就活のエントリーシートで趣味や特技を書く必要性や書き方を筆者の経験をもとに解説します。
エントリーシートだけでなく、実際に面接で趣味、特技が聞かれる場面があるのか?といった疑問も記事にしました。趣味や特技がなく、エントリーシートが書けない人に向けての対処法もあわせて記事にしたので参考にしてみてください。
Summary
エントリーシートの書き方
趣味、特技は必ず書きましょう
エントリーシートの趣味や特技は、企業に自分自身を知ってもらうことができる一つの要素です。
エントリーシートの他の設問とは違い、日常的な自分自身を知ってもらうことができます。趣味や特技を書くことを通じて、志望動機や学生時代注力したことだけでなく、多面的に自己をアピールしましょう。
趣味、特技の書き方
趣味、特技を書くうえで、具体的な内容まで書くとよいです。その際に、具体的な数字を書くことで、読み手が想像しやすくなります。このことは、エントリーシートのゼミやサークルでの書き方にも共通することです。筆者は、【ボウリング、ハイスコア240、週二日で行っていました。】と書いていました。このように、実績や頻度を書くことで、具体的なエントリーシートになります。
趣味、特技を生かして自己PR
エントリーした企業の業務に生かせるような趣味や特技を書くと、直接的な自己アピールになります。例えば、英会話や語学といった趣味は、海外拠点がある企業へ、映画鑑賞は映像制作会社へのアピールにつながります。また、珍しい趣味や特技は企業側が自分自身に興味を持つきっかけになることもあります。エントリーシートを最大限利用して、企業に自己アピールしましょう。

面接時の趣味、特技
面接で趣味や特技は聞かれる?
筆者の経験では、趣味や特技は面接で聞かれることがありました。具体的な面接官の聞き方は、面接官が就活生の緊張をほぐすために聞く場合と、面接が進んで十分に志望動機や学生時代注力したことを話し終えた後に聞かれる場合です。前者は、趣味や特技を通じて、話しやすい場の空気づくりを行うとよいでしょう。後者は、趣味や特技を通じて多面的に自己をアピールするとよいです。
趣味、特技で面接をうまく乗り切る?
趣味や特技を通じて面接官と話が弾み、面接がうまくいく場合があります。筆者の場合、面接官との間にサッカーという共通点があって、ポジションなどについて話が盛り上がり、緊張がほぐれて面接がうまくいった経験があります。
したがって、趣味や特技が面接官との共通点となり、面接がうまくいく可能性があるので、エントリーシートには趣味や特技を書くとよいでしょう。
趣味や特技がないときの対処
日々の生活を振り返る
趣味の場合は、日々の生活を実際に書き出すことで探してみましょう。特に、休日に何をしているかが重要です。
例えば、友人とお酒を飲むことが多ければ、友人とお酒を飲むを趣味にすることができます。必ずしも、スポーツや文化的活動でないものでも、自己アピールができます。友人とお酒を飲むを例にとると、周囲と積極的に交流するアクティブな印象を与える可能性があり、自己アピールにつながります。
趣味は、基本的に自分自身で判断するものなので、自身が趣味だと思うものを自信をもって書きましょう。
過去の体験を書く
小中高の部活動経験や、習い事の経験を書くことです。必ず、現在行っているものを書く必要はないです。しっかりとした過去の経験があれば、面接で深堀された場合も慌てず話すことができます。
特技は書かなくてもよい?
特技は、趣味に比べて見つけにくいものです。特技が見つからない場合は、無理にエントリーシートに書かず、趣味だけを書きましょう。趣味と特技はエントリーシートで同じ設問の場合が多いので、趣味だけを書いても空欄にはなりません。面接でも、趣味と特技セットで聞かれることはあっても、特技だけを聞かれることは、筆者にはありませんでした。特技がなく、不安に思う人も趣味を書くことで、エントリーシートが空欄にならず、面接でも話すことができると思います。
就活の趣味や特技のまとめ
就活の趣味や特技は、エントリーシートに必ず書くようにしましょう。その際に、企業の業務に直結したものや珍しい趣味や特技を書くとよいです。面接でも、趣味や特技は聞かれる場合があるので、趣味や特技を通じて自分自身をしっかりアピールしましょう。