近年、上位校の女子にも非常に高い人気があるのが企業の一般職です。事務や総合職の仕事をサポートするんだからどの企業でも同じ仕事でしょ、と志望動機に力を入れない就活生がいるのが一般職・事務職です。この記事ではそんな一般職の志望動機の書き方をご紹介します!
Summary
一般職の仕事
一般職はオフィスワークや来客対応だけを行う、と考えている方もいますが実際はそんなことはありません。一般職の中にも一般事務、経理事務、営業事務、人事・労務など細かく分かれています。近年では総合職と同じく柔軟な働き方を一般職に求める動きが出ており、「単純作業ばかりを行う仕事」と思ってはいけません。
一般職(事務職)の仕事についてより詳しく知りたい方はこちら→女性に人気な事務職が行う本当の業務
志望動機のポイント

では、早速一般職の志望動機を書く上でのポイントを3つご紹介します。
なぜその企業なのか
まず、一般職であっても欠かせないのが「なぜその企業か」という理由です。一般職の仕事はどこでも同じと思われがちですが、だからこそ「では他社ではなくその企業を志望しているのはなぜか」という理由は欠かせません。また、業界1位だから、という理由や○○という製品を取り扱っているから、という事実を述べるのではなく、自分の経験と絡めてその企業でないといけない理由を述べると評価されるでしょう。
職種理解
指定の字数が多い場合は、その企業において一般職がどのような役割か、どのような仕事をしているかといった職種理解について記載するのも大切です。
自分の強みをどう活かせるか
志望動機において大切なのは、その企業のその業種において自分がどのように貢献できるかを書くことです。企業にとって、採用は慈善活動ではありません。きちんと「自分を採用したらこんなメリットがあります」と示す必要があります。学生時代を通して身につけた強みやスキルを「貴社の仕事のこのような部分で活かすことができる」とエントリーシートに書くのが大切です。
業界別の志望動機
一般職を募集している商社・金融・メーカーの3つの業界について、志望動機を書く上でのポイントをそれぞれお伝えします。
商社の場合
まず商社の一般職について大切なのは「その企業が行っている事業を理解する」ことです。商社はそれぞれの企業によってメインとしている事業も異なります。漠然と商社全体に対する事業イメージから志望動機を書くのではなく、その中でも自分の志望企業が行っている事業は何なのかを理解することが大切です。その上で自分はどのように貢献できるかを書くと良いです。
金融の場合
金融の場合、そもそもなぜ金融業界なのかを書くのが大切です。また、商社と同様に中でもなぜその企業を選んだのか、その企業に対してどのように貢献できるかを書く必要があります。特にお金を扱う金融業界の場合は小さなミスが許されません。そのため、ルーティンワークが得意であること、細かいミスを見逃さない真面目さなどをアピールすると良いようです。
メーカーの場合
メーカーの一般職の場合、営業をサポートする営業事務に携わることがほとんどです。したがって、なぜその商材を扱っている企業なのか、という理由に加えてなぜ自ら営業をするのではなく営業をサポートする側なのかがきちんとエントリーシートで説明されていると評価されるようです。
NGな志望動機のポイント
続いて、これはNGという志望動機をいくつかご紹介します。
会社に「成長させてもらう」意識の志望動機
就活で「成長できる環境」を理由に企業を志望する人がいますが、企業に成長させてもらうという受け身の志望動機はNGです。企業は、自社への思いが熱い学生はもちろんですが、加えて自社に貢献できる素質を持った学生を求めています。インターンのエントリーシートとは異なり、本選考のエントリーシートでは「この環境で成長したい」といったような志望動機は避けたほうが良いです。
他の企業にも使いまわせる志望動機
企業は「この会社じゃないとダメだ!」という想いが伝わってくる学生を採用したいと考えています。これは内定後の辞退を防ぐためでもあります。したがって、志望動機を書く際も他の企業にも当てはまるような志望動機は避けるようにしましょう。
企業理念に共感した
「企業理念に共感した」とエントリーシートに記載する学生も多いですが、こちらもあまりウケは良くないようです。共感した理由や体験があれば別ですが、ただ単に共感したとだけ記載しても企業には伝わりません。
一般職の志望動機は総合職以上に重要!
一般職は総合職に比べて採用数も少ない分、実は総合職以上にエントリーシートが大切と言われています。「どこの会社でもだいたい仕事は同じ」と考えず、きちんと1企業1企業に向き合ってエントリーシートを作成しましょう!
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