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そろそろ焦ろうニート就活生
そろそろ焦ろうニート就活生

いよいよ12月、にも関わらず就活が手つかずの皆さん!動き出しが遅いと不安に感じがちですが、インターンに参加してこなかったこと、SPIも勉強していないこと、今さら悔やんでもしょうがないです。大学3年の12月に重い腰を上げて就活をようやく始めた20卒の筆者が、この時期から巻き返す方法をご提案いたします。

まずは合説へ行こう

周りとの差を体感しよう

就活の第一歩として、まずは合同説明会に参加してみましょう。レクミーでも毎年12月に多くの有名企業が名を連ねる合同説明会「レクミーLIVE」を開催しています。
多くの学生がリクルートスーツに身を包み、社会人の話を熱心に聞いている姿を見渡してみましょう。彼らは夏・秋のインターンやセミナーに幾度となく足を運び、既に就職活動を本格化させています。いかに自分が出遅れているかを認識して、スタート位置を確認することが大切です。

志望業界決定のために

そして、12月は殆どの就活生が志望業界を絞り込む時期です。今までまともに就活イベントに参加したことがない就活生はなるべく業界の偏りをなくして企業ブースの説明を聞きに行くことが大切です。
その際に、「今のところ興味はない業界」・「混雑していない企業ブース」をそれぞれ1社ずつ訪問することをおススメします。

「今のところ興味はない業界」

「今のところ興味は無い業界」を訪問するべき理由としては、、興味を持つ理由よりも興味が持てない理由を探す方がスムーズだからです。その業界に興味が無いことを自分の中で認識することで、どんな業界だったら興味を持てるのかが少しずつ浮かぶようになります。

「混雑していない企業ブース」

次に、「混雑していない企業ブース」を訪問すべき理由は、人事部として働く社会人とより近い距離でお話をすることができ、相談にも乗ってくれるケースが多いからです。筆者も実際に学生が少ないブースを狙って訪問し、どういう人材が求められているか、面接を行う側としては何に気を付けているかなどの生の情報をキャッチして回ったこともあります。

狙うのが難しい業界

12月に就活を始めた場合、どうしても内定が難しい業界も少なくありません。具体的には、外資系企業と呼ばれる、本社が国外にある企業群は12月から志望しても内定を獲得するのが困難なケースが多いです。というのも8月や9月頃から順次本選考を兼ねた職場体験型のインターンシップをすでに開催していたり、そもそも学生のレベルが非常に高く4月や5月などもっと早い段階から内定を目指して対策を十分に練っている学生ばかりだからです。
ここからの逆転を狙うにはまずは日系企業にフォーカスを合わせた上で、「冬インターンから本選考への優遇が狙える企業」を中心に志望企業を選定することが肝心です。

自己分析・SPIのスピード対策

そこで、冬インターンの通過率を高めるために早急に自己分析・SPIの対策を練りましょう。

自己分析編

自己分析で大切なことは興味を持てた業界と自分の接点を見つけて「就活軸」を打ち立てることです。「就活軸」とは、自身が就職活動をするうえで大切にしている価値観や考え方、希望する働き方など、入社したい企業を決める際の判断基準のことを指します。闇雲にあらゆる企業に体当たりできる時間はありません。就活軸が強固なほど、様々なESや面接にも対応出来るようになります。
自己分析用の本を参考に入念に行うのも構いませんが、時間が無く追い込まれていた筆者は、Web上で自身の診断結果を確認できる自己分析を数社の診断結果を利用して、共通点のみを抽出して、それに合った志望動機を考えるようにしていました。こうすることで、自身のアピールポイント・強みがものの1時間ほどで見えてきます。
自分が人に聞かせたいエピソードから志望動機や強さを見出して結びつけるよりも、自分の強みに沿ったエピソードを絞り出す、自分の強みを活かせる志望動機を書くことを意識しましょう。

SPI編

SPIの勉強に関しては、どんなに時間が無くても「確率」分野の復習だけは必ず行うべきです。非言語分野の中で最も勉強量で差が出る範囲で、公式を把握しているかどうかで時間や正答率に大きく響いてしまいます。
もちろん、すべての範囲を満遍なく対策を練るに越したことはないのですが、「確率」分野以外の範囲は行き当たりばったりでも意外と差が出ないと筆者は感じました。

早期選考を1社だけ受検してみる

SPIの正答率を測る

早期選考、もしくは冬インターン選考の中でも受検者層のレベルが高くSPIの合格ボーダーが高い企業を受検してみましょう。例としてはコンサルタント業界などが挙げられます。その中でもESの設問が簡素なほど、SPIのボーダーを測りやすいです。自身のSPI正答率を把握する模擬試験として早期選考を利用しましょう。

面接を一度は体験する

筆者は上述の通り12月から本格的に就職活動をスタートさせましたが、一番の失敗は本選考まで一度も面接を経験しなかったことにあります。
第一志望の冬インターンシップはESのみの選考だったため難なく通過し、そのインターンシップから優遇を頂いたのですが、3月の上旬に特別ルートでの面接をセッティングしていただくこととなってしまい、まさかの本選考初陣が第一志望となってしまいました。
どんなに志望度が低い企業でも良いので、一度は「面接」がどのような雰囲気かを味わい、自分に何が足りていないのかを考える機会として活かすべきでした。

まだ間に合う!冬こそ正念場

冬インターンで巻き返すことが出来れば、動き出しが遅かったのに3月内定!ということもあり得ます。動き出しが肝心ですが、まずは自分の位置・志望軸を把握して地盤を固めてから行動することが大切です。気を引き締めて頑張りましょう!