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エントリーシート添削
エントリーシート添削

応募者のことを知る目的で、企業が提出を求めるエントリーシート。ところが、エントリーシートにはまた別の目的があります。それは、文書作成時のルールを守れているかをみることです。ここでは、そのような最低限のルールがどのようなものかを具体的に紹介します。

企業がエントリーシートを求める目的

文書作成のルールを守ることの重要性

エントリーシートは、応募者のことを知るために利用されますが、文書作成のルールを満たしているかの判断にも利用されます。
文書作成は企業活動をする上で、必須のスキルだからです。メールや資料を作成するとき、分かりやすい説明をする必要があります。
エントリーシート選考では、そうした文書作成ができるかどうかを測っているのです。
エントリーシートでの誤字脱字が、選考において大きなハンデとなるのも、企業活動においてそのようなミスが致命的なものになるからです。

最低限のルール

文法について

基本的に「てにをは」、「接続詞」などの初歩的な間違いは避けるべきです。
しかし、締切り間近で大きな分量になるESの場合、見落とすこともあります。そのため、ダブルチェックを行えるよう、余裕をもった提出を心がけましょう。
そういった観点から、添削などをして見つけてもらうのも重要なことなのです。添削を行ってもらうことで、こうした見落としを防げるようになります。

書き方について

書き方について考えるべきポイントは二つあります。
まず、平易な言い回しを用いることで分かりやすい文にすることです。
このことは就活中かなり言われる言葉ではありますが、ここでも念押ししたいです。特に「学生時代頑張ったこと」に専門的な内容を書く場合、相手の立場に立って、自分が行ってきたことが分かるようにしましょう。
次に、会社で使うような文調を心がけ、ES全体をそれに統一することに気をつけましょう。
「である」調、「ですます」調のどちらでも通用します。ちなみに「である」調の方が文字数の節約にはなります。

文量や構造について

文量に関して、文字制限の8割以上を目安に書くのが無難と言えるでしょう。これは受験の時の国語の問題と同じです。
企業も、文字制限を基準として、書かれる分量を期待しているはずです。
また、文の構造としては、前提など込み入った確認が必要でない限り、結論ファーストが原則となります。
結論を最初に持っていき、根拠や具体例を続ける、というような構造を意識しましょう。

エントリーシート注意点のまとめ

エントリーシートはその人の個性を知るためのものですが、まず第一に文書作成のルールを守らなければなりません。
この記事を踏まえて、基本の型を完成させ、確認や添削を経てから、ESを自分ならではのものに仕上げていきましょう。