就活を始めたばかり、もしくは始めようとしている方の中には、就活では自分用のパソコンが必要なのかどうか疑問に思う方も多いと思います。パソコンを持っていないという方は、非常に気になるところなのではないでしょうか。この記事では、パソコンが必要なのかという点から、自分用のパソコンがあると便利な理由、パソコンなしで就活に臨む方法まで解説していきます。

就活で自分用のパソコンは必要か

結論：あると非常に便利

結論から言えば、就活においてパソコンがあると非常に便利です。同時に、自分用のパソコンは内定を取るために必須ではないということにもなります。
選考プロセスにおいてパソコンが必須となるものは確かにあります。しかし、自分用のパソコンがなくとも、大学などのパソコンを利用することで何とかなるというのも事実です。パソコンを持っていなかった人が新たにパソコンを買うとなると、最低でも3.4万円程度はかかってしまい、就活生にとっては非常に大きな出費です。
ただ、自分用のパソコンをもっていれば、就活は非常に効率的に進めることができます。

スマホ・タブレットでできることは多いができないことも

以前と比較すると、スマホ・タブレットでできることは非常に多くなってきています。携帯性から、パソコンではできないこともスマホ・タブレットではできるということもあります。就活でも、多くの場面でスマホを使用することになるはずです。しかし、パソコンにはできて、スマホ・タブレットではできないことがあるのも事実です。

新たにパソコンを購入する人は持ち運びやすいものがオススメ

就活を機に新たにパソコンを購入するという方には、持ち運びやすいタイプのノートパソコンをオススメします。
就活では外出する機会も多く、予定と予定の間をカフェなどで過ごすということもしばしばです。その時、パソコンを持ち運んでいると非常に便利です。外出中でも、エントリーシートを書いたり、WEBテストを受けたりすることができ、時間を有効に使うことができます。
ノートパソコンのサイズは液晶サイズで区別されています。15インチ以上となるとサイズが大きく、その分重さも増します。持ち運ぶことができないわけではありませんが、大きくて重くて非常に苦痛でしょう。12インチ以下のものや、13インチ・13.3インチ・14インチのものも各メーカーから多数ラインナップされているので、持ち運びやすいサイズを購入するというのであればそれらのサイズがオススメです。

就活でパソコンがあると便利なこと

就活において確かにパソコンは必須というわけではありません。しかし、就活においてパソコンは非常に便利なアイテムです。どのような点でパソコンは便利なのか解説します。

エントリーシートが書きやすい

企業にエントリーするために書くことが求められるエントリーシート（ES）。確かにスマホでもESは書くことはできます。しかし、画面が小さく非常に書きづらいです。スクロールを頻繁にしなければならず、ESを書く上で重要な文章の構成が確認しづらいです。パソコンであれば、画面も大きいので文章の構成も非常に確認しやすいです。さらに、入力スピードにも差が出てきます。スマホのフリック入力がたまに異常に早い方がいますが、基本的にはパソコンのキーボード入力の方が早く入力できるのです。

いつでもどこでもWEBテストの受験ができる

選考プロセスで課されることの多いWEBテストは、基本的にスマホでは受けることができません。パソコンでのみ受験可能なのです。自分のパソコンがあれば自宅はもちろん、カフェなど外出先でWEBテストを受験することができるのです。ただし、安定したWi-Fi環境は必要なので、注意は必要です。

ES・予約票のプリントアウトができる

プリンターを所持している前提ですが、パソコンを持っていれば自宅でESも予約票もプリントアウトすることができます。
就活では、ESを自分でプリントアウトして記入したり、記入したESをプリントアウトして持参したりしなければならない企業があります。さらに、説明会やセミナー、面接に参加するために予約票をプリントアウトして持参しなければならない企業も多いです。
高性能のプリンターであればスマホに対応しているかもしれません。しかし、パソコンからしかプリントアウトできないプリンターも数多くあるのも確かです。パソコンを持っておらず、スマホに対応していないプリンターしか持っていない場合、わざわざコンビニや大学にその都度行かなければならないのです。

自分用のパソコンなしで就活に臨む場合

パソコンがあれば就活は非常に効率的に進められます。しかし、パソコンなしでも内定を取ることができるのも事実です。パソコンなしで就活に臨む場合、どのような方法をとることができるのでしょうか。

大学のパソコンルームを利用

大学には学生であれば自由に使うことができるパソコンルームがあるはずです。大学で使うものなので性能もよく、非常に快適に使うことができます。自宅から大学が近いという方であれば、パソコンを買うコストを考えると、良い選択になるのではないでしょうか。

ネットカフェを利用

ネットカフェはお金を払えば、パソコンを一定時間自由に使うことができます。性能は完全に店舗により異なりますが、経験上、そこまで性能の低いパソコンを置いているネットカフェは見たことがありません。また、プリンターを置いているネットカフェも多いため、各種書類の印刷も済ますことができます。
しかし、お金がかかってしまうという点と、騒音が気になってしまうという点は難点です。WEBテストは多い人では20回以上受けることになるので、毎回ネットカフェを利用するとなると、そのコストは結構なものになります。さらに、ネットカフェは完全に仕切られた密室ではないことの方が多く、店内の音楽や案内音声、人の足音、音漏れが聞こえてきます。そのような環境で集中できないという方には、少し厳しい環境です。

自分用のパソコンがあれば就活も効率的に進められる

就活ではパソコンを使用しなければできないこともありますが、自分用のパソコンがなくとも、大学のパソコンやネットカフェを利用することで何とかなることも事実です。しかし、自分用のパソコンがあるかないかで、効率は大きく変わってきます。特に、自宅から大学やネットカフェが遠いという方は、自分用のパソコンが無いと非常に不便です。就活を効率的に進めるためには、ぜひパソコンは用意しておきたいところです。