企業の採用人数とは
企業の採用人数とは

企業の採用人数について解説します。採用人数が多い・少ない企業の特徴を記事にしました。企業の採用人数はその企業のことを知る上で重要なものです。この記事を通じて、企業の採用人数に関することの理解を深めましょう。

就活の採用人数の概要

採用人数とは

採用人数は企業に実際に入社する人数で、企業によっておおまかな採用予定人数を公表する企業が多いです。採用人数は企業の業績や日本の景気に影響されるもので、採用人数の変化がその企業の指標となることもあります。採用人数の増減に注目してみると、企業の状況が理解できることがあるでしょう。

文系と理系の採用人数

文系と理系の採用人数は、企業によって異なりますが技術系(理系)の業種のニーズが高いメーカーなどは技術系の方が採用人数が多いです。日立製作所は2019年卒の採用で、事務系(文系)100人と技術系500人の採用バランスとなっています。ほかにも、このような採用形態のメーカー企業は多く、事務系でメーカー志望の場合は全体の採用人数が多くても競争は激しいことが多いでしょう。

離職率との関係

離職率が高い企業は、人材が減少する分多く新卒を取る必要があり、反対に、離職率が低い企業は新卒で人材を多めにとる必要はないということになります。1つの企業に長く勤めたい人は企業の採用人数を指標として、就活を進めてみるのもよいでしょう。

採用人数が多いと内定率も高い?

採用人数が多いと企業から内定をもらえる確率も比較的高いですが、大手や人気企業の場合は倍率が高いので、一概に内定をもらいやすいとは言えないでしょう。採用人数が多い企業でも十分に選考対策をすることが大切です。

採用人数多い企業の特徴

大手企業

大手企業は、規模が大きいので採用人数が多い傾向にあります。大手か中小企業かを測る基準の1つとして採用人数を見てみるのもよいでしょう。しかし、採用人数が多いからといって倍率が下がるわけではなく、大手志望の学生は多いので一層競争が激しいことがあります。

金融業界

金融業界は採用人数が多い傾向にあります。メガバンクや大手証券など全国に支店があり、規模が大きい場合は新卒採用が多くなります。日本経済新聞社によると、2019年卒のメガバンクの内定者数は三菱UFJは950人、三井住友銀行は684人、みずほフィナンシャルグループ700人です。他業界と比較して多くの新卒採用を実施しています。

メーカー業界

メーカーの大手企業は、採用人数が多い傾向にあります。総合職の採用人数が多い企業を見てみると、三菱電機870名(2018卒入社、事務系220名、技術系650名)、大和ハウス工業910名(2018年卒入社、営業系499名、技術系411)となっています。金融業界と同様で、規模の大きい企業は採用人数が多くなっています。

採用人数が少ない企業の特徴

ベンチャー・中小

規模が小さいので採用人数が少なく、新卒採用を毎年行っていない企業も多く存在します。社員全体の人数も少ないので、新卒でも業務を任されることが多く、人材の成長スピードが比較的速いと言えるでしょう。

デベロッパー・鉄道

デベロッパー・鉄道は採用人数が少なく、各企業の総合職採用人数を見てみると、デベロッパーが三菱地所は40名(2020年卒採用予定)、住友不動産19名(2019年卒入社予定)、東急不動産33名(2019年卒入社予定)となっています。鉄道の総合職採用は、小田急電鉄19名(2018年卒入社、事務系13名、技術系6名)、京王電鉄28名(2019年卒入社予定、事務系19名、技術系9名)、東京メトロ29名(2018年卒入社、事務系15名、技術系14名)となっています。JR東日本は2020年卒の採用予定を総合職110名程度としていて、規模の大きいJR東日本でも他業界と比べると少ないものとなっています。

企業の採用人数まとめ

企業の採用人数は、事前に公表する企業が多く、その企業を知る一つの指標となります。採用人数の公表形式は企業によって異なり、全体の人数だけの企業もあれば、事務系技術系別に公表する企業もあります。一度志望企業の採用人数を確認してみるとよいでしょう。
また、採用人数が多くても内定が出やすいことはなく、大手や人気企業を志望する場合は十分に対策することが大切です。採用人数が多い企業は、金融業界やメーカーに多く、採用人数が少ない企業は鉄道やデベロッパーに多いです。企業研究をする際に、事業内容や理念だけを見るのではなく、採用人数も合わせてみてみるとよいでしょう。