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業種別取得しておきたい資格一覧
業種別取得しておきたい資格一覧

就職活動に資格が有利になるという話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?ある業界によっては、資格を取得していることが前提である場合もあります。そこで今回は、就職活動において、取得しているとアピール出来る資格に関してご紹介します。

なぜ資格があると有利になるのか

業界によっては、資格を取得しておいた方が選考に有利になる場合があります。ある程度の学力を示すことが出来たり、志望業界に関する資格であれば業界理解を示すことも出来ます。熱意を示すことにも繋がるので、取得しておくと良いでしょう。
下記、志望業界別にどのような資格を取得しておくべきかご紹介します。

業界・業種別!取得しておきたい資格一覧

商社

①TOEIC(900点程)→商社は海外での取引先が多く、電話やメールは英語でやり取りすることがメジャーです。商社を目指している人も圧倒的に帰国子女が多く、英語が出来て当たり前と言う世界なので、TOEICは800点以上あると良いでしょう。
②日商簿記検定→簿記検定とは、企業の日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする試験です。商社の業務内容はトレーディングと事業投資が主となり、事業投資部門では特に投資先企業の決算内容を確認したり、業績状況をチェックすることが特に多くなります。ある程度会計の知識が必要となりますので、簿記検定を持っていて損はないでしょう。

金融業界

①日商簿記検定→金融業界では、取引先の財務諸表を読み込んだり、経理や財務の担当者とコミュニケーションしたりする上で簿記検定の知識はあった方が良いでしょう。
②FP(ファイナンシャルプランナー)2級→FPとは、人のライフプラン、目標を叶えるために経済的側面から実現に導くために必要な知識を学ぶ試験になります。預金や融資の話のみならず保険や投資信託、相続、税金など顧客に提案する際に一定の知識が必要とされるので、取得しておくと入社してからも役に立つでしょう。

IT業界

MOS→MOSとは、Word、Excel、PowerPointなどスキルを客観的に証明してくれる資格になります。IT業界では、パソコンの知識が必須であり、最低限使用することが出来ることが前提条件のようなものとなります。

不動産

宅建→宅建の試験は、「権利関係」「法令上の制限」「宅建業法」「税金その他」から構成される問題となります。不動産業界で働くにおいて、前提とされる知識であり、就職活動の際に取得していなかったとしても、入社後必須となりますので、不動産業界が第1志望という方は取得しておいて損はないでしょう。

航空業界

TOEIC→航空業界は、海外との接点が多いため、英語を社内で使用する機会も多くなります。TOEICの点数はある程度のレベルを取得していることが求められるでしょう。

接客業

①秘書技能検定→秘書技能検定は、一般教養や社会人として必要なマナー、敬語など様々な社会人として必要なスキルを学ぶことが出来ます。
②サービス接遇検定→サービス接遇検定は、サービスに対する心構えや応対の技術を学ぶ検定です。言葉遣いや立ち居振る舞い等を学ぶことが出来るので、接客業を志望する人におすすめな検定になります。
③赤十字救急法救急員→講習では、手当の基本や人工呼吸、心臓マッサージなどを実践的に学ぶことが出来、接客業を志望する人は取得しておいて損はない資格であるでしょう。2日間朝から夕方まで講習があり、その中での筆記試験と実技試験に合格することが出来れば、資格取得という形になります。

資格取得でよりアピールするには?

資格を取得した理由を伝える

資格を取得した理由を伝えることで、自分の興味・関心を合わせてアピールすることが出来ます。過去の経験から一貫性を持って話をすることでなぜ資格取得に至ったか面接官も納得することが出来るでしょう。

学チカに繋げて話をする

学生時代に力を入れたことに関わるような資格であれば、資格を取得してこのようなことに活かしたということを説明出来ます。面接官は資格を取得したこと自体に興味があるのではなく、資格を取得した過程の方を重要視してみているので学生時代に力を入れたことを資格取得に繋げてアピールしましょう。

履歴書に資格を記載する際の注意点

有効期限があるもの

TOEIC→点数を取得してから2年間が有効期限です。2年を過ぎてしまうと、履歴書に記載することが出来なくなってしまうので、定期的に受検するようにしましょう。

一定の基準を満たしていると記載可能

①TOEIC→資格の欄に書くことが出来る点数は、600点以上です。資格の欄に記入するためにも600点以上は取得しましょう。
②日商簿記検定→履歴書に記載することが出来るのは、2級以上になります。3級では記載することが出来ないので、2級以上をとることが出来るように努めましょう。
③FP→ファイナンシャルプランナーの資格も、履歴書に記載することが出来るのは2級以上になります。3級は難易度が低いので、2級以上の記載となっています。
④秘書技能検定→履歴書に記載することが出来るのは、準1級以上です。理由としては、3級、2級は筆記試験のみで易しい試験となっているのに対し、準1級以上は面接と筆記試験が課せられ、難しい試験となっているからです。

資格を取得して就職活動をより有利に進めましょう!

就職活動に関して時間に余裕がある方は、興味がある業界の資格を取得しておくことも視野に入れましょう。資格を取得しておくことはその業界知識が深まることにも繋がるので、業界研究のためにも資格を学ぶことは大切です。
資格を取得したこと自体をアピールするのではなく、取得した目的、過程などを面接の場で説明できるように準備しましょう。