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優良企業の内定を獲得するうえでキーになってくるインターンシップ。

近年は「参加しないとやばい」と言われるほど就活のセクションになってきています。

ただ、人気インターンともなると倍率は数百倍にも上り、参加企業の選定、短期か長期か、選考対策、日程かぶり、その調整など、気を配らなければならないことばかりです。

①短期?長期?参加企業はどうやって決めるべきか

企業目線に立ったとき、インターンを開催する理由は大きく2つあります。

一つは「自社を知ってほしい」、一つは「優秀な学生と出会いたい」というもので、どちらも最終的には「自社の内定を承諾してもらう」という目的に向かっています。短期と長期は、「より多くの人に知ってもらう」と「より深く知ってもらう」という深度の違いなのです。

 

これは、学生側としても同じです。多くの企業に名前を知ってほしいなら短期を。企業からの認知を深めておきたいのであれば、長期を選択するべきでしょう。ただし、早々に参加するインターンを決め、エントリー数を絞ってしまうのは危険です。エントリーするのはノーリスクですし、「長期は大変そう…」と諦めてしまうのは非常にもったいないです。

 

②日程がかぶっても問題なし!日程調整はあとで考えよう

夏など各社のインターンが活発になる時期には、どうしても日程がかぶってしまいます。このとき、日程がかぶっていることも理由にエントリーを諦めてしまう必要はまったくありません。

 

理由は「思っているより選考には落ちる」「辞退しても本選考に影響はない」この2つです。先にエントリー数を絞ってしまうと保険が効かず、参加企業がゼロになってしまった先輩就活生は数多くいます。

 

とはいえ、「本選考での影響も怖いし、選考が進んだインターンを辞退するのは気が引ける…」と思われる方も多いでしょう。もちろん、当日無断欠席したり音信不通になってしまうような事があっては影響が無いと言い切れませんが、企業としても他社がいつどのようなインターンを実施しているかをある程度お互いに把握しています。

そして、優秀な学生であればある程、人気企業のインターン参加権を獲得することも理解しています。率直に理由を連絡すれば、まずマイナスに働くことはありません。むしろ、正しく立ち回れば厳しい選考を複数クリアした優秀な学生であると印象付けられるでしょう。

 

③インターン時点での就活の軸はどう作るべきか

2、3年生の時点では、まだ就活の軸らしい軸が定まりきっていない人もいるでしょう。「軸の決め方がわからない」と悩む人も少なくないはずです。

まず、就活の軸とは「社会人デビューをする上でこれだけは譲れないもの」です。これを明らかにするのには、とにかく大量の情報を取り入れてみることから始まります。質はそこまで問題では必要はありませんから、ミキワメの会社説明動画などを流し観するだけでも構いません。そうすると、自分の中で何故か気になる、心に残った企業がいくつか出てくるはずです。そのうえで、なぜそれら企業が気になったのか、その共通点を書き出してみましょう。この方法が最もシンプルな軸の作り方です。

 

ただ、「軸は変えてはいけない」とは思わないでください。長年ビジネスパーソンとして活躍していたとしても、時とともにその軸は変化していきます。

例えばいま学生として勉強している分野の知識や経験をそのまま生かせるような職業を選択したいと思っている方も、興味の範疇が変化していく中で軸が少しずつ変わっていくこともあるでしょう。大切なのは、学んできたことをそのまま反映させることではなく、「学ぶ」というその姿勢をその他の職能に活かしていくことです。

まとめ

インターンシップは、就職活動を成功に導くための重要なステップです。しかし、短期・長期インターンの選択や日程調整、就活の軸作りなど、悩むポイントも多いものです。

大切なのは、最初から完璧を求めるのではなく、幅広い選択肢を持ちながら柔軟に対応することです。短期インターンでは多くの企業と接点を持つことで視野を広げ、長期インターンでは深い理解を通じて自身の価値観を確認できます。また、日程が重なっても「まずエントリーしてから考える」姿勢がリスクを最小限に抑えるコツです。さらに、就活の軸は固定観念に縛られる必要はありません。

情報を収集し、自分が本当に大切にしたいポイントを見つける過程が成長につながります。インターンを通じて得られる経験や気づきを最大限活かし、次のステップへの準備を整えましょう。