最近よく聞く外資系！どんな企業があるの？

就活を始めると外資系企業の名前をよく聞きますが、外資系といっても業界はさまざまであり、業界ごとに特徴が大きく異なります。外資系企業の共通点と業界ごとでの相違点をまとめたので、外資系企業への理解を深めましょう。

Summary

外資系業界の一覧

外資系企業と一括りで扱われることも多いですが、日系企業と同じように外資系企業にも様々な業界が存在します。その中でも、コンサル業界、IT業界、金融業界、メーカーなどがよく人気な業界として挙げられます。

外資系企業の共通点としては給与が高く、職種別の採用を行っていること、さらに実力主義を掲げていることなどがあげられます。

コンサルティング業界とはクライアント企業に対して、自身の専門性を活かすことで貢献していく業界です。

昇給することで入社数年で年収1000万円を得る人も多いようです。

業界の中でも分類があり、戦略系、総合系が特に人気があります。

戦略系は企業の戦略を考えることを主に行い、代表的な企業にマッキンゼー・アンド・カンパニー、ベイン･アンド･カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループがあります。

総合系は、クライアント企業の様々な問題を対象として、上流の戦略から実際に実行に移すまでを総合的にコンサルティングします。最近ではエンジニアをはじめとするIT専門職の募集も行われています。代表的な会社にアクセンチュアや、BIG4と呼ばれるPwC、EY、KPMG、デロイトトーマツがあります。

こちらのページに各企業の一覧と選考対策を記載しております。

外資系IT業界は外国のIT企業の日本法人などです。

この業界の特徴として、年収に占めるインセンティブ給、すなわち成果給の割合がとても多いです。ベース給は昇進しても増額が少ない一方で、インセンティブ給は高額であるため、個人の実力によるインセンティブ給によって年収の差がとても大きく出ます。

また他の業界の外資系企業に比べて残業時間が少ないです。

代表的な企業にはGoogle、日本マイクロソフト、アマゾンジャパンなどがあります。

弊社のこちらのメディアで外資系IT業界については詳しく説明しております。

金融業界は全体的に労働時間が多いですが、その分平均年収は高いです。

外資系金融業界の中には、いくつかの分類があり、投資銀行と保険などがあります。

投資銀行は日系企業でいう証券会社であり、代表的な企業としてゴールドマンサックスやモルガン・スタンレーなどがあります。職種別採用なので、職種によって平均年収なども大きく異なります。その中でもIBD部門が最も平均年収が高くなっています。

保険は日系企業で扱われているものと同様に保険を扱っています。

代表的な企業にはアフラックやプルデンシャル生命などがあります。

外資系メーカーは他の外資系企業に比べて、インセンティブが年収に占める割合が小さいので、会社内での同期の間でベース給による給与の差が小さいです。

また、入社当初の年収は日系企業の手当を加味するとあまり日系企業と変わりがありませんが、昇進スピードが早いため早い段階で昇給していきます。

代表的な企業にはP&Gや日本ロレアル、ネスレ日本などがあります。

日本ロレアルについては、弊社のこちらの記事でご紹介しております。

今回は、外資系企業を業界ごとに説明させていただきました。

専門性を磨くコンサル業界、インセンティブ給で実力を活かせるIT業界、平均年収の高い金融業会、昇進の早いメーカーのように外資系企業といっても、その特徴は様々でした。

自分の望むものやキャリアを踏まえて業界を選んでいきましょう。

なお、こちらから弊社の外資系企業に関するメディアを見ることが出来ます。