ページ上部バナー
人を頼ることの大切さ
人を頼ることの大切さ

大学生にとって就活は、卒業後の人生を大きく左右する大きな試練です。ほとんどの人にとって初めての経験となる就活は、一人で簡単には乗り越えることができません。人に頼ることで、結果も大きく変わってくるのです。この記事では、就活において人を頼る重要性と、実際にどのような人を頼るべきかについて解説していきます。

就活は一人ではできない理由

就活は誰かを頼ることで、結果も大きく変わってきます。なぜ一人では簡単に乗り越えることができないと言えるのでしょうか。

就活は多くの人にとって初めての経験

大学生にとって、就活は初めて経験するものです。どのようなスケジュールで行い、何をすればいいのかなど、就活についてほとんど知らない状態で始めることになります。そんな状態で、自分一人で就活の渦の中に飛び込むのは正直無謀でしょう。就活において、案内役の存在は大きな武器になるはずです。

ネットは万能ではない

情報社会の現在、ネットには莫大な情報が溢れています。ある程度のことは、ネットを調べることで知ることができるでしょう。しかし、ネットは必ずしも万能ではありません。
まず、一点目として、ネットの情報には不正確なものも含まれているという点です。個人的な意見に依った誤った情報、最新の就活状況と大きくかけ離れた古い情報も多く含まれています。ネットでの情報収集は、誤った情報に左右される可能性があるのです。
二点目は、ネットでは得られない情報もあるということです。内定者に口止めしている選考に関する情報や、ネットには出さないようにしている企業の情報、やりがいや大変さなどといった業務に関する個人的な意見などは、ネットには載らない情報です。人と実際に会って、話を聞くことで、得られる情報も多くあるのです。

会社説明会などのイベントでは十分な情報は得られない

企業が主催する会社説明会や座談会、セミナーなどといったイベントは、確かに多くの情報を得ることができます。しかし、そのようなイベントはあくまでも採用を目的としたものです。したがって、そのようなイベントでは、企業にとって都合の悪い情報は発信することはないでしょう。実際に人に会うことで得られる情報は、より実態に即した生の情報であると言えます。企業のイベントに積極的に参加することも大切ですが、実際に人に会って情報を得るようにしましょう。

就活では誰に頼るべきか

実際に就活では、誰を頼るべきなのでしょうか。

先輩内定者

内定を獲得し就活を終えた大学の先輩は就活において、助け舟を出してくれる非常に大きな存在であると言えます。就活を直近まで実際に経験しており、最新かつ生の情報を聞くことができます。さらに、変に緊張することもなく、社員の方にはなかなか聞けないようなことまで聞くことができます。もちろん、仕事の話に関しては、実際に働いている社員の方には及びません。しかし、先輩内定者も皆さんと同様にさまざまな人の話を聞き、ある程度の情報を持っているはずです。就活のノウハウから、業界・企業の話まで就活全般の話を聞くことができる先輩は、ぜひ頼っていきたいところです。

友人

皆さんと同じ就活生の立場である友人を頼ることも、非常に効果的です。頼るというよりも「手を組んで協力する」という言葉の方が適切かもしれません。自分だけでは得られない業界や企業の情報を共有したり、お互いにエントリーシート(ES)を見せ合って気づいたことを指摘しあったりなど、協力できることは山ほどあります。また、友人と話すだけでも良い気晴らしになり得ます。
重要なのは、お互いに切磋琢磨しあえる友人と協力するということです。中には、マウントを取ろうとする人や、愚痴を言うだけで何も行動しない人、息抜きという名で人の時間を奪ってくる人もいます。そのような人と協力しても、良い結果は期待できません。

OB・OG

自分が志望する企業で働く、大学のOB・OGは積極的に頼りましょう。「OB・OG訪問」という言葉が存在するほど、就活においてOB・OGを頼ることは非常に効果的なのです。業界や企業について知るために、実際に働く社員に話を聞くに勝ることはありません。
業務の楽しさ・やりがい・大変さや、企業の雰囲気、他社との違い、業界の展望など、得られる情報はどれも生の情報です。さらに、人事部などの採用担当者でもない限り、聞きにくい質問はあったとしても、聞いてはいけない質問はありません。また、OB・OGも皆さんと同じく就活を経験し、実際に内定を獲得して入社をしています。年数は経っているとは言えど、就活に関する話も聞くことができます。
このように、OB・OGから得られるさまざまな情報は、内定を得るための大きな材料となるでしょう。

大学のキャリアセンター

どの大学にも名前は違えど、学生の就活を支援するキャリアセンターのようなものが存在します。学生の就活相談に応じたり、OB・OGの名簿があったり、就活支援イベントを開催したりというようなものです。
キャリアセンターを積極的に活用するという手も、一つの大きな選択肢です。毎年莫大な数の学生の就活を支援し、企業の採用担当者ともつながりを持っているキャリアセンターの方は、いわば「就活のプロ」です。もちろん、担当者によって大きな差があるのも事実です。しかし、非常に有益な情報を聞くことができるはずなので、積極的に頼ってみましょう。

就活支援サービス

世には、就活生を支援するさまざまな形の就活支援サービスが存在します。多くのサービスで、就活に関する相談をすることができ、最新の就活状況を踏まえた効果的なアドバイスを受けることができます。
レクミーでも、さまざまな就活支援イベントを開催しているほか、登録者限定で就活相談をご案内しています。まだ登録をしていないという方は以下の登録フォームより是非ご登録ください。
https://www.recme.jp/register/user/

人を頼って就活を成功させよう

就活は、一人だけでするのではなく、誰かを頼りながら進めたほうがよい結果を期待できることは分かっていただけたのではないでしょうか。もちろん、頼りすぎはNGです。しかし、頼られて不快に感じる人はほとんどいないはずです。必要に応じてさまざまな人を頼りながら、納得のいく就活をしていきましょう。