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夏インターンのシーズンを終え、本格的に秋冬インターンのシーズンが始まっています。着々と時間が過ぎていく中で、インターンの段階から選考を通過できないと、本番の選考に不安を覚えることもあるでしょう。しかし、インターンに落ちることは悪いことばかりではありません。インターンに落ちなければ出会えなかった、新たな世界に出会えるチャンスでもあります。

インターン全落ちは別の世界を知るチャンス

インターンに全て落ちてしまうとショックな気持ちになってしまいますが、実は新たな可能性を見つけるチャンスでもあります。世の中には多種多様な仕事があり、今まで目を向けていなかった業界や職種を見てみることで、本当に自分がやりたいことが見つかるかもしれません。希望した会社にインターンで行けなかったときは、新たな可能性を見つけるチャンスをもらったと前向きに考えましょう。考え方を変えるだけで、見える景色も変わってきます。また、インターンはあくまで現時点では会社と縁がなかったということであり、「インターン不採用=本選考でも不採用」になるとは限りません。なぜ落ちてしまったのか原因をしっかりと分析し、本番ではしっかり結果を残せるよう準備を進めていきましょう。

インターンに参加しないのはリスクになる?

インターンに参加しないと選考に影響が出るのではないかと不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、インターンが選考の一部であると明言している一部の企業を除き、インターンに参加しないことが直接選考において不利に働くことはありません。ただし、インターンに参加すると、企業についてより多くの側面を知れるなど様々なメリットがあるので、そういった機会を得られないことをリスクに感じるのであれば、インターンへの不参加はリスクと言えるのかもしれません。

インターンに参加するメリット

では、インターンに参加すると、どのようなメリットを得られるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

内定につながることがある

一つ目のメリットは、インターンを通して内定をゲットできるチャンスがあるということです。インターンは基本的に選考とは関係なく行われますが、中には内定直結型のインターンを行っている企業もあります。インターンで結果を残すことで早期に内定を獲得できることもあり、余裕をもって今後の就職活動に臨むことができます。秋冬インターンは夏インターンに比べて開催時期が本選考に近く、内定直結型の可能性が高いと考えられます。

企業や業界のことを深く知れる

二つ目のメリットは、企業や業界に対する理解を深められることです。自宅で企業のWEBサイトや四季報を眺めているのと、直接インターンに参加して会社の雰囲気を感じるのとでは得られるものも変わってきます。直接社員の方と話すことで初めて知る情報もあるでしょうし、業務を体験してみることで仕事への理解も深まるでしょう。自分の目で直に企業や業界を見てみることで、今後の企業研究や業界研究も進めやすくなるでしょう。

ミスマッチを防止しやすい

三つ目のメリットは、企業とのミスマッチを防止しやすいことです。企業や業界に対する理解が甘いまま就職を決めてしまうと、入社後に「イメージと違った」と後悔することも少なくありません。インターンを通して実際に仕事を経験することで、入社前の段階でしっかりとイメージのズレを修正でき、「本当にこの企業が自分にあっているのか」適切に判断したうえで就職活動を進めていくことができます。また、たくさんの業界に触れて理解を深める中で本当は自分が何をやりたいのかが見えてくることもあり、自分にとって最良の選択を行いやすくなります。

インターンに落ちてしまう原因とは

インターンに落ちてしまうのには、必ず何かしらの原因があります。落ちた経験を無駄にせず本番の選考ではしっかり巻き返せるように、原因をしっかり理解しておきましょう。

人気企業ばかり受けている

人気企業は競争率が高く、インターンであっても通過するのは狭き門となっています。むしろ、インターンのほうが本選考よりも倍率が高いことがしばしば。そのため、人気企業ばかり受けていると、応募したインターンに全て落ちてしまうということも起こってしまうでしょう。

企業にマッチしていない

インターンに通過するには、企業への適正も大事になります。どれだけ高いスキルを持っていたとしても、自社には合わないと判断されてしまうと合格をつかむのは難しくなってしまいます。自己分析をしっかりと行い自分は何に適性があるのかしっかり把握するとともに、企業研究にも力を入れ、求める人物像を正しく理解したうえで選考に臨むことが大切です。

準備不足のまま選考を受けている

選考を受けるうえで、事前の準備はとても大切です。本番の選考と同じように、しっかりと時間をかけて自己分析や企業研究・筆記対策・面接対策を行っていないと、良い結果は得られないでしょう。上手く取り繕ったつもりでも、どれだけ本気で選考に挑んでいるかプロにはすぐに見抜かれてしまいます。力を出し切れないまま落とされてしまうことがないように、準備を整えて100%の力で選考に挑みましょう。

考え方で就職活動は変わる

希望したインターンに通らないのは残念なことですが、新たな世界を知るきっかけをもらったと前向きに捉えて就職活動に挑みましょう。世の中には多種多様な企業や業界があり、まだまだ知らない世界も多いはずです。少し視野を広げてみるだけで新たな出会いがたくさんあるので、インターン落ちを良いきっかけと捉えて、自分の才能が活かせる新たな場所を探してみてください。

YouTubeで動画も公開中

インターンに落ちた時の気持ちの切り替え方やインターンへ参加しないリスクについて、元P&Gジャパン採用/研修統括マネージャーのミキワメおじさんが詳しく解説している動画はYouTubeでも視聴できます。記事には載せきれなかった貴重な話も聞けるので、ぜひミキワメチャンネルもチェックしてみてください。

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