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企業に落ちた辛さを乗り越える方法
企業に落ちた辛さを乗り越える方法

説明会には全て参加して、対策もバッチリしたのに第一志望に落ちてしまった・・という状況になると、すべてを投げ出したくなってしまいますよね。志望度が高ければ高いほど、なかなか気持ちを切り替えられないという方も多いと思います。今回は、第一志望の企業に落ちてしまった時のモチベーションの維持について、筆者の体験を踏まえてお話しします。

落ち込んでいる気持ちを回復させる方法

筆者は夏のインターンに参加してからずっと第一志望にしていた企業に落ち、かなりのショックを受けましたが、最終的には立ち直ることができました。憂鬱な気持ちを乗り越えるために、実際に取り組んだ3つの行動をご紹介します。

志望企業の倍率を調べてみる

まず最初に、あなたが第一志望にしていた企業の倍率を調べてみてください。人気企業の多くは倍率が100倍を優に超えます。100倍というと、大体高校のクラスを3つ集めてやっと1人受かる計算です。
これがいかに高倍率か分かるでしょう。この倍率を勝ち抜くためには実力だけでなく運も必要になります。まずは「この倍率なんだから、よっぽどラッキーじゃないと受からないんだな」と気楽に考えてみてください。

第一志望の企業の短所を紙に書く

第一志望だった企業は、あなたの頭の中では完璧な企業に見えていたでしょう。しかし、物事の長所と短所は表裏一体の関係にあります。
労働環境がゆるいホワイト企業は成長機会が限られるかもしれませんし、海外勤務が多いと家族と一緒に暮らすことが難しくなってしまうかもしれません。落ちた今だからこそ冷静に、企業の短所を紙に書いて整理してみましょう。意外と我慢できないデメリットが浮き彫りになることもあります。

就活に関係のない周りの人に自分の気持ちを話す

就活に全く関係のない、両親や先輩に今の自分の気持ちを話してみることも有効だと感じました。就活をしていると、どんどん視野が狭くなってしまう傾向があります。実際に社会で働いている人に話を聞いてもらうことで、きっと気分は楽になるはずです。

やる気が戻ってきたら

憂鬱な気分が収まってきたら、次のステップに向けて準備を進めていきましょう。

面接で落ちた原因を反省する

就活は大学受験とは違い、人と人とのコミュニケーションの中で合否が決定するため、多少運や縁の要素が含まれます。とはいっても、落ちた原因をすべてそのせいにしてしまうとあなたの成長に繋がりません。論理的に話せていたか、表情はどうだったか、志望動機やガクチカが弱かったか、今一度自分の面接を見直してみましょう。

他の企業の魅力をきちんと調べなおしてみる

第一志望の企業に盲目的になってしまい、他の企業の魅力を知らないままになってしまっている方も多いと思います。調べていく中で、「この会社、実はこんな事業もしてたんだ!」と発見することも就活ではよく起こります。
筆者が実際に内定を頂いた会社もこのケースでした。残りの持ち駒や追加でESを提出する企業の採用ホームページを開いて、紹介ムービーを確認するのが一番効率的でおすすめです!

考えるだけじゃなくて行動に移す

パソコンやスマホを見るばかりではなく、説明会やOB訪問に参加するなど、実際に足を動かしてみましょう。本当に貴重な情報というものは、案外インターネットではなく生の声から得られることも多いです。
また、社会人の方と話す機会を増やせば増やすほど、面接で緊張しにくくなるという嬉しいメリットもあります。

第一志望への内定が全てではない

数多の就活生の中で、実際に第一志望に内定できる人はほんの一握りです。しかし、就活は人生のゴールではありません。その後の自分の行動や考え方によって、社会人生活は辛くも楽しくもなります。
この記事を読んでくださった皆さんが、悲しみを乗り越えて納得のいく就活をできるよう、応援しています。