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インターン選考、通って満足?
インターン選考、通って満足?

インターンシップ選考を如何に通過するかだけに必死になる大学生のなんと多いこと。就活を勝ち抜く上でもっと重要なのは、そのインターン中に自身の魅力をアピールできる活躍を見せ、印象を残すことができるか。特に秋冬インターンは選考に直結する可能性が高いです!テーマや課題発表の「あるある」を取り上げながら、リーダーシップを発揮できる方法を考えていきましょう。

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インターンシップをやる意義

選考以上に大切な本編

重たいES(エントリーシート)課題やGD(グループディスカッション)、複数回の面接などを経てインターンシップの選考を通過しました!もちろん喜ばしいことですが、インターンシップの本編であるグループワークで存在感を出さなくては意味がありません。

とりあえず参加しておけば皆インターン参加者限定セミナーに呼ばれるから…と考えて惰性で参加していませんか?順位がつくワークなら1位を目指すべきですし、チーム内でも指揮を執ってリーダーシップを発揮したり、意見を積極的に出して議論を活発に動かす立ち回りを目指しましょう。

席に着いたらアイスブレイク

既に会話を回してる奴

インターンの会場に到着し座席に案内されると何やら既に楽しそうに自己紹介をしています。リーダーシップを握るのに必死で、自己紹介から合コン幹事の如く会話を回している就活生でしょう。リーダーシップを発揮するためにこうした就活生になれ!とは言いませんが、第一印象は重要です。

自己紹介から委縮してしまうと、3日間ないしは5日間意見が言いづらい雰囲気になってしまい、なかなか思うように発言が出来ず苦い思いをしてしまいます。まずは、ご自身が自分らしく発言できる環境作りから始めましょう。その中で、自分がグループの指揮を執ったほうがいいと感じたら指揮を執ればいいですし、意見を活発に出す立ち回りの方が良さそうだと感じたらそのサイドから議論を活性化させましょう。立ち回りは柔軟に、リーダーシップに固執しすぎて役割分担をめっちゃ意識しまくる奴にならないようにしましょう。

グループワークに妥協は付きもの

話を巻き戻したがる奴

肝心の課題内容ですが、取引先の企業に対して自社の製品を新プランで提供する、または新規事業を開拓するにふさわしい相手を選ぶなど、その企業の一社員になったつもりでロールプレイングするものが多く見られます。これは外部委託で課題を作っているためで、類似した課題が就活中に多く見られます。

そして、課題を進める上でよくあるのが、「コストを削減すると安全性が担保できない」「安全性を担保すると製品の質が下がる」といった三すくみ状態です。 何を優先すべきか、どこを切り詰めれば指定のコストに収まるか、どのオプションを選べばデメリットをカバーできるかといった議論で協調性を測るために何かが欠けざるを得ない状況をわざと作っています。
ただしこの状況で共通して言えるのは、「企業理念にヒントが隠されていること」と「顧客ファーストを心がけること」といったケースが非常に多いので、この2点を軸に課題に取り組むと良いでしょう。

そこで切り捨てたものに納得が行かなくても、例えご自身の考え方が正しいとしても、時間ギリギリになって議論を巻き戻したがる奴に協調性は見られません。同様に、自分の意見をとにかく通そうとチームメンバーを論破しにかかる学生も印象は良くありません。チームメンバーの意見を尊重したうえで双方の意見をすり合わせる意識を持ちましょう。

発表・質疑応答

何でも質問する奴

チームの中で存在感を出せていれば発表の立ち位置を任せてもらえるはずです。積極的に発表者に挑戦してみましょう。前述の通り、自分たちが何を優先して課題に取り組んだかを明確に伝えることが大切です。

発表が終わると各グループに対し質疑応答タイムが設けられます。
ここでも相手のあら探しをして論破しにかかる、何でも質問する奴が稀に見受けられますが、こうした姿勢が評価されるとは一概には言えません。もちろん質問をすれば人事部の目には止まります。ただし、そこで良い質問をすればの話です。誤字の指摘や飛躍しすぎた議論、揚げ足取りなど低レベルな質問で相手チームを困らせれば勝ちというわけでは全くありません。

たとえば、「○○を優先して取り組んだのはどうしてか。」とか「○○のオプションを選んだのは何故か。」といったチーム全体の思考回路を問うと互いのためでもあり参加者全員のためになる質問ではないでしょうか。とにかく手を挙げて目立とうとするのではなく、鋭い発言で人事に一目置かれるようになりましょう。全体の時間を割いてまで質問をさせてもらっているという立ち位置は常に意識しておくべきでしょう。

グループワークのその後

優秀な活躍は本選考まで武器になります

企業も善意だけでインターンシップを行っているわけではありません。優秀で志望度が高い学生を見きわめるために行っています。ですから、インターンでの活躍や成績は学生単位で評価され、本選考でも選考材料の一部になることが多いです。成績1位だった、特別セミナーに呼ばれたといった目に見えた成績・優遇だけがインターンではありません。

結果だけではなく自身がどれだけ活躍できたかという過程・プロセスこそ自身が振り返るときに大事なポイントになるはずです。企業側もそこを確かめるために数日間みっちりとプログラムを組んでいます。

インターン行って満足する奴になるな!

最後に、インターンの選考に通っただけで、数日間のインターンに参加しただけで満足してはいけません。本選考での成功に繋げるためには、自身の活躍を振り返って次のイベントに活かす試行錯誤の繰り返しが肝心です。本記事を参考に、自分に合った立ち回り方法を見つけ、インターンを有意義なものにしていきましょう。

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