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面接で「ストレス耐性」を聞かれたら
面接で「ストレス耐性」を聞かれたら

人は誰しもストレスを感じるシーンがありますが、そのストレスについて面接官から質問されることが数多くあります。「どんなときにストレスを感じますか?」「あなたのストレス発散法は?」など、ストレス耐性に関する質問の意図と、その答え方を理解しておきましょう。

ストレス耐性について質問する理由

その企業で長く勤めることができるか

現在、日本では新入社員の3人に1人が入社3年以内に退職するとされています。企業としては、多額な費用をかけて新入社員を採用しても、仕事や人間関係などのストレスが原因で休職や退職してしまうことは避けたいという思いがあります。
そこで選考の段階で学生のストレス耐性をはかり、入社後のミスマッチを避けるための判断材料の1つとしています。

業務上の問題解決能力があるか

働く上ではどうしても避けることのできないトラブルが起きてしまいます。そのようなトラブルに向き合い、問題を解決できるかというストレス耐性を面接官は見極めています。

適切なストレス発散法を持っているか

面接では、ストレスを感じる場面という質問以外にも、自分のストレス発散法を聞かれることがあります。この質問の意図は、ストレスを感じる原因を理解、分析すると同時に、オンオフを切り替えてリフレッシュできるかということを判断するためです。

おさえおきたい答え方

解決可能なストレスを伝える

誰にも解決できないようなことをストレスと伝えるのはあまりお勧めできません。なるべく解決可能なことをメインに伝えましょう。ストレスのもとになる要因はできる限り少ないことが望ましいため、将来的にストレスではなくなる、その原因を解決できるものが好ましいです。

ストレスの原因に対して柔軟に対処することをアピールする

ストレスの原因とどのように向き合うかと聞かれた場合、自ら進んで解決しようとする姿勢を伝えましょう。何にストレスを感じるかと同時に、それにどう対処するのかという点も重要なポイントです。

避けるべき答え方

ストレスを感じない

本当にストレスを感じない人というのはまずいないため、このように答えると面接官から自己分析ができていない、さらにはストレスを感じないと本人が思っているだけで、そのうち心労から体調を崩す可能性がある、と思われてしまう可能性があります。
どうしてもストレスを感じる場面が思いつかないのであれば、それを裏付けるような体験談を伝えてみてください。

社会人として問題のあるストレス

「人間関係のトラブルで特にストレスを感じます」といったような、社会人として頻繁に起こりうることを話すのもおすすめしません。
そのほかにも、営業職希望なのに「初対面の人と話すことがストレス」と答えるような、志望している企業や職種で頻繁に起こるような場面をストレスとして伝えるのも避けましょう。

印象の悪い・実行困難なストレス発散法

ストレス発散方法があると言っても、酒やタバコなど健康を害するものや世間的に印象の悪いものは避けましょう。
しかし、一般的に印象が悪くない発散方法であっても注意が必要です。例えば海外旅行など、頻繁にできないようなことを伝えると、まとまった休みが取りづらい社会人では発散方法として機能しなくなってしまいます。

適切なストレス耐性を伝えて面接官からの評価を上げよう

ストレスを感じる場面とは自分のマイナスの面であり、短所の一部とも捉えることができます。そこで、自分のストレス耐性について誤解を与えるような発言をしてしまうと、この学生はうちの会社でちゃんと働けるのだろうかと思われる原因になってしまいます。今回ご紹介したポイントに気を付けて、適切な答え方を意識しましょう。

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