企業の持ち駒が減ってきたときの就活方法
企業の持ち駒が減ってきたときの就活方法

現在は売り手市場と言われてはいますが、大手企業を目指す学生の皆さんにとってはあまり当てはまらないのが実情です。就活が本格化し、選考が始まると不合格の連絡を受け取ることがあります。特に怖いのが選考企業の持ち駒が全滅してしまうケースです。これは他人事ではなく、上位校に通う方にも当てはまります。持ち駒の全滅を避けるためにはどうすべきか、そして持ち駒が無くなってしまったときの対策を早めのうちに知っておきましょう。

持ち駒が減ってきたと感じたら

自分を責めるのはやめよう!

何度も不合格の連絡が来ると、自分を全否定されたような気分になるかもしれません。しかし、面接官があなたを不合格にしたのは能力が低いと考えたからというわけではなく、企業との相性や、求めていた条件に合致しなかったという可能性もあります。
不合格に落ち込むのは悪いことでありません。大切なのは気持ちを切り替えて次の行動に移るということです。

持ち駒が3~5社になったら新たにエントリーする

仮に3月の段階で20社にエントリーしていて、残りの選考が5社程度になってしまったら新しい企業にエントリーしましょう。
持ち駒が全滅してから次に受ける企業を見つけようとすると、心理的負担が大きいだけではなく、時期によってはエントリーを締め切っている企業が多くなってしまいます。
持ち駒が6月にすべてなくなったという場合、そのころにはエントリーできる企業がかなり限られてしまうため、残り3~5社の早めの段階でもしもの場合に備えることが大切です。

落ちてしまった理由を振り返る

それまでに受けた企業はどこまで選考が進んだのかという情報は非常に役立ちます。
例えばエントリーシートは通るのに面接で落ちてしまう場合は、ガクチカや自己PRの内容は問題ないけれど、その伝え方に改善点があるかもしれません。あるいは最終面接で毎回落ちてしまうのならば入社する熱意を十分に伝えきれていないなど、どの部分をもっと改善できるのかということを知るきっかけになります。
改善点を見つけることができたのならば、新しく受ける企業ではその課題をクリアできる可能性が高くなります。

持ち駒を増やす方法

自己分析・志望動機をもう一度考える

自分の性格と企業や業界の雰囲気がマッチしないというのは意外とよくあります。筆者も就活中、メーカーは受からないけれど金融と相性が良かったり、日系企業はすべて落ちてしまったけれど、外資系にはすべて受かったというような知人が何人かいました。
就活は企業と学生のマッチングであるため、いくらこちらが熱望しても企業がそれに答えてくれなければ内定を得ることはできません。
自分がやりたいことを達成し、得意とすることを発揮できるような相性が良い企業を見つけるために、もう一度自己分析や志望動機を行ってみてください。

知らない業界の食わず嫌いをしない

相性の良い企業を見つけるためには、できるだけ幅広い業界について知っておくのがベストです。普段目にしないBtoB企業なども、何をやっているのか分からないで済ますのではなく、しっかりとその業界を理解しておきましょう。
日本には一般消費者からの知名度は低いけれど、世界シェア1位の大企業が数多く存在します。
このような新たな業界をゼロから研究するのは時間がかかるため、合同説明会でさまざまな業界について知っておくと就活が本格化して忙しくなってからもすぐに動くことができます。

就活の軸を拡大してみる

第一志望の業界を中心として、それに関わることができる企業を見ていくというのもおすすめです。もし自動車メーカーを志望しているのであれば、自動車が動くために必要な製品を提供する自動車部品メーカーや電子部品メーカーなども視野に入れることができます。
企業のサプライチェーンを知ることで志望度にも変化があるかもしれません。

働きたいと思える企業を見つけるのが就活

企業の持ち駒減ってくると、焦りから闇雲にエントリーしてしまうかもしれません。確かに新しくエントリーしなければ、次のステップに進むことができないのは事実です。しかし内定を獲得し、入社後に結局辞めてしまっては後悔することになってしまいます。持ち駒が減ってきたと感じたら、自分の軸と照らし合わせながら、新たな企業や業界を見つけて就活を進めてみて下さい。