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朝日新聞社での働き方・特徴
朝日新聞社での働き方・特徴

新聞業界発行部数ナンバー2で、平均年収ランキングでも上位に位置する朝日新聞社を耳にしたことはあるはずです。しかしインターネットの台頭で斜陽産業という印象があり、不確かなところが多いのではないでしょうか。そこで本記事では、朝日新聞社が行っている事業、募集している職種、選考内容などをご紹介します!

朝日新聞社はどのような会社か

朝日新聞社は新聞事業を中心に不動産事業や出版事業なども行っている企業です。「ともに考え、ともにつくる」という企業理念のもと、「豊かな暮らしに役立つ総合メディア企業」へと挑戦しています。ここでは、各事業の概要をお伝えします。

朝日新聞社が行っている事業

朝日新聞社は新聞のイメージが強いですが、時代にあわせて様々な事業を展開しています。ここでは朝日新聞社が行っている事業をご紹介します。

新聞事業

この記事では新聞事業とご紹介していますが、新聞事業は記者だけではなりたたず、実際には3つの職種に分かれています。取材を通して記事を書いたり、新聞のレイアウトを考える「記者職」、新聞に掲載する広告企業を探したり、販売店と連携し購読者を増やしたりする「ビジネス職」、社内の業務システムの管理・運用や新聞を活用したデジタル分野のアプリ開発を行う「技術部門」です。

不動産事業

新聞会社が不動産事業というのは違和感があるかもしれません。しかし朝日新聞社の利益は不動産事業の利益だけで約77%を占めています。2018年度の有価証券報告書によると、朝日新聞社の利益額は約89億円ですが、そのうちの68億円を新聞ではなく不動産で産出しています。つまり朝日新聞社の経営を支えているメイン事業なのです。事業内容は主にテナント貸しです。朝日新聞社は大阪本社である中之島フェスティバルタワーや有楽町センタービルなどを所有しており、好立地な建物を活用してテナント料で収益を上げています。

文化事業

文化事業はもしかすると知っている人も多いかもしれません。朝日新聞が行っている文化事業で有名なのが、夏の甲子園こと全国高校野球選手権大会があります。また展覧会・博物展、コンサートなどの文化事業にも積極的に企画・運営しています。最近では「ルーベンス展ーバロックの誕生」という美術展が開催されました。

その他事業

朝日新聞社は多くの子会社・関連会社があります。例えば、週刊朝日やAREAを発行する朝日新聞出版が行っている出版事業や新聞の特性を生かした折り込み広告事業を行う朝日オリコミなど多種多様な事業に進出しています。また新しいメディアのあり方を探る「メディアラボ」というベンチャー企業への投資や新規事業開発などを行う組織を作り上げ、新規事業にも積極的に挑戦している姿勢が伺えます。/p>

朝日新聞社で働く人

ここまで、朝日新聞社が行っている事業についてご紹介しました。次に、朝日新聞社で募集している職種と仕事内容、さらに朝日新聞社が求める人物像についてご紹介します。

募集している職種

朝日新聞社では記者部門、ビジネス部門、技術部門の3部門の新卒採用をしています。
記者部門では主に取材記者、映像(写真)記者、校閲記者に分かれています。記者部門は、どの記者を志望するのかで仕事内容が異なりますが、情報を取材し発信することが記者の仕事です。
ビジネス部門では販売、メディアビジネス、企画事業、デジタル、管理・財務の5職種あり、一括採用しています。それぞれの仕事内容は、販売店の経営課題を相談・解決していく販売、新聞やデジタルに広告を提案するメディアビジネス、イベントを展開する企画事業、デジタルコンテンツを考え抜くデジタル、組織の働き方を改革していく管理・財務です。技術部門ではAIなどの最新技術とメディアをどのように活用するかを考えたり、社内システムを構築・改善したりしています。

求める人材

続いて、朝日新聞社が求める人材についてご紹介します。朝日新聞社の企業理念として「ともに考え、ともにつくる」ことを挙げています。取材などは「個」で働くというイメージが強い中、仲間とともに働く協調力を求められているようです。また採用サイトでは「謙虚」という言葉が強調されています。謙虚で素直な人物も面接で重視されているかもしれません。

朝日新聞社の本選考

選考フローは職種ごとに異なります。記者部門では適性検査、書類選考を実施後、複数回の面接があります。また選考途中で小論文の試験や時事問題があります。ビジネス部門は適性検査、書類選考、面接が行われます。

気を付けるポイント

時事問題の対策をせずに臨むと揚げ足を取られるので、しっかり準備してから臨みましょう。

朝日新聞社を志望する就活生へ


朝日新聞社に対する理解は深まりましたか?新聞業界は斜陽産業と呼ばれ、将来が暗いという言葉をよく耳にします。しかし朝日新聞社は新聞と言う媒体にこだわらず、さまざまな事業に挑戦しています。「豊かな暮らしに役立つ総合メディア企業」に一緒に挑戦したい方は、実際に働いている方にOBOG訪問などを活用して、理解を深めてみてください。どのような会社なのか、どのような人がいるのかといったイメージが持ちやすくなります!