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ANA CA志望者必見
ANA CA志望者必見

毎年、多くの女子学生が志願するANAのCA職ですが、2万通の中から選ばれるESの秘訣は何でしょうか。多くの方がESを提出するので、他の学生と内容がかぶってしまったり、差別化できないケースがたくさん見受けられます。今回は、2020年卒のESの設問の解説を通して、ESの書き方、求めている人物像を理解しましょう!

ANAのCA職の特徴

ANAのCA職は、他社とは違い、「挑戦する文化」が根付いています。1年目から国際線を担当するので、スピード感を感じながら成長することができます。また、スカイトラックス社(航空会社をランク付けする会社)から5スターという最高ランクの評価を7年連続受賞する日本初の航空会社なので、サービス面でも満足度が高いです。そのため、ANAのCAには、高度なサービスが求められます。Goodjobカードで仲間同士褒め合ったり、「自分以外は皆お客様」という考え方が根付いていることから、チームワークを大切にする文化もあります。

ES突破のコツ

他の学生との差別化を意識

ESを通過するコツの1つ目は、他の学生との差別化を意識するということです。何万人もの学生がESを提出しているので、人事の方に印象付けるためにも、他の学生との差別化を意識するべきです。では、他の学生と差別化するにはどのように書けばよいのでしょうか。他の学生との差別化をしたいからといって、何か特別な経験、優れた成績をおさめた経験を書く必要はありません。ESで面接官に印象付けるコツは、具体的に書くということです。カフェでの経験を書く学生はたくさんいると思いますが、カフェの名前を具体的に書いたり、そこでの経験は人それぞれなので経験を具体的に書くことで他の学生と差別化することができます。

面接官が想像しやすい内容にする

面接官が想像しやすい内容であれば、印象に残ることができます。面接官が想像しやすい内容にするためにも、提出する前に多くのOGの方などに見てもらい、内容がわかりやすいか見て確認してもらう必要があります。

面接官の立場を考えて書く

CA職は、相手の気持ちや立場に立って考えることが求められる仕事です。そのため、ESを書く際にも面接官が読みやすい内容を意識して書くと、面接官の立場を考えることができていると判断されるでしょう。筆者は、面接官が読みやすいESにするために、設問ごとに「」でタイトルを付けるなどして工夫していました。

2020年卒のES回答例

(1)あなたがANAの客室乗務職を志望する理由を記入してください(300字)

「チームスピリットを大切に」
私は、Goodjobカードで仲間同士褒め合ったり、「自分以外は皆お客様」という考えなどチームスピリットが浸透している文化に大変感銘を受けました。結婚式のアルバイトでは、自分が担当するテーブルのお客様にお食事を運び終わった後は周りを見渡して運び終わっていないテーブルを手伝うなど、常に仲間を意識しながらサービスして参りました。貴社でもチームワークを意識してサービスがしたいと思い、貴社を志望致しました。

(2)将来の姿について想像した時に、あなたは人としてどうありたいですか。※ANA客室乗務職としてのキャリアビジョンではなく、大切にしたい考え方や価値観を記入してください。(500字)

「相手の立場を考える」
10年間続けたバスケットボールでは、常にチームメイトの立場に立つことを重視して行動して参りました。新入生が入ってくるタイミングのときには、練習中1人になってしまっている子がいたら「一緒に練習しよう!」と声をかけたり、いつもと様子が違い何か困った様子の子には積極的に声をかけ、「何かあった?」と相談にのるようにしていました。これからも、相手の立場に立つこと、チームスピリットを大切に行動するように努めて参りたいです。

上記ESの解説

設問(1)の解説

1つ目の設問では、アルバイトの経験を他の学生との差別化として具体的に書きました。同じ結婚式のアルバイトをしている学生はたくさんいると思いますが、上記のように具体的にどのような行動をしたかは他の学生と被らないことが多く、また面接官も想像しやすい内容になるので印象に残ると言えます。志望動機を書いた後に、入社後どのように活躍したいか書くことで熱意も伝わる内容となります。文字数が300文字と少ないので、入社後どのように活躍するかは具体的に書くことができていないですが、もし文字数が多ければ具体的にどのように行動するか書くとより良くなるでしょう。

設問(2)の解説

2つ目の設問では、スポーツの経験を入れています。1つ目の設問の内容と自己PRの内容を変えることで面接官の聞きたい質問が増えるので、なるべく内容は変えた方が良いです。この内容もなるべく具体的に書くことによって、他の学生と差別化することができます。バスケットボールはやっている人が多いので、上記のように具体的に書くと面接官の印象に残るでしょう。筆者は、実際に声をかけた言葉などを「」で書くことで、面接官がその場面をイメージしやすくなるように工夫していました。

他の学生との差別化を意識してESを書きましょう!


ESは、面接官のことを考えて書き、面接官が想像しやすい内容にしましょう。分かりづらい経験を書いてしまうと、面接官は何万通ものESを読まなくてはならない関係で、読まれなくなってしまう可能性が高いです。他の学生との差別化を意識しながら、相手の立場に立って考えるようにしましょう!