どれだけ内容が優れたエントリーシートでも、誤字や書き方のミスが原因で選考を通過できないことがあります。
優秀な就活生ほど、提出前の最終チェックを入念に行っています。
この記事では、ES提出前に必ず確認すべきポイントを具体的に解説します。
10分程度でできるセルフチェックの方法を身につけ、完成度の高いESを提出しましょう。
なぜ提出前のチェックが重要なのか
多くの企業では、一度提出したESの内容を修正できない仕様になっています。
簡単なミスを見逃してしまうと、「ESの作成に十分な時間をかけなかった」と判断され、マイナス評価につながる可能性があります。
また、仮にミスを含んだESが書類選考を通過しても、面接の場で指摘されてしまうケースもあります。
こうした事態を防ぐため、提出直前に確認すべきポイントを押さえておきましょう。
表記の統一と誤字脱字のチェック
誤字脱字や表記ゆれの確認
最も基本的なミスが、誤字・脱字・表記ゆれです。
Wordなどで下書きしている場合は、「Ctrl + F」キーで文書内検索を活用し、同じ単語の表記が統一されているか確認しましょう。
常体・敬体の統一
文章の語尾には、「だ」「である」で終わる常体と、「です」「ます」で終わる敬体の2種類があります。
どちらが正しいという明確な答えはありませんが、ES全体を通してどちらかに統一することが重要です。
特に文字数の多い質問が続くと、文体がぶれやすくなります。
全質問項目を通して一貫性を保つよう注意しましょう。
カタカナや送り仮名の統一
外来語をカタカナで表記する際、「クオリティ」と「クォリティー」、「ポジティブ」と「ポジティヴ」のように表記ゆれが起きることがあります。
どちらも正しい表記ですが、限られた文字数で内容を伝えるため、短い表記に統一しましょう。
同様に、「終わり」と「終り」、「ただし」と「但し」なども、送り仮名や漢字表記を統一することで、まとまりのあるESになります。
製品名・プロジェクト名の正確性
メーカー業界を志望する際は特に、製品名を正しく表記しているか注意が必要です。
その他の業界でも、プロジェクト名などの固有名詞に誤字があると、志望度や業界理解度が低いと判断されてしまいます。
企業の公式サイトなどで正確な表記を確認しましょう。
読みやすさと説得力の向上
同じ表現の多用を避ける
同じ動詞や表現を連続して使うと、単調で読みづらい印象を与えてしまいます。
また、同じ外来語を多用すると、読みづらいだけでなく文字数制限も圧迫します。
類語辞典などのWEBサービスを活用し、同じ表現の繰り返しを可能な限り避けましょう。
文章にリズムが生まれ、読みやすさが向上します。
PREP法で構成を確認
PREP法とは、
Point(結論)
Reason(理由)
Example(例示)
Point(結論)
の順で文章を構成する手法です。
この構成を意識することで、説得力のある文章を作成できます。
提出前に以下の点を確認しましょう。
・冒頭で主張が明確に示されているか
・その主張を補強する理由や具体例が適切に記されているか
・最後に結論が再度提示されているか
企業の人事担当者になったつもりで読み直し、論理的な流れになっているか確認してください。
企業に合わせた具体的な内容か
提出する企業に合わせた内容になっているか確認しましょう。
使い回しの内容だけで具体性に欠けると、志望度の低さを見抜かれてしまいます。
理想は、企業名を伏せた状態でも「どの企業に提出するESか」が分かるほど具体的な志望動機を書くことです。
その企業ならではの事業内容や企業文化に触れ、あなた自身の経験や価値観と結びつけて記述しましょう。
内容の一貫性をチェック
各質問項目で性格が一貫しているか
各質問項目をまたいでも、あなたの性格に一貫性が見られるか確認しましょう。
例えば、自己PRで示したパーソナリティと、ガクチカや成功体験の内容に矛盾がないかチェックします。
多少の違いは問題ありませんが、大きく異なる場合は、その経験に至るまでのロジックを明確に記述するか、面接できちんと説明できるよう準備しておきましょう。
適性検査の結果と一致しているか
書類選考と同時に適性検査を実施する企業は多く、診断された性格とESに記された性格が大きく乖離していると、虚偽回答を疑われる可能性があります。
これを防ぐには、事前に適性検査のWEBサービスなどを利用して自己分析を行い、自分のパーソナリティを客観的に把握しておくことが有効です。
適性検査での回答傾向を理解した上でESを作成すれば、一貫性のある内容になります。
最後まで気を抜かず完璧なESに
ここまで紹介したチェックポイントは、どんなに長いESでも10分程度で確認できる内容です。
提出期限ギリギリではなく、余裕を持ったスケジュールで作成し、最後まで気を抜かずにセルフチェックを行いましょう。
細部まで丁寧に仕上げたESは、あなたの志望度の高さと誠実さを企業に伝えます。
この記事で紹介したポイントを活用し、自信を持って提出できるESを完成させてください。

