就職活動で最初に突破しなければならない関門が、エントリーシート(ES)です。
「どうアピールすれば良いのか分からない」と悩む就活生は少なくありません。
この記事では、面接官が「ぜひ会って話を聞きたい」と思うような、効果的なエントリーシートの書き方を具体的に解説します。
面接官が読みやすいESの基本
数字を効果的に使う
エントリーシートでは、具体的なエピソードが必須です。数字を盛り込むことで、面接官があなたの活動をイメージしやすくなります。
例えば、サークルの代表としての活動を書く場合、以下のような情報を含めましょう。
・サークルの所属人数
・代表を務めた期間
・活動頻度(週に何回など)
・成果を示す数値(参加率の変化、売上の増加など)
数字を使うことで、あなたの経験の規模感や成果が明確に伝わり、説得力が増します。
エピソードは具体的に書く
抽象的な表現よりも、具体的な固有名詞を使った方が、面接官の記憶に残りやすくなります。
例えば、「カフェでアルバイト」と書くよりも、「スターバックスでアルバイト」と具体的な店名を入れた方が、面接官にとって覚えやすく、イメージも湧きやすくなります。
ただし、企業名や団体名を出す際は、守秘義務に抵触しないか注意しましょう。
簡潔で読みやすい構成を意識する
面接官は多数のESを読むため、読みやすさは非常に重要です。以下の構成を意識しましょう。
・結論を先に述べる:質問に対する答えを冒頭で明確に示す
・具体例で補足する:その後に具体的なエピソードや理由を述べる
・簡潔にまとめる:冗長な表現を避け、要点を絞る
この構成により、面接官がストレスなく内容を理解できるESになります。
面接官の興味を引くテクニック
アピールしたい内容はあえて抽象的に書く
大手企業の内定者へのインタビューで最も多かった工夫が、「面接で詳しく話したい内容は、ESではあえて抽象的に書く」というものでした。
例えば、「全国大会に向けてリーダーシップを発揮し、様々な工夫をしました」と書かれていると、面接官は「どんな工夫をしたのだろう」と疑問を抱きます。
このように、自分が面接で質問してほしいポイントをあえて抽象的に書くことで、面接官の興味を引き、質問を誘導できます。
ただし、全体が抽象的すぎると内容が伝わらないため、バランスが重要です。
複数の人に添削してもらう
エントリーシートは、客観的な視点でチェックしてもらうことが非常に重要です。
自分では気づかない改善点や、伝わりにくい表現を発見できます。
大手企業の内定者の多くは、様々な年齢層の人に添削を依頼しています。
理由は、多様な視点からフィードバックを得ることで、ESの完成度が格段に上がるからです。
・同じ就活生の友人
・先輩や内定者
・大学のキャリアセンター
・家族や社会人の知人
複数の人に見てもらうことで、通過率が大きく向上します。
効果的なESの具体例
学生時代に力を入れたこと(250字)
良い例
学生時代に力を入れたことは、軽音楽サークルの代表としての活動です。100人が所属し週3回活動するサークルで、私が代表になった当初は参加率が5割程度でした。
この状況を改善するため、メンバー全員が楽しめる企画やイベントを計画しました。具体的には、初心者向けの練習会や、他大学との合同ライブなどを実施しました。
その結果、参加率を9割にまで向上させることができました。
この例の良い点
・サークル名、所属人数、活動頻度が具体的
・参加率という数字で成果を明示
・「企画やイベント」という表現で、面接での質問を誘導
・結論→課題→取り組み→成果という流れが明確
面接官の立場で考えることが成功の鍵
エントリーシートを書く際に最も大切なのは、面接官の立場で考えることです。
提出前に以下の点を最終チェックしましょう。
・読みやすい文章構成になっているか
・誤字脱字がないか
・具体的な数字やエピソードが含まれているか
・面接で話したい内容への導線が作れているか
また、自分のESを読んで「面接官がどのような質問をしたくなるか」を想像しながら書くことで、面接の通過率も向上します。
読み手を意識したESを作成し、書類選考を突破しましょう。

