います。ある程度慣れた状態で公務員試験のグループディスカッションに臨むことで、高い評価点を叩き出しましょう。

選考対策その1

自己分析やエントリーシートの完成度は、のちのちの面接にも関わってきます。おさえるべきポイントを意識して対策をしましょう。

自己分析

今までの自分の行動を振り返る方法があります。みなさんは今までの人生で数多くの選択を繰り返しながら生きてきたはずです。そのひとつひとつの選択を「なぜそうしたのか」のように深掘ってみましょう。
たとえば「高校で音楽を始めた
」という経歴があったとします。この際、「やっぱり自分は音楽が好きだから音楽業界を目指そう」となるのではなく「なぜ音楽を始めようと思ったのか」「他に選択肢はなかったのか」のように深掘ることが大切です。今までの人生における行動の判断軸が見えてくれば、自ずと就活軸も見つかるはずです。

エントリーシート(ES)

ESを書く際にぜひ心がけてほしいのが、「程よく抽象的に書く」ということです。
たとえばサークルの新歓活動を成功させたエピソードを書く場合、「サークル員それぞれの性格を把握し活かすことで、モチベーション維持を図った」のように表現します。このように面接で自分が深掘りされたいポイントを中心に抽象化してみましょう。ESであまりにも具体的に書きすぎると、人事は面接で聞くことがなくなり自然と厳しい質問になってしまいます。ESは論文とは違い、提出して終わりではありません。面接の台本という人事とのコミュニケーションツールになることを忘れないでください。

選考対策その2

グループディスカッションや面接の経験を積むことは、公務員試験に活かされるはずです。おさえるべきポイントを意識して対策をしましょう。

グループディスカッション(GD)

GDにおいてコツやテクニックはたくさんありますが、ぜひ心がけてほしいのが「相手の言っていることを冷静に受け止める」ことです。GDは当然ながら自分をアピールする場であるため、ついつい意見を言うことが重視されがちです。一方で、その意見を受け止められる人は意外と少ないように感じます。ディスカッションとはいえあくまでも集団でのコミュニケーションです。言葉のキャッチボールをするという当たり前のことを徹底できるようにしましょう。

面接

よく言われていることですが、「結論から述べる」「簡潔に話す」ことはとても重要です。意識はしているのかもしれませんが、意外とこれが出来ない学生が多いです。先にも書いたようにES段階で面接を見据えていれば、ある程度質問内容は想定できるはずです。回答を丸暗記をする必要はないですが、しっかり準備していきましょう。

民間就活で経験を積んで、公務員試験に臨もう

公務員試験対策で忙しい中でも、民間就活をやる価値は大きいと思います。上手く両立させて、納得のファーストキャリアを手に入れましょう。