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長期インターンは就活に有利か?
長期インターンは就活に有利か?

長期インターンをご存知ですか?社会人になる前に企業に実際に入って働くことができるものです。筆者は大学生の間に5社の長期インターンを経験したので、今回は、筆者が実際に感じた長期インターンの利点をご紹介します!

長期インターンとは

長期インターンとは、実際に企業に入ってアルバイトのような形態で働くことです。長期は短期インターンとは違い、6ヵ月以上の期間で企業に入って働き、長い場合だと大学1年生の頃から4年生の最後まで働いている人もいます。給料は企業によって違いますが、アルバイトと同じ位の時給である場合や契約件数による歩合制の場合が多いです。

学生が長期インターンをする理由

学生が長期インターンをする理由は、就活に有利であるという理由や将来起業したいのでベンチャーでマーケティングを学びたいといった理由など様々です。何か特別な目的があって長期インターンをするのであれば、非常に有意義な時間となるでしょう。

企業が学生を雇う理由

学生を雇う理由は、企業によって違いますが、優秀な学生をインターンからそのまま採用したいという場合もあれば、社員の手が回らない仕事をやってもらいたいという理由もあります。企業によっては裁量を持って働かせてもらえる場合もありますが、事務作業である場合も多いです。自分がどのような業務をやりたいか考えてから、応募するようにしましょう。

長期インターンをして良かったこと

働くイメージがつく

長期インターンとして企業で働くことで、社会人になってからのイメージがつきます。多くの大学生はアルバイトを経験しますが、アルバイトでは経験できないような業務を沢山行うことができます。
例えば、広告業界でインターンをしていたときには、インフルエンサーと呼ばれるSNSで人気な方に商品を紹介することをお願いする業務を主に担当していたので、有名なインフルエンサーの方と会う機会があるなど、アルバイトではできないような経験をすることができました。

自分で考えて行動する力が身に付く

インターンは、実際に企業に入って働くため、指示を適宜もらうのではなく、自分にできることが何か探し、考えて行動することが大切です。インターンを始めたての頃は、社員の方に1から業務内容を教えていただき、業務をこなしていましたが、スピード感がある企業ではすぐに独り立ちをし、業務に1人であたることになります。

社会人と繋がりを持つことができる

会社に入ると、転職で会社に入った方もたくさんいるなど、仕事経験が長い方が多いのでためになるお話をたくさん聞くことができます。社会人との繋がりも増えるので、志望している企業の方を就活中に紹介してもらえるなどたくさんの利点があります。

どのような業界が合うか理解することができる

社会人になる前に、幾つかの企業のインターンシップを長い間行うことで、この業界はどのような点が良く、どのような点があまり良くないか理解することができます。筆者は、IT系の会社とテレビ局でSNS事業を行っていましたが、SNSのフォロワー数を増やすために施策を考えてやってみるという工程は楽しいと感じました。しかし、この業務の中で座ったまま仕事を長時間行うことはあまり楽しいとは思いませんでした。このように様々なインターンを行うことで、どのような業務が自分に合っていて、どのような業務が苦手でやりがいを感じないのか把握することができ、自己分析にも繋がります。

長期インターンは就活に有利か

長期インターンは就活に有利である場合もあります。他の学生はアルバイトやサークルの話をする中、長期インターンをやっていたという人はあまりおらず、その経験だけでも面接官の目を引くことができます。しかし、就活を通して実際に感じたことは、何をやったかではなく、どのようにやったかということが大事だということです。長期インターンをやっていたとしても就活であまり上手くいっていない人もたくさんいます。逆に、アルバイトの話をして大手企業の内定をたくさん獲得した人もいます。この違いは、何か問題が起こった際にどのように取り組んだかなどの過程の部分になります。長期インターンを始めた理由、そこで何を学び現在何に活かすことができているか、今後何に活かしていきたいかなどを深めることで面接官もより興味を持つ内容となるでしょう。

上記を踏まえたうえで長期インターンをするか考えましょう!

必ずしも長期インターンをすることが就活の成功に繋がるとはいえません。長期インターンをしたい目的を明確にし、どのように成長していきたいかよく熟考してから、インターンに応募するようにしましょう!