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エントリーシートの字数制限が多いとつい冗長な言い回しをしてしまう。

短い字数にまとめたいのになかなか削れない。

 

こうした経験をしてしまう就活生は、言葉遣いや言葉選びに問題があるかもしれません。

落ちないESの書き方、そして日本語の使い方をマスターしてインターンや本選考を全勝しましょう。

 

字数との向き合い方

エントリーシート(ES)の設問項目には必ず字数制限があり、そのいずれも「○字以内」といったものがほとんどです。

スタンダードなものだと200字・400字・600字以内、たまに100字・800字以内の設問が見られます。

字数制限×0.85を目指そう


 

設けられた字数制限の85%以上は埋めることを念頭に置きましょう。

たとえば800字以内の設問であれば、680字以上の文章で回答できれば問題ありません。

 

ただし、後述の書き方に沿って中身が充実している680字が必要です。

志望動機の字数制限と意図


 

志望動機に限って言えば、その字数制限によって企業が就活生に求めるものが異なっています。

 

・200字程度
携わりたい仕事を端的に説明する

・300~500字程度
その理由を「自身の強み」で詳しく説明する

・600字~
その理由を「キッカケ」や「経験」、「企業と自身の結びつき」も交えて説明する

 

 

200字程度の限られた字数制限ならば、端的に自分が就きたい仕事やキャリアビジョン、それが貴社で実現できるという論拠を説明しましょう。

 

字数制限が増えてきたら、自分がそうしたキャリアビジョンを描くようになった自身の強みやアピールポイントを交えます。

もっと字数に余裕が出てきたら、数ある業界・企業・職種の中から志望を1つに絞った理由を論理的に伝えましょう。

 

長い言い回しで字数を漫然と埋めるのではなく、きちんと必要事項をクリアにすることで、読みやすいESになります。

 

伝わる日本語の使い方

結論ファースト


 

結論を一番最初に書くことで、文章の長短に関わらず読みやすい構成になります。

特に長い文章を書くときは、物語のように起承転結を意識してしまいがちです。

 

しかし、初めに結論を提示してから「起・承・転」を伝え、最後にもう一度「結」を主張することが大切です。

1文は60字以内にしよう


 

読みにくいESの特徴は、とにかく1文が長いことです。

字数制限が多いESだと、1文で100字以上書いてしまう学生もしばしばいます。

 

そこで、1文を60字、長くても65字以内に収めるように気をつけてみましょう。

読点を打ちすぎない


 

読点(とうてん)「、」を文中で適切に使うことも、読みやすい文章作りのポイントであり、字数を絞るテクニックでもあります。

 

読点はざっくり言うと、副詞句の後ろ、何かを並列するとき、係る形容詞を明らかにするときに用います。

ですから、そうしたとき以外は読点を使いすぎない、もしくは日本語の表現をまず改めるということもテクニックの1つです。

同じ表現を繰り返さない


 

「~と考える。」など、ついつい何度も繰り返し使ってしまう単語があります。

書いている分には問題なく感じますが、読み手からすると単調な印象を与えてしまいます。

 

類語などを巧みに用いて表現に彩りを加えましょう。

 

ESを添削してみよう

例:学生時代の取り組み(200字以内)


 

最後に、剣道部での活動をガクチカとして提出する就活生を例にとって添削をしてみましょう。

 

添削前

私の強みは、高みを目指す向上心と粘り強さです。高校時代、剣道部で全国大会出場という目標を達成できないまま引退したことで、大学の部活動でこの雪辱を果たしたいと考え、大学でも競技を継続することに決めました。入部当初から、個人での全国大会出場、および団体戦のメンバーに加わることを目標として活動し、部員と切磋琢磨しながら練習に励んだことで、3年生の時、その目標を達成しました。(183字)

 

表面的な問題として挙げられるのは、本日お伝えしたポイントの通りです。

 

・1文が冗長(もっと短くできる)

・読点が多い

・同じ表現が多い

 

内容をほとんど変えることなく、読みやすい文章に整えてみましょう。

 

添削後

私の強みは向上心と粘り強さです。高校の剣道部で全国大会出場という目標を達成できず引退したことが悔しく、大学でも競技を継続しました。個人での全国大会出場・団体戦のメンバー入りの双方を一貫として目標に掲げて日々部員と切磋琢磨したことで、3年次に達成しました。(134字)

 

内容はほぼ同じですが、日本語の使い方や表現を改めることで字数を49字減らすことができました。

また、読点を打ちすぎないことを心掛けてスマートな文章になりました。

 

これにより、「切磋琢磨した」部分をより詳細に語る字数の余裕ができ、中身が充実したESに一歩近づきました。

 

本当に必要な表現を使おう

日本語の使い方を改めることで、不要な表現が削ぎ落とされます。

 

面接とESの異なる点といえば、回答の字数こそ限られてはいますが、言葉を選ぶ時間は十分に与えられている点でしょう。

本当に大切なのは伝える内容よりもその伝え方です。

 

これを肝に銘じて、インターンや本選考の書類選考を乗り切りましょう。