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エントリーシートでアルバイトの経験を書くメリットと注意すべき点について解説します。アルバイト名やアルバイトリーダー経験の書き方やアルバイト経験がない人は何を書けばよいのかまで、エントリーシートでアルバイトについて書く際の疑問を記事にしました。

<エントリーシート>アルバイト経験を生かした書き方

アルバイト経験のメリット

アルバイト経験はマニュアル作業や対人関係の能力があることの証です。自身が一定の能力や組織で働くことへの理解があることを企業へアピールすることができます。また、アルバイトの内容がエントリーした企業の業務と親和性が高ければ、アルバイト時の働きが将来の働きに直結するので、企業に自身をアピールしやすくなります。筆者は、新聞の営業のアルバイトをしていたので、営業業務がある企業には直接的なアピールになりました。

メリットを生かしたエントリーシートの書き方

エントリーシートの設問で多い、自己PRや学生時代に注力したことでアルバイト経験の書き方をご紹介します。まず、アルバイト経験の概要を具体的に書きましょう。業務内容や自身の役割を書くことで、読み手側が具体的にエピソードを想像しやすくなります。その際に、人数など数字で表せるものはなるべく具体的な数字で書き入れるとよいでしょう。次に、アルバイト先で取り組んだことや目標、課題、行動の動機、そこから学んだことを中心に、エントリーシートを作成しましょう。ここで、重要なことは自分が困難に対してどう行動し、それを通じてどう成長したかを企業にアピールすることです。一般的に、企業は就活生の将来性を重視する傾向があるからです。

アルバイトリーダー経験をアピール

アルバイトリーダー経験をアピールする際は、周囲との関わりを軸にエントリーシートを書きましょう。組織内で課題解決するために周囲との関わりは重要であり、企業が重視しているポイントの一つです。アルバイトリーダーは社会組織でのリーダー経験なので、エントリーシートに書くことで、自身のリーダーシップをアピールすることができます。

<エントリーシート>アルバイトの形式的な書き方

アルバイト名の書き方

エントリーシートを書く際は、アルバイト先の企業名を書くことは避けたほうがよいでしょう。自身のアルバイト先がエントリーした企業と関係性がある場合に、エントリーシートの内容がマイナスに働いてしまう可能性もあります。業種名を略して書くことにも注意が必要です。しかし、面接では具体的な固有名詞を使いましょう。固有名詞を言うことで自身の話を相手が想像しやすくなり、スムーズに面接が進みます。面接の場合は、面接官とのスムーズな意思疎通を一番に重視しましょう。

経歴欄の適切なアルバイト経験の書き方

アルバイト経験は長期間のものを書きましょう。目安は一年以上、最低でも半年以上です。経験が短いものを書くと企業に悪い印象を与える可能性があります。アルバイト経験を書く際に、あわせて業務内容も簡潔に書き入れると面接がスムーズに進みます。筆者の場合、営業という特殊なアルバイトだったので、業務内容やシステムを説明する際にうまく伝わらず、面接で失敗した経験があります。その事態を避けるためにも、事前にアルバイトの業務内容を経歴欄やエントリーシートに書くことは必要です。

アルバイト経験なしは就活に不利なのか

アルバイト経験なしは不利?

アルバイト経験がないことは、就活に不利に働くと思う人もいるかと思いますが、企業が重視しているのは、エピソードの内容なのでアルバイト経験に代わる経験があれば何も問題はないです。例えば、学業やサークルでの経験を代わりに書くことができます。しかし、それぞれの経験だけだと自己アピールが一面的になることもあり、複数のエピソードを持っていることで多面的に自身をアピールできることも確かです。筆者の場合、学業面が欠けていたので、エントリーシートや面接で苦労したことがあります。したがって、自身のさまざまな経験をもう一度振り返り、複数のエピソードから多面的に自身をアピールできるようにしましょう。

アルバイト経験なしのエントリーシートの書き方

アルバイト経験がない場合は、学業についてエントリーシートを書くことをおすすめします。学生の本分は学業なので学業をアピールすることで自身の真面目さが伝わりやすいです。また、研究内容がエントリーした企業に関連していれば、直接的な志望動機や自己アピールになります。

アルバイト経験者より逆に有利?

アルバイト経験をエントリーシートに書く人は多く、どうしても内容が重複してしまいがちです。したがって、アルバイト経験を書かない場合は、エピソードにもよりますが、他の人と被る可能性が少なく、アルバイト経験者より有利に働く場合があります。自己PRや学生時代注力したことは、オリジナリティも重要な要素なので、アルバイト経験がないことを前向きにとらえて、エントリーシートを作成しましょう。

ESでアルバイト経験を書く時のまとめ

エントリーシートでアルバイト経験を書く場合は、読み手がエピソードを想像しやすいように、具体的に概要を書くことが大切です。形式的なアルバイト経験の書き方は、具体的な企業名は避け、業務内容も併せて書きましょう。また、アルバイト経験が無い人は、学業といった経験を軸にエントリーシートを書くことをおすすめします。この記事を参考にして、ぜひエントリーシートを作成してみてください。