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ANAとJAL両社の社風の違い
ANAとJAL両社の社風の違い

女性に大人気な業界、航空業界。中でもANA(全日本空輸)とJAL(日本航空)は、毎年就職ランキングでも上位にランクインしています。今回は、航空業界に就職したいという方のために、両社の社風の違いをご紹介します。この記事を見て、自分に合うのはどちらの企業か考えてみてください!

ANAとJALの共通点

まず両社の共通点は、愛社精神があり、人のために何かをしたいという方が多いということです。お互い、なぜ他社ではなく自社なのかはっきりしている方が多いので、愛社精神が強い方が多いと言えるでしょう。また両社とも、他者を思いやることの出来る方が多く、人のために動きたいという方が多いと感じます。

ANAとJALの違い

ANA

・社風→ヘリコプター2機から始まった企業で今まで様々な事業を展開し、チャレンジ精神旺盛な社風。日本で初めて全席通路側のスタッガードシートを取り入れたり、グローバルカスタマーのニーズを踏まえた機内食を多く展開するなど、どのようにしたらお客様がより機内で過ごしやすくなるか考えて事業を進めているので、常にチャレンジを大切にしています。
サービス内容→すずらん活動(日本赤十字社の協力の元、全国の病院の患者さんにすずらんのお花と手書きのメッセージを添えた手作りのしおりをお届けする活動)、「赤い羽根共同募金」への協力、次世代育成プログラムである「ANA Blue Academy ミライつく~る」など社会貢献活動。
・どの地域に強いか→中国本土とアメリカ線
・売り上げ→20,583億円

JAL

・社風→人間性を特に大切にしており、伝統的で保守的な社風。しかし最近では、日本各地の魅力を紹介する「新・JAPAN・PROJECT」を展開するなど、新しい事業を進め挑戦する姿勢を見せています。1度経営破綻を経験したからこそ、社員の考え方や価値観を大切にしており、客室乗務員はマニュアルにはないサービスを積極的に行うようになりました。経営破綻の際、「JAL フィロソフィ」という行動指針が取り入れられ、それに沿った行動を心掛けているため、社員の価値観、考え方を特に大切にしていると言えます。年に何度かフィロソフィ教育があるほど、JALはJALフィロソフィの考え方を大切にしています。
・サービス内容→ヒコーキの折り方や飛ばし方を指導し、親子や友人でコミュニケーションをとる機会とする「折り紙ヒコーキ活動」、乳がんの早期発見、早期治療を試みた「ピンクリボン・キャンペーン」などの社会貢献活動。
・どの地域に強いか→ヨーロッパ線
・売り上げ→13,360億円

どのような方が向いているか

ANA

ANAの行動指針として、「あんしん、あったか、あかるく、元気!」というものがあるように、元気で明るい方が求められていると言えるでしょう。そのため、面接では、元気よくハキハキと話す必要があります。また、ANA’s wayに、「安全」「お客様視点」「社会への責任」「チームスピリット」「努力と挑戦」とあるように、チャレンジ精神旺盛でチームのことを考えて行動することが出来る人が合うでしょう。「自分以外は皆お客様」という考え方も浸透しているので、仲間を思いやることの出来るチームワークを大切に出来る人を求めています。

JAL

JALは、フィロソフィを大切にしているので、その価値観を大切にしている方が求められているでしょう。中でも、特に「常に謙虚に素直な心で」「感謝の気持ちを持つ」「有意注意で仕事にあたる」という3つがJALらしいと感じます。謙虚さを大切に、嘘をつかず素直な心を持って、人への感謝を常に大切にしている美しい心を持った方を求められています。面接では、そのような価値観を持っているか確認する質問をされることもあるので、対策しておきましょう。

自分の価値観に合う企業はどちらでしたか?

ANA、JALには、それぞれ違った良さがあり、人によって合うか合わないかは違ってくるでしょう。両社の事業内容はほとんど変わらないので、どちらの社風、社員の雰囲気が合うか考えて、本選考に応募してみましょう。面接では、なぜ、他社ではなく自社を志望するのか?という質問をされることが多いので、どのような価値観が自分に合っているのかきちんと説明出来るようにしましょう。