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ぼっち就活のすすめ
ぼっち就活のすすめ

就活では情報収集が大事であることから「就活は団体戦」と例えられることがありますが、間違った捉え方をしている学生がかなり多いです。何でもかんでも情報を集めれば良いわけではありません。この記事では、1人で就活をすることのメリットを紹介し、多くの情報がありふれている現代でも正しい就活をするために欠かせない考え方を考察していきます。読み終えたころには強靭なメンタルを手にしていることでしょう!

ぼっち就活とは

ぼっち就活とは、その名の通り1人で就活をすることです。ネガティブな印象があるかもしれませんが、決してそんなことはありません。筆者もその一人でしたが、総合デベロッパー・広告代理店に内定を頂くことができました。細かく考察していきます。

ぼっち就活の強み

改めて就活の目的・内容を定義したうえで、ぼっち就活の強みをご紹介します。

就活は個人戦

就活の目的は志望企業から内定をもらうことです。当たり前ですが、企業は学生個人に内定を出します。「このグループ全員に内定をあげます!」なんてことは滅多にないでしょう。就活は団体戦ではなく個人戦です。自分のために就活をするなら最も効率が良いのが、ぼっち就活です。

周囲に流されない

就活は企業と学生のマッチングです。本来なら自分ー企業という構図なのですが、友人と就活をしていると自分ー友人という比較にすり替わることがあります。後述しますが「周囲の意見=自分の意見」になってしまう学生が多いです。周囲に流されてしまうと本来の目的を見失ってしまうリスクがありますが、ぼっちには一切関係ありません。

ぼっち就活をする上で大事なこと

ぼっち就活は、ぶれないメンタルが大事です。徹底してPDCAを回し続けることが大事になってくるのですが、詳しくご紹介します。

目標を明確に

まずは就活のゴールを決めましょう。内定をもらいたい企業を明確に設定しましょう。あなたが就活をする最大の理由がその目標にあります。自己分析に始まりどんな社会人になりたいかまでよく考えて決めましょう。

計画を立てる

目標が決まったらどうやってその企業から内定をもらうかを考えましょう。応募職種や選考フローはもちろん、どんな人材を求めているのかも必要な情報です。ネットの情報だけでなく説明会やOB訪問なども活用してしっかりと調べたうえで、内定獲得までの計画を立てましょう。

常に実行・修正あるのみ

計画まで立てたら、あとは実行するだけです。とにかく場数を踏みましょう。そんな中で計画通りにいかないこともあると思います。そんな時には修正が欠かせませんが、自分なりの修正で全く問題ありません。決して就活の型にはめる必要は無いので、悪かったことと良かったことを整理して自分の就活スタイルを磨き上げていきましょう。

友人と就活をした時の悲劇

では、友人と就活をしていたP君に起こった悲劇をご紹介します。

面接練習の不合理さ

本選考が近づいてきたP君は、友人同士で集まって就活の準備をするようになりました。エントリーシートを見せあい、本番と同様の形式で模擬面接を行っていました。しかし、いざ本選考が始まると経験のない緊張感がP君を襲ってきました。そのうえに、練習とは異なる切り口での質問に焦るばかり。模擬面接といっても相手は学生、ほとんど実践経験になっていなかったのです。やはり雰囲気的にも本番の面接が一番いい経験になります。友人同士で面接練習をするくらいなら、企業の面接に参加しましょう。レクミーでも本番さながらの雰囲気で模擬面接を行っているので是非活用してください!

価値観がぶれてしまう

P君の友人であるU君は就活の軸として年収や複利厚生を大事にしていて、大企業志向がかなり強かったです。対してP君は就活の軸として裁量権を大事にしていましたが、U君に「大企業に行くのが安泰」と言われるうちに自分の考えが正しいのか分からなくなってしまいました。このような場面はかなり多いように思えます。前述にもありますが自分の価値観が最も大事です。友人の意見は何も関係ありません。周囲に流されるだけ時間の無駄です!

周囲が続々と内定獲得…

友人のU君が、第一志望企業から一足早く内定をもらいました。志望企業の選考フローが遅く焦るP君を尻目に、U君は内定者懇親会や海外旅行で楽しそうな毎日。SNSでも内定獲得の報告をする友人が増えてくるにつれて、P君は「自分だけ内定をもらっていない」と劣等感を感じるように。このように志望企業の内定を目指す自分周囲に遅れを取っている自分にすり替わってしまう学生は多いです。まずは当初の目標にこだわりましょう。

周囲に流されないための考え方

ぼっち就活を勧めるような記事を書いてきましたが、本質はそこにはありません。くどいようですが志望企業の内定をもらうことを最優先に考えましょう。他人の就活状況は自分には全く関係ありません。誰かと一緒に就活をする場合であっても、自分の目標さえ意識し続ければきっと満足いく就活になります。強い意志を持って、就活に臨みましょう!