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誰だって何事にも初めての瞬間はつきものですよね。就活ではそれまでの大学生活以上に初めての経験だらけです。特にはじめての面接は緊張する人も多いのではないでしょうか。「初めての選考は落ちる」なんて先輩から聞いたこともあるかもしれません。それでも、初めての面接もベストを尽くしたいあなたに、後悔しない作戦を紹介します!

初めての面接は失敗しやすい?

端的に言えば「初めての面接は失敗しやすいか」という問いは「YES」と答えることができます。筆者も初めて受けた面接は想定外の事態が多数起こりました。しかし、事前事後の対策で良い方向に転ぶこともありますし、初めてでも上手に切り抜けられるかもしれない作戦があります!はじめての面接で上手くいきにくい要因と対策方法を紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

初めての面接チェックシート

はじめての面接をこれから控える人も、初めての面接で手ごたえのなかった人も次に繋げるために、まずは最低限の面接で気をつけることチェックシートを用意しました。「マナー」「事前対策」のポイントに分けて紹介します!

マナー

初めてでもそうではなくても面接におけるマナーを確認しましょう。
(1)だらしなくない服装(ヨレヨレNG、寝ぐせNG、すっぴんNG)
(2)大きな声ではっきりと話す!(自信がある態度で話す)
(3)です、ます調を忘れない!(普段から使う敬語で話す)
正直初めての面接では当たり前の人としてのマナーさえ守れていればいい!という位のモチベーションで自信を持って臨むことが最も重要です。ハードルが低すぎると思っている人もいるかもしれませんが、意外と2つ目の大きな声ではっきりと話すことは緊張すると出来ていなかったりします。

事前・事後対策

事前の対策と事後の対策については以下のポイントをチェックしてみてください。
(1)記入したエントリーシートをコピーする
(2)アクセス・集合時間などのチェック
(3)表情筋を動かす
(4)面接後にお礼メールを送る
こちらも大したことではありませんが、WEB上のエントリーシートは一度送信すると見返すことができない場合もあるので必ず控えておくようにしましょう。そうすることでどのようなトピックで書いたかを確認することもできますし、当日の面接でベースとなる会話を想定できる場合もあります。また、面接後に面接のお礼メール、または志望度が高い場合には再度面談などを組んで貰えるよう依頼するメールなどを送ることでたとえ上手くいかなくても、もう一度チャンスをもらえることがあるかもしれません。
さらに、筆者は何を話そうか考えることばっかりに集中して面接時に噛みすぎてしまい後悔したので(3)の表情筋をほぐす作業はぜひ実践しておきたかったです。

初めての面接でも失敗しないために

ここまで、初めての面接で上手く行かない原因について考察しました。たしかに、どうしても経験こそがモノを言う場面は少なからずあります。しかし始めなければ経験にもならないので、その一歩を踏み出すために、すこしでも効果的な対策を行い、自信をもって望みましょう!
筆者が初めての面接までにやって良かったことを紹介するので、面接日までのそわそわする空き時間にぜひためしてみてください!

ESで予行演習作戦

一つ目の作戦はとにかく多くの企業のエントリーシートをみて設問のバリエーションを知ること、そして実際に記入してみることです。これは、受験でいうところの過去問研究のようなもので、知っている問題は当日の試験で見ればすぐに解くことができるのと同じように、面接でもエントリーシートの設問として挙げられているものを知っていれば自然と違和感なく受け答えができるというものです。
筆者は初めての面接に行くまでの間にエントリーシートを30社ほどダウンロードして書きました。なるべく多くの業界の企業を選択し、選考を受ける受けないに関わらず、シート記入を繰り返し行うことで企業ごとに全く違う設問に出会うことができました。同時にどの企業でも共通して聞かれる内容についても知ることができます。
多くの設問に出会い、記入する作業を繰り返すことで、就職活動における面接官の聞きたいことのレパートリーが自分の中で増えていきます。さらに、企業の設問によっては記入していく内に自然と自己分析が深掘りできる仕組みになっているように感じる一石二鳥なシートもありました。例えば、資生堂やP&G、3Mのエントリーシートは自分自身の価値観を改めて客観的に考えることができました。当日の面接でも、他社のエントリーシートの設問と同じ内容の質問を受ける機会があり、その際には一度記入したことがあったので簡潔に答えることが出来ました。
比較的時間もかかりますが、初めての面接から質問をある程度想定できるようになるのでオススメです!

初心者アドバンテージ作戦

次に、実際の面接で役立った作戦です。こちらは敢えて、面接のどこかのタイミングで「今日が就職活動で初めての面接です」と宣言することです。
筆者は初めての面接であることを自己紹介のタイミングで伝えました。もちろんこのような宣言をしたからといって面接官が手加減をしたりすることはありません。しかし場合によってはアドバイスを頂ける場合もあります。筆者は実際にアドバイスを頂きながら会話していく中で向上心を態度で示し、その点を評価していただけました。
さらに、初めて受けた企業の面接で2回目以降の面接があった際には初めての面接の反省点をいかしていくことが大切です。こちらもチャンスがあればアピールすると良いかもしれません。

経験とイマジネーションで乗り越えよう!

初めてでも、そうでなくても面接は面接官とのコミュニケーションなので、想定外の質問をされることも少なくありません。それは経験が役立つこともあればそうでない場合もあります。筆者はある程度面接に慣れてきた段階で「成績表についての説明をあなたらしさが分かるように説明してください」という質問をうけ最も慌てた記憶があります。成績表を提出する意図が卒業が見込める学生かどうかという観点だときいていたため、そこまで気を配っていなかったからです。しかしどんなところにも自分らしさが潜み、そうしたところからでさえ見抜いて知ろうとしてくださる面接官は多くいらっしゃるので、ぜひ色々なところに目を向けて楽しみながら臨んで下さい。初めての面接はスタートラインですので、振り返りも忘れずにどんどん挑戦していきましょう!