総合商社の優遇ルート
総合商社の優遇ルート

採用人数が100~150人の総合商社において、優遇ルートで内定を獲得する人は半分近くいるとされています。つまり、「優遇ルートに乗るか乗らないか」は総合商社を志望するうえで超重要です。この記事では、それぞれの総合商社の優遇ルートをまとめ、内定獲得のために必要な考え方を分析していきます。

21卒の就活概観

経団連ルールが廃止された今、どの企業も学生の取り合いになることが予想されます。と言っても、選考フローを大幅に変えることは企業にとって負担が大きいので、通常の選考ルートは維持しつつ優遇ルートの枠を増やすことで対応するのではと筆者は考えています。その中でも総合商社に関しては併願する学生が多く、優遇ルートの存在が就活の鍵を握ることになるでしょう。

総合商社の優遇ルート

総合商社の採用人数は100~150人くらいです。その中で何人が優遇ルートで内定を獲得しているのでしょうか。インターンやOB訪問など様々なフェースから優遇ルートに乗る人がいるので、それぞれ分析してみましょう。

インターン

インターンに参加するとそこから優遇ルートに乗ることができます。具体的には一次面接免除・二次面接免除・グループディスカッション免除などの優遇があります。ただ、インターンに参加したからといって必ず優遇されるわけではないみたいです。しかも、このルートから外れてしまうと、通常選考から内定を獲得するのはかなり難しいとされています。優遇目当てでインターンに参加しようとしている人は要注意です。抜かりない準備をして臨むようにしましょう。

OB訪問・座談会

OB訪問からの優遇ルートも確かに存在します。この場合、社員から次のOB訪問の斡旋をしてもらった時はルートに乗りかけている可能性が高いです。同様に、座談会をはじめとして社員と直接交流できる場も気合いを入れて臨みましょう。企業側から接触を図っているときは、何かしらの評価とそこからの優遇ルートがあるとみて間違いないでしょう。

コミュニティー毎の優遇枠

部活動やゼミ、研究室などのコミュニティーには企業ごとの優遇枠があることがあります。「3人まで最終面接スタート」「全員グループディスカッション免除」など派手な優遇があります。そのコミュニティーと企業の信頼関係あっての優遇ルートですが、OB・OGの社員が多い企業には特にこの傾向が強いので確認してみて下さい。

7大総合商社の優遇ルートまとめ

7大商社に関して、それぞれの優遇ルートの特徴を内定者の声をもとに分析していきます。

三菱商事

残念ながら、三菱商事の優遇ルートは聞いたことがありません。海外での採用活動を除いて早期選考は行っていないみたいです。一次面接・二次面接・最終面接と通常ルートでしっかり評価されるようにしましょう。それぞれの面接ごとに100点満点で点数がついていて、合計で一定の点数を上回れば内定というシステムになっているようです。

伊藤忠商事

伊藤忠商事はインターンルートがメインです。参加者の半分近くが優遇ルートに乗り、結局全体の2割程度が内定を獲得したようです。ただ、最終面接スタートもあれば、一次面接・グループディスカッションの免除などもあり、その選考フローは多岐にわたるようです。

加えて、部活動に所属している人はコネがあるかどうか先輩に聞いてみて下さい。5月に最終面接を行い6月1日に握手などのパターンも少なくないです。

三井物産

三井物産はインターンルートは少ないようです。ただ、体育会を対象とした特殊なルートが存在します。斡旋されたOB訪問や限定座談会で高い評価をもらうと、最終面接からのスタートとなることがあります。しかし、優遇ルートに乗ったとしても最終面接で落とされることは多いので万全の準備をして臨みましょう。

住友商事

残念ながら、住友商事の優遇ルートは聞いたことがありません。一次面接・二次面接・三次面接・最終面接と通常ルートで内定を獲得するほか無さそうです。志望する方は面接ごとにしっかり対策するようにしましょう。

丸紅

丸紅はインターンに参加すると全員人事面談に参加できるようです。そこから最終面接に進んで内定を獲得する学生は、参加者全体の3割くらいだそうです。

加えて、OB訪問ルートの存在が大きいです。丸紅には社員を「若手・中堅・ベテランの3人」で1つのファミリーを作るトライアングル制度というものがあります。OB訪問での評価が高いと、その社員のファミリーにOB訪問を斡旋してくれるシステムとなっています。そこで評価が高いと人事面談に呼ばれ、場合によっては即最終面接ということもあります。この優遇ルートは座談会にもあるようです。

双日

双日の優遇ルートは「最終面接スタート」です。インターンルートには参加者の半分以上が乗るとされています。

加えて、国公立大学には「大学別の模擬面接・模擬グループディスカッション」というイベントがあり、これは事実上の早期選考とみていいでしょう。このイベントに2回参加したうえで社員との食事会に呼ばれると最終面接で意思確認の可能性が高いです。積極的にイベントに参加するようにしましょう。

豊田通商

インターン参加者のほとんどが人事面談に呼ばれ、そこから様々な優遇ルートに分かれるようです。ただ、途中で落選する人も多いので要注意です。双日と同じように模擬面接などのイベントから優遇ルートに乗る人も多いので、イベントは欠かさずチェックするようにしましょう。

総合商社に内定するために

総合商社はその倍率が200~300倍ともされています。高倍率の中で内定を獲得するために「優遇ルート」の存在は無視できません。優遇ルートに乗る機会をみすみす逃さないためにも、情報収集は欠かさず行うようにしましょう!