企業サイトの活用方法
企業サイトの活用方法

企業研究の方法と聞くと、誰もが最初に思い浮かべるのが「企業HPを見る」ではないでしょうか。誰もが実践する基本中の基本ですが、情報量が多い、どう就活に役立てていいのかわからないという声もよく聞きます。今回は企業HPのどの項目を確認すべきか、その情報を就活にどう役立てるのか解説していきます。

企業HPで確認すべき項目

会社概要、事業内容、IR情報など企業HPに掲載されている情報は多様かつ膨大です。それぞれの項目にどのような情報があるのか、どこを重点的にみるべきか確認していきましょう。

会社概要

会社概要には代表メッセージ、企業理念、沿革などが掲載されています。
代表メッセージは、経営者の考え方、個性、価値観を、企業理念は企業文化、社風をつかむ手掛かりになります。一般論に終始することもありますが、印象的な言葉、内容がある場合は頭に入れておくべきです。
また、沿革といった会社の歴史は企業理念、社風に結びついていることも多いです。

採用情報

採用情報は就活生のために作られたものであるため、企業が最もアピールしたいこと、求める人物像が端的にまとめられていることが多いです。企業HPを見る際に真っ先に確認しておくべき項目と言えるでしょう。

事業内容

企業研究において、非常に重要な項目になります。隅々まで確認するようにしましょう。有名な事業、関心のある事業しか確認できていないと、面接の際に「当社ではこういう関連事業を行っているが、ご存知ですか?」といった質問に答えられず、企業研究の甘さが露見することもあります。

IR情報

IR情報とは投資家向けに公開している企業の財務情報です。財務情報と聞くと、身構えるかもしれませんが、決算内容を解説した「決算短信」など、専門知識がなくても理解できるように企業側が準備している資料がありますので、活用していきましょう。
IR情報を見ることで、今後の企業方針・戦略、その方針をとった背景・原因を押さえることができます。
ですが、売り上げ高、経常利益のみで企業を判断することは避けましょう。中長期的戦略、社会情勢により短期的に売り上げが下がることはよくあります。

得た情報を活用する

上記の情報をただ頭に入れて、面接で話し、企業のことを知っているアピールをするだけでは内定を手に入れることは難しいです。面接は情報を披露する場ではなく、「企業が自分を採用すべき理由」を述べることが目的であるからです。情報をただインプットするのではなく、「加工」する作業を進めていきましょう。

社風を把握する

企業は一般的に社風と適合する学生を採用したいと考えます。社風と合わず、早期に退職するという事態を防ぐためです。会社概要の代表者メッセージ、企業理念を見ると、企業が重要視しているものが分かることが多いです。HPのみでは社風を完璧につかむことは難しいですが、手掛かりにはなります。

今後の経営方針を把握する

事業内容、IR情報を通して、企業の今後の経営方針・戦略を把握していきます。企業としては、今後の事業において能力を生かせる人材を確保したいと考えているため、企業へのアピールのためには必要になる情報といえます。学生としても、自分のやりたかったことがこれからの戦略では中止になる分野であったということを防ぐためにも確認しておいた方がよいでしょう。

次のステップへ!

企業HPの情報だけでは十分な企業研究ができたとは残念ながら言えません。ですが、この情報をしっかりと収集し、活用できてこそ、説明会・OB訪問でより効率よい情報収集につながることができますし、ほかの就活生との違いを出すことができます。企業HPを使った情報収集法をマスターし、次のステップへ進んでいきましょう。