4月・5月の重要性と過ごし方
4月・5月の重要性と過ごし方

就活生にとって、4月・5月は非常に大切な時期です。3月1日の広報解禁と、6月1日の面接選考解禁の間の時期ですが、一体どのような点で重要で、具体的にどのような過ごし方をすればよいのか、イメージがわかない方も多いのではないでしょうか。この記事では、4月・5月をより有意義な時期にしたもらうために、有意義な情報を提供していきます。

就活における4月と5月の意味

面接解禁直前期

6月1日が正式な面接選考の解禁日となっているため、4月と5月は解禁直前期となります。本選考前最後の追い込みの時期となる非常に大事な時期であると言えます。大学受験の直前期が非常に重要であるのと同様、就活の直前期も非常に重要なのです。

ESや適性検査の締切

経団連の指針(2021年卒より廃止)で3月1日に広報活動が解禁した後、多くの大手企業は4月をエントリーシート(ES)や適性検査(WEBテスト・テストセンター)を締切にしています。

大手企業でも「面談」等の名目で早期選考が

経団連の指針では、経団連加盟企業(基本的に大手企業)は6月1日を、正式な面接などの選考解禁日と定めています。しかし、その指針は形骸化しており、経団連加盟企業であっても6月1日よりも前に、「面談」「本選考対策セミナー」「就活支援講座」などの名目で、事実上の本選考を実施しています。大手企業の早期選考は、例年5月に行われることが多いです。

リクルーター面談

リクルーター制度を設けている企業は、例年3月~5月の間に学生に接触しています。リクルーターとは、人事ではないものの、人事から学生の評価などの依頼を受けた社員のことです。エントリーすると、もしくはESを提出すると、リクルーターから電話がかかってくるという形です。「カフェで気軽に話をしたい」「もし興味があれば会わないか」と言ってきますが、リクルーター面談も同様に事実上の本選考です。エントリーした人全員にリクルーターが付くわけではなく、一定レベル以上の大学に属する人、適性検査高得点者などに限定されます。

就活生が4月と5月にすべきこと

ESの提出や適性検査の受験、リクルーター面談や事実上の本選考をしっかりこなすことは前提として、就活生が、選考解禁直前期である4月・5月にすべきことを紹介していきます。

志望動機・自己PR等の練り直し・補強

面接選考解禁の直前期である4月・5月は、面接に備える時期にしましょう。ESを書く過程で、志望動機や自己PRを一通り完成させたはずです。しかし、面接ではESに書いたことでもより深く聞いてきます。どのような深掘りのされ方をしても答えられるように、志望動機や自己PRを練り直し、補強していきましょう。
また、当たり前ですが、面接ではESに書いていない内容も質問されます。さまざまな質問を想定して、それに答えられるよう、企業研究・業界研究などの情報収集、自分の人生を振り返る自己分析などを通して対策する時期にしましょう。

OB・OG訪問

4月・5月は、OB・OG訪問の最後のチャンスです。この時期におけるOB・OG訪問の活用法としては、「業界・企業の理解を深める」「志望動機や自己PR等を深掘りしてもらう」「高評価をもらう」です。
ESを提出した時点で、業界・企業の研究は一通りしているはずです。しかし、面接では深く突っ込んだ質問をされるため、より深い業界・企業研究が必要です。実際に働く社員の方にお話を聞くことができるOB・OG訪問は、業界・企業の理解を深めるうえで最も有効です。
また、OB・OG訪問では、社員の方にお願いをして、志望動機や自己PRを深掘りしてもらうこともできます。社員の方の視点からフィードバックをもらうことで、修正が必要な部分や足りない部分が見えてくるはずです。また、一次面接のような初期の面接では、現場の社員が面接官を担当します。面接官になるかもしれない現場の社員からフィードバックを受けることで、より完璧な論理武装をすることができます。
企業によっては、OB・OG訪問が評価に直結するところがあります。しかし、誤解するかもしれませんが、OB・OG訪問はスタンプラリーではありません。多くの方にOB・OG訪問すれば高評価というわけではないのです。つまり、「量より質」です。OB・OG訪問をし、そこで優秀な学生だという印象を与えなければ高評価はもらえないのです。ただ、OB・OG訪問が評価に直結する企業は、最低でも1人以上にしておく必要はあるでしょう。

面接練習をする

選考解禁を控える4月・5月に、面接練習をするというのは非常に有効です。面接の練習の方法としては主に二つ挙げられます。「志望度の低い企業の面接を受ける」「友人と模擬面接を行う」です。
志望度が低い企業、もしくは入社する気のない企業の面接を受けることは一見すると意味がないと感じられるでしょう。しかし、「面接練習」という位置づけにすると、非常に有意義なものになります。面接にはある程度の「慣れ」が必要です。特に、自分が志望する企業と同じ業界の企業を受けると特に効果的でしょう。経団連に加盟していない中小企業やベンチャー企業は、経団連の指針を守る必要はないので、表立って選考を早くから行っています。たとえ志望度が低いとしても、そのような企業も面接練習という位置づけでもいいので受けておきましょう。
また、面接慣れという意味で、若干緊張感は下がるかもしれませんが、友人と面接練習をするのも有効です。お互いに気づいた点をフィードバックしあうことで、新たな気づきもあるかもしれません。

4月・5月を有効に

選考解禁の直前である4月・5月の重要性は分かっていただけたのではないでしょうか。OB・OG訪問や面接練習などを通して、迫りくる志望企業の面接に備える時期にしましょう。また、企業によってはリクルーター面談があったり、事実上の本選考があるかもしれません。そのような可能性にも備え、何事も早めに対策をし、志望企業の内定を勝ち取りましょう。