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就活掲示板の正しい使い方
就活掲示板の正しい使い方

就活期についつい見てしまう就活掲示板。選考に関する情報を求めて多くの就活生が掲示板を利用しています。しかし、その実態は情報交換というよりも「デマ情報の氾濫」なんてことも。多くの情報が行きかうなか、何を信じればいいのか分からない方も多いと思います。この記事では、就活掲示板の正しい使い方、もっと正確な情報収集方法について徹底的に分析します!

そもそも就活掲示板とは

コミュニティを限定した掲示板や会員制の掲示板もありますが、そもそも就活掲示板とは何を目的としたサイトなのでしょうか。考察していきましょう。

目的は情報交換

ほとんどの掲示板は「就活生同士の自由な情報交換の場」であることが多いです。志望動機から本選考の情報まで、就活に関する幅広い情報が多く発信されています。就活生同士で交流することで、知りたい情報をより知れる機会が多いと言えます。

匿名掲示板

もう一つの特徴として匿名性があることがあげられます。これによって誰でも掲示板を使いやすくなり、より多くの情報が集まります。一方で、匿名をいいことに好き勝手にデマ情報を流す人がいるのもまた事実です。

就活掲示板のデメリット

では、就活掲示板を使う上でのデメリットをご紹介します。

デマ情報が多い

就活掲示板には何といっても「デマ情報」が付きまといます。筆者が見かけた例では企業の一次面接前に「一次面接だと思っていたらグルディスでびっくり。絶対落ちたわ。」などといった書き込みがありました。実際は一次面接だったので事無きを得たのですが、この情報に惑わされた人もいたのではないでしょうか。このようにデマを流す人がいるので、何でも鵜呑みにしないようにしましょう。

メンタルが削られる

就活が上手くいっている人は基本的に掲示板を利用していないと思っておいた方が自分のためです。ネガティブな情報が氾濫しているのでメンタルが強い人だけ利用するようにしましょう。

時間がもったいない

掲示板を利用していた筆者は、就活掲示板が気になりすぎて30分に1回更新してしまうなんてこともありました。選考が近くなってくるとついつい張り付いてしまうのが就活掲示板です。見すぎないように、ほどほどに使うようにしましょう。

人事は見ている

筆者が総合商社の人事の方と話したときに「就活掲示板とか見ているからな。悪口書いたらダメだよ。」と冗談交じりに言われたことがあります。「もう内定出ているとか掲示板で言われていたけど、海外選考のことだからね。国内ではまだ一人も内定出していないから安心してね。」と言われたこともあるので、企業も就活掲示板をチェックしていると言えるでしょう。自分が不利になるような発言は控えるようにしましょう。

就活掲示板のメリット

デメリットばかりご紹介してきましたが、就活掲示板を使うメリットは何でしょうか。

気軽に質問できる

誰でも使うことができるので、聞きたいことをいつでも質問できます。面接の形式や服装指定についてなど、不安とともに気になることが増えていくのが就活です。些細なことでもすぐに聞けるのは大きなメリットと言えるでしょう。

本当の情報もある

就活掲示板は「デマ情報の温床」などとも言われることがありますが、本当の情報も多く発信されています。筆者の場合「今年の選考フローでは一次面接のあとに小論文が追加された」などの情報を目にしていたことで、実際に小論文が行われた時に焦らずに済みました。

気休めになる

就活が嫌になる時期もあるでしょう。色々な社会人と話して気疲れすることも多いです。そんな時に同じような境遇の就活生と交流することで気が楽になる方もいるでしょう。筆者は第一志望の企業にサイレントされているときに、同じような境遇の学生のポエムを見たことで元気が湧いてきました。

正しい使い方

では、就活掲示板を有益に活用するためにはどうすればよいのでしょうか。デマ情報の見抜き方などご紹介します。

デマ情報の見抜き方

やはり掲示板によくあるものが「デマ情報」ですね。面接情報や選考の合格通知方法など、就活生が気になる情報の真偽を見抜くために必要なものは何でしょうか。端的に言うとありません!何よりも大事なのは「信じない心」です。そもそも匿名掲示板であるということを頭の片隅に置いておきましょう。何事も信じすぎず「ふーん」程度に読みましょう。

暇つぶしに使う

上記のようにデマ情報の見抜き方はありません。情報の信憑性が分からない以上、就活掲示板は気休め程度に使うようにしましょう。面接の体験談や感想などを読むのは思ったより面白いですよ。

掲示板以外のツール

掲示板が情報収集の場としては不安定だと分かったところで、掲示板以外の情報収集のツールをご紹介していきます。

周囲の友人に聞く

信頼がおける情報のひとつに「友人のクチコミ」があります。同じ企業の選考を受けている友人を探すのが手っ取り早いです。就活をしている友人に「〇〇の選考情報知ってる?」と一言聞いてみましょう。

内定者・社員に聞く

次に信頼できるのが内定者やその企業の社員さんです。採用のお手伝いをしている社員さんは結構多いので、仲良くなった方に選考情報などを聞いてみるのも手です。内定者であれば、より学生に近い立場で話をしてくれるでしょう。ここで気をつけないといけないのが「相手が企業側の人」ということです。どんなことでも選考に関わっているんだという心構えで、がっつきすぎないようにしましょう。

知り合いがいない人はどうする?

では、就活をしている友人が周りにいないとき、内定者やOB訪問のツテがないときはどうすればよいでしょうか。考察していきます。

マッチングサービスを使う

まずは、企業と学生をつなぐマッチングサービスを使いましょう。社員に登録するように勧めている企業も多く、ツテが無い学生でも企業との接触は可能です。逆求人サイトのようなハードルが高いものではなく、OB訪問アプリなどの比較的使いやすいものから始めてみましょう。

大学のコミュニティを活用する

意外と使いこなせていない学生が多いのが大学のコミュニティです。サークルや部活ではなく、学生支援課などの就活コミュニティのことです。OB名簿や内定者名簿など置いてある大学が多く、ここからOB訪問に繋げることも可能です。同じ大学ということもありOB訪問を快諾してもらえることが比較的多く、筆者も大学のOB名簿からお世話になった社員さんにES添削から面接対策までやっていただいた経験があります。大学に用事があるときにぜひ一度調べてみて下さい。

就活イベントで知り合いを作る

知り合いのツテがないときの最終奥義が「知り合いを作る」ことです。合同説明会で席が隣になった人や、面接の待合室で同じ人、グループディスカッションで同じ班になった人など積極的に話しかけてみましょう。同じ境遇の仲間と情報交換することで、より欲しい情報が手に入りますよ。

レクミーを活用する

就活掲示板とは違いますが、レクミーでは先輩座談会や就活相談といったリアルな交流を軸にイベントや交流会を開催しています。掲示板と違い人と人とが顔を合わせて話せるので情報に惑わされることもなく安心して就活を進められます。掲示板だけの情報では心配な方は是非使ってみてください。

就活掲示板ではなく周囲のコミュニティやサービスを活用しよう

就活掲示板は使い方によっては、デマ情報に踊らされて時間の無駄になってしまうことも。掲示板の情報を全面的に信用するのではなく、あくまでも気休め程度に使うようにしましょう。より良い情報収集をするためには、匿名の就活生ではなく知り合いの話を聞くのが一番です。様々なコミュニティを積極的に活用して、情報強者として就活無双しましょう!