ページ上部バナー
話し方で意識すべき4つのポイント
話し方で意識すべき4つのポイント

インターンシップや選考の過程で、いつかは挑戦しなければならないプレゼンテーション。自信がなく、チームメイトにいつも発表を任せていませんか?いざプレゼンをしても、思ったより反応が返ってこず、落ち込んだ就活生もいるかと思います。面接が質疑応答形式ではなく、プレゼン形式の企業もあり、逃れることはできません。今回はそんなプレゼンに自信がないあなたに、話し方で意識すべきポイントを4つ紹介していきます。

人事から評価されるプレゼンとは

そもそも人事はどのような点に着目して、プレゼンを評価しているのでしょうか。ここを理解していないと、自分ではうまくいったつもりでも、選考は通過できないという状況に陥ってしまいます。まず、人事が評価するプレゼンとは何か理解していきましょう。

「お題に」答えている

「お題に」適切に答えていないと高評価はもらえません。当然のことではないかと思われがちですが、意外とできていないことが多いのです。
例えば、複数人でグループディスカッションをしたあとでの発表だと、グループディスカッション中に様々な意見が出たり、話が脱線することはよくあります。そのため、話し合いに夢中になるあまり、そもそも何に答えないといけないのかが抜け落ちてしまうのです。お題に答えるというゴールを強く意識するように努めましょう。

「分かりやすい」プレゼン

「分かりやすい」プレゼンをすると、当然ですが人事から評価されます。それでは、「分かりやすい」プレゼンとは一体どんなものでしょうか。
・聞き手の立場に立って話している
・結論とそれに至る過程が明確
以上の2つを満たしていると、「分かりやすい」プレゼンだということができます。
まず、聞き手の立場に立つことを強く意識しましょう。聞き手はどこに注目して話を聞けばいいのか、明示されて初めて話の内容を理解できます。そのため、これから何を話すのか、その都度提示することは意識していきましょう。
また、結論が明確であることだけでなく、結論に至る過程が飛躍しておらず、論理的だと分かりやすいものになります。そのため、発表を準備する段階で、一つ一つの過程に論理の飛躍がないか確認すると良いです。

プレゼンの話し方ー4つのポイント

人事部が評価するプレゼンを紹介しましたが、高評価を得るためには、どのような点に気を付けて話せばよいのでしょうか。

結論ファースト

聞き手にどういった話をするのか提示することで、聞き手側もどこに注意して聞けばいいのか分かりやすくなります。逆に言えば、結論を先に言わずに過程から話してしまうと、聞き手はどうしても漫然と話を聞くほかなく、論理的に結論を導きだしていたとしても、「分かりにくい」発表になりがちです。
特に質疑応答の際は、質問に一言で答えるということを意識してください。ついつい時間稼ぎのために、取り敢えず話し始める人が多いですが、その話し方だと要領を得ない解答になってしまいます。とっさに答えがでない際には、取り敢えず答えるのではなく、「◯◯について答えてほしいという理解でいいでしょうか」「◯◯について、質問をいただきましたが」など、質問を繰り返して時間を稼ぎましょう。

一文一文を短く

発表する際に、一文一文が長くなっていませんか。一文が長いと、結局何が言いたいのかわからない、話しているうちに主語と述語があべこべになる、話が本題からズレるという結果になりがちです。
「理由は3つありまして・・・」→「理由は3つあります。一つ目が・・・です。」などのように文章はできるだけ、短いものにしましょう。

間をとって話す

プレゼンは時間制限が設定されていることが多いため、焦るあまり怒涛のように話してしまいがちです。ですが、「間」がない話し方だと聞き手にとって分かりにくい話し方になってしまいます。句読点がある場合には、それを意識して話すだけでも、間ができて聞きやすい発表になるため、実践してみて下さい。
また、話の途中に沈黙の時間ができてしまうと不安になりがちですが、数秒程度の沈黙であれば不自然ではありません。そのため、焦るあまり、「えー」や「あー」を連発してしまいがちな人はあえて数秒沈黙してしまった方が、落ち着きのあるプレゼンになるので、挑戦してみてください。

アイコンタクトを取ることを意識

プレゼンと面接の違いは、資料の有無にあるでしょう。プレゼンではパワポや紙の資料を使っての発表が一般的です。ですが、手元に資料があると、無意識のうちにそちらに目線を向けてしまいがちです。聞き手と目を合わさずに話を進めてしまうと、自信がない印象を与えます。そのため、プレゼンでは意識してアイコンタクトを取るようにしましょう。

プレゼンを制して、高評価を目指す!

インターンの最終日、面接などプレゼンは就活の勝負所で設けられることがほとんどです。その分、緊張して失敗してしまう就活生も多くいます。ですが、この4つのコツを意識するだけでも、聞き手にとって分かりやすい発表にできるため、ぜひ意識して本番に臨んでください!