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秋・冬スターター向け直前対策
秋・冬スターター向け直前対策

就活の早期化が進む今、秋・冬から就職活動を始めるなら、ぜひ効率的に対策を進めていきたいですよね。今回は「直前にこれさえやっておけば大丈夫!」という最低限の選考対策をまとめました。筆記試験やエントリーシート、面接のそれぞれの場面で直前の過ごし方を紹介します。

迫る本選考対策

秋から就職活動を始めた皆さんは案外情報整理にかけられる時間が少なく、無駄な時間を割くことができない事実が身にしみているのではないでしょうか。就活の早期化で、秋からでも多くの企業で本選考がスタートしています。限りある短い時間の中でどのように効果的な対策をすべきかご紹介します。

筆記・web試験対策

まず、選考を受ける企業の試験形式について必ず確認しましょう。就活情報サイトなどから情報をゲット出来ます。そのうえでそれぞれの試験のポイントを押さえて試験に臨みましょう。

筆記試験

筆記試験の形式としてはSPI の筆記タイプや小論文などを書く試験があります。SPI試験は言語・非言語の問題で構成されており、web版と内容形式が重複しやすいです。そのためSPIの対策を優先して行うのが効率的でしょう。特に非言語の四則逆算や資料読み取り問題は直前に少し慣れておくことでミスなくポイントを稼ぐことが出来るので必ずチェックしましょう。
一方で、小論文などを書く試験形式の場合、選考企業で出されやすいテーマのリサーチを行うことと、実際の試験では結論を最優先に決定し、記述することを意識しましょう。

web試験

webテストは形式が様々ですが、パソコンの使い方やOSがwebテストで使用できるかなどを必ず確認しておく必要があります。Windowsであれば使用できないことはほとんどないので出来ればWindowsを使用しましょう。
自分のパソコンがない人や自分のパソコンが使用できるか不安な人も学校のパソコンであればwebテストに対応できないバージョンのものはほぼないので困った時には学校のパソコンを使いましょう。
webテストも様々な種類がありますが、オリジナルテストを使用している企業ばかりではなく、SPIのウェブ版、玉手箱、CAB、TG-webなどの試験を活用している企業も多くあるので対策が可能です。SPI、玉手箱は特に素早く計算問題をミスなく答える必要があり、電卓を上手に使いこなすことができればある程度のポイントはゲット出来るので一度確認しておきましょう。加えて、推論問題などもwebサイト上にシュミレーション問題があるので一度経験しておけば対応できるでしょう。

エントリーシート対策

エントリーシートは1社書くごとに保存しテンプレとして活用していきましょう。文章の方を作り、穴埋め形式にしておくと、業界が異なる企業でもそれぞれすぐに書き埋めて提出することが可能です。
主に、【志望動機】【自分の強み・弱み・自己PR】【学生時代に頑張ったこと】の3項目について考えておけば後は芋づる式に考えて書き埋めることが可能です。良いESのポイントとしては、面接で自分のESを元に質問される際に、自分が主張したいことや面接官に与えたい印象、イメージを結びつける内容について詳しく書きすぎず、面接時に質問してもらうことで詳しく話せるようにすることです。

面接対策

直前の面接対策では、面接練習をする時間をあまり取ることが出来ない可能性があります。その場合に重要なのはイメトレです。必ず面接で聞かれるESの内容について強調したいポイントを押さえて話すイメージをしましょう。また、筆者の経験では面接で想定出来ない内容の質問が飛んでくる場合に対応出来る特効薬は企業に対する理解なので企業研究が出来ると良いでしょう。

最終チェックは企業研究

上記のようにそれぞれの場面でポイントを押さえて対策することで短期でも上手く切り抜けることが出来ますが、人よりも抜きん出て内定を獲得するには企業研究が最も重要です。厚みのある企業理解をするために必ずチェックするポイントを参考にしてください

基本情報

誰でも調べる企業の基本情報ですが、必ず解釈が必要です。従業者数や資本金、グループ会社を調べる際に、その数値について他社との比較や業界内での基準に対してどのような状態であるかという点にフォーカスして読み取ります。加えて、企業の沿革とスローガンも必ず確認しましょう。ルーツを辿ることで企業の体質や風土を想像することも出来ますし、組織活動の基本は企業の理念や目的に沿って行われるため面接中の面接官の発言の意図なども想像が付きやすい場合があります。実際、筆者の経験ではこの点さえ理解しておけば選考時に価値観をリンクさせて会話を弾ませやすく、親近感を感じて好印象を得ることができました。

ビジネスモデル

基本情報の他に調べておくと良いことはビジネスモデルです.。ビジネスモデルを調べることによって利益がどのような流れでその企業に入っているのかということを知ることができます。どの企業も理念や目的に沿って行動しますが、その活動に欠かせないのは利益を捻出できるかどうかなのでその点について企業のやり方を正しく理解する必要があります。これを理解すれば、無理のない利益の捻出方法か、ステークホルダーとなる他企業、他業界はどのようなものがあるのか、ということを体系的に理解することができます。深く企業を理解していることをアピールしやすいのでぜひ調べましょう。

企業の強み

上記のビジネスモデルや同じ業界の競合他者を知り、他者との違いのうち、その業界の中で、自分からみて魅力に感じられる点が強みです。必ず他社より優れた点を探し、その魅力について理解しておきましょう。

短期決戦の要は企業研究にあり

就活は情報収集と時間の効率活用が結果を左右すると言っても過言ではありません。ぜひ、上記のアドバイスを参考に効率的に他の就活生よりも抜きん出た作戦を立てて活動していきましょう。