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志望動機の書き方
志望動機の書き方

大手日系エアライン、ANA(全日本空輸)。航空会社には様々な職種がありますが、中でも客室乗務員は女性に人気な職種です。今回は、面接官の印象に残る志望動機の書き方をご紹介します!

ANAが求める人材像

ANAの行動指針として、「あんしん、あったか、あかるく、元気!」というものが定められているように、ANAはどんなことがあっても前向きで元気に乗り越えることができる人を求めています。また、JALとは違い、2機のヘリコプターから始まった民間企業なので、何事にもチャレンジをすることができる人が求められていると言えるでしょう。ANAの客室乗務員は、明るく、チャレンジ精神旺盛な方が多い印象です。

客室乗務員に求められる力

チームワーク力

機内では、何人かの客室乗務員と協力することで多くのお客様に素早くサービスをしています。そのため、1人で何かをやろうとしたりするのではなく、チームで協力して、お客様が安心して過ごすことができる機内を作ることが大切です。

相手の立場にたって考える力

客室乗務員の仕事は、相手の立場に立って考えることがとても重要になります。体調が悪そうなお客様はいないか、何か言いたそうなお客様がいないか等窓側の席の方まで目を配らせてサービスをしています。毛布にくるまっている方がいらっしゃれば、温かいお茶をお出ししたり、せき込んでいる方がいらっしゃったらマスクと一緒にのど飴を差し上げるなどお客様が望む一歩先のサービスをすることを心掛けています。

判断力

客室乗務員の仕事には、判断力が強いられることも多くなります。サービスか保安か天秤にかけたときに安全面を優先するなど、判断を強いられる場面がたくさんあります。例えば、ドアの担当の際お客様から何か頼まれてしまった場合には、保安を優先させ、お客様に「少々お待ちいただけますか」とお声がけをするなど咄嗟の判断を求められる場合が多いです。

語学力

外国籍のお客様が増えているので、語学力が特に重要です。外国籍のお客様にも機内で快適にお過ごしいただくためにも、スムーズなコミュニケーションが不可欠になります。

リーダーシップ

年次が上になるほど、リーダーシップが求められます。チーフパーサーになった際には、機内の客室乗務員をまとめなければならないため、リーダーシップを発揮しなければならない場面が多いです。

挑戦する力

新しいことにチャレンジする力が大切になります。客室乗務員の仕事は声をかけづらそうなお客様にも臆せず声をかけるなど、挑戦することが求められる仕事です。また、国際線乗務の際やチーフパーサーを担当する際には新しく覚えることも非常に多くなるので、新しいことにどんどんチャレンジすることが大事になってきます。

志望動機 例

行動指針「あんしん、あったか、あかるく、元気!」から

私は、「あんしん、あったか、あかるく、元気!」という貴社の行動指針に大変感銘を受けましたので、志望いたします。現在働いている婚礼のアルバイトでは、お客様から安心していただけるようなサービスを心掛けています。お客様がキョロキョロしている場合には「何かドリンクをお持ちいたしましょうか?」とお声がけをしたり、料理の説明をしっかり行うなどし、お客様から安心感を抱いていただけるような行動を心掛けております。貴社の客室乗務員になることができましたら、あんしん、あったかなサービスを心掛けてまいりたいと思っております。

「自分以外皆お客様」&GOODJOBカード

「自分以外皆お客様」という考えをお持ちで、GOODJOBカードを取り入れ、社員同士褒め合う文化がある点に大変感銘を受けましたので、志望いたします。私もバレーボールサークルの新歓活動では、練習の際新入生が1人になってしまっている場合は、「一緒に練習しよう!」と声をかけるようにしております。貴社の客室乗務員になることができましたら、一緒に働く仲間に気をかけながらチームワークを意識して業務してまいりたいです。

上記を踏まえて志望動機を考えてみましょう!


ANAの求める人材像を理解した上で志望動機を書くと、面接官が求めている志望動機になります。より目を通してもらえる志望動機にするために、自分なりのエピソードを踏まえながら書いてみると良いでしょう。