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口コミ情報との付き合い方
口コミ情報との付き合い方

説明会や座談会、インターンシップに参加すると必ず会社のPRがありますが、その情報を全て鵜呑みにするのは危険です。しっかりと事実確認をしたり、会社のマイナス要素も把握することが大切です。その際、1番手軽なやり方として口コミ検索が挙げられますがそれだけで十分でしょうか?この記事では会社の実情を知るためのツールや方法をまとめたので、ぜひ企業研究のやり方として参考にしてみてください。

おすすめの会社口コミサービス

会社の実情を知るのに1番手っ取り早い方法として口コミ検索があると思います。ここではおすすめの会社口コミサービスをご紹介しますので、ぜひ活用してみてください。

カイシャの評判

エン・ジャパンが運営している会社口コミサービスで、250万件以上の口コミを無料でみることができます。社員と元社員から口コミを集めており、良い点と気になる点がまとめられているため情報もリアルです。他社との比較機能もあり、企業研究に間違いなく役立つでしょう。
【URL】https://en-hyouban.com/

OpenWork(元Vorkers)

国内最大級の規模を誇る会社口コミサービスです。口コミの健全性やクオリティの維持へのこだわりが強いので、得られる情報の質は高いです。OpenWork独自に算出された会社スコアを活用しながら、効率的な企業研究に役立ててみてください。
【URL】https://www.vorkers.com/

IR情報

インターネット上には会社の口コミがあふれているのでとても便利ですが、その全てが必ずしも正しいとは限らないので注意が必要です。ここでは信憑性の高い情報を得られるツールとしてIR情報をご紹介します。

IRとは

IRとはInvestor Relationsの頭文字をとったもので、会社が株主や投資家に対して財務状況や業績、今後の見通しなどの情報を提供することです。株主や投資家はこの情報をもとに投資の判断を下します。閲覧したい場合は、会社のホームページにアクセスしてみてください。

チェックしておきたい要素① 中期経営計画

中期経営計画では、今後の会社の方針を効率よく把握できます。就活生は自分が思っている以上にイメージで企業を判断しているのではないでしょうか。昨今は富士フィルム、凸版印刷のように会社名と主要事業内容が結びつかない会社が増えてきており、会社の方針を知る重要性は高まっています。一読することで自分のイメージと会社の実情のギャップを埋めるようにしましょう。また、会社の求める人物像を把握する上でも効果的だと思います。会社が注力する事業において必要なスキルや能力を考えてみることで、自分がアピールすべきポイントを考えてみましょう。

チェックしておきたい要素② 有価証券報告書

「事業等のリスク」という項目には会社が進んでは言いたくないようなことが書かれています。自分の志望している会社の事業の裏側にはどのようなリスクが潜んでいるのか確認してみると良いでしょう。他にも利益や従業員、業績の状況が数的データによって示されています。数字はうそをつきませんし、客観的に会社をみることができるためぜひ活用してみてください。

OB訪問

インターネット上で会社の情報を集めることも大切ですが、実際に働いている社員に直接話しを聞くことで得られる1次情報も貴重です。ここではOB訪問で得られる情報のメリットと注意点についてまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

メリット

口コミは情報量が膨大ですが、信憑性が必ずしも高いとは限りません。OB訪問で実際に務めている社員に話を聞くことで、自分がその会社で働くイメージが湧いてくるでしょう。OB訪問で情報を仕入れるメリットは、聞き出せる内容のバランスが良いことだと思います。口コミは元社員が書き込むことが多く、デメリットばかりが目立つことも多いです。それに比べてOB訪問では人事部以外の社員が来ることも多いため、会社の良さを教えてくれつつ会社の雰囲気や内情を知ることができます。ぜひOB訪問を積極的に行うことで、企業研究を深めてください!

注意点

OB訪問では貴重な1次情報を仕入れることができますが、あくまでもその社員の主観でしかないことは頭の片隅に置いておくべきです。例えば「若手からの裁量権が大きい」と言われた場合、あなたは自身が数年後にプロジェクトリーダーを務めている姿を想像するかもしれません。しかし、社員にとっては接待のお店決めのことかもしれないのです。
この例は極端ではありますが、社員の話と自分のイメージのギャップはできるだけ無くすようにしましょう。 今回の例ならば実際の業務内容を聞くなど具体的な質問をすることを心がけてみてください。

まとめ


今回ご紹介したように、自分から能動的に情報をつかみにいくことが大切です。情報を取捨選択しながら、質の高い企業研究を進めてください!