文系の仕事の概要をご紹介します。理系の仕事との違いや文系から理系の仕事に就職することも記事にしました。文系、理系の就活についても書いたので、この記事を参考に理系、文系の仕事や就活について改めて考えてみましょう。

文系の仕事

文系について

文系、理系は大学の学部によって決まり、文系が学ぶことは汎用性が高く、どの仕事にも通用するもので、文系の仕事は幅が広いです。文系で学んだことが直接的には関連しない場合も多いです。逆に、理系の仕事は専門性が高く、仕事の幅が狭いです。理系の人は、文系の仕事に就くことも可能ですが、文系は理系の仕事に付けない場合もあります。メーカーの研究開発職や金融のアクチュアリー職などは、文系の知識では就職しにくいと言われています。

主な文系の仕事

【営業】
文系出身者が就職する職種で一番多いのが営業です。営業といっても会社によって形態が異なり、営業の顧客が法人か個人かや扱っている商材によって異なります。営業を志望する人は、興味のある企業の営業の特徴について調べてみてください。
【コーポレート系の部門】
コーポレート系の部門は、営業やマーケティングとは異なり、自社のことについて仕事を行います。営業などが外向きの仕事であるのに対して、コーポレート系の部門は内向きの仕事と言えます。経理や総務、人事などの部門があります。
【マーケティング】
商品・サービスの開発に当たって顧客情報の収集を行い、商品のコンセプトを決めたり、そのコンセプトを宣伝したりしています。また、最近ではデジタルマーケティングの活用が注目されていて、理系の要素が強くなってきています。

文系から理系の仕事に就く

文系であっても、理系の仕事に就くことができ、代表的なもので、ITエンジニアやシステムエンジニアがあります。文系でエンジニアの知識がなかったとしても、会社の教育体制がしっかりしているので全く知識がなくても就職することができます。また、大学で学ぶエンジニアの知識は少なく、文系出身者と理系出身者で入社時点でそこまで差がないと社員の人から聞いたことがあります。

文系仕事の特徴

学生時代の学習

文系は学んでいる内容が業務内容に直接繋がっていないことが多く、反対に、理系は学生時代学んだ内容が業務内容と繋がることが多いです。理系の例を挙げると研究開発、文系では営業が挙げられます。研究開発は学生時代行っていた研究をそのまま活用でき、営業は営業自体を学生時代に学ぶ機会はかなり少ないでしょう。そのため、理系の仕事は専門性を求められることも多く、入社以前の段階で基礎的な能力や即戦力が求められることになります。

可能性の広がり

文系の仕事は汎用性が高く、誰でも大抵の文系の仕事につける可能性を持っています。その際に自身に合っている企業や業界などの将来の仕事をさまざまな可能性から決めることができ、文系の仕事のメリットと言えるでしょう。

文系・理系の就活の違い

文系就活

文系の就活は、エントリーシートを出し、面接を複数回受ける、いわゆる一般的な就職活動です。理系の就活に比べて、就活生によって就活がさまざまあり、多様性があります。業界によって受ける時期や選考内容が異なり、業界も理系に比べて多くあります。そのため、就活にかける時間は圧倒的に文系の方が多いです。

理系就活

理系の就活は、文系と異なり学科推薦を利用できる場合があります。その場合、就活が早く終わり、通常の選考と比べて比較的楽に内定を貰えることがあります。基本的に、法的拘束力はないものの学科推薦は断れないので第一志望を受けましょう。
また、文系とは、理系専門の説明会が行われていたり、面接で研究を発表する時間が設けられている会社があるという違いがあります。

文系の仕事のまとめ

文系の仕事は、幅が広く、学んだことが直接的には関連しないことが多いです。そのため、汎用性が高く、多くの可能性の中から自身に合った仕事を見つけることができます。それに比べて理系の仕事は専門性が高く、メーカーの研究開発職や金融のアクチュアリーなどが仕事として挙げられます。反対に、文系は営業やコーポレート、マーケティングがあります。
文系の就活は、エントリーシートを出して複数回面接を受ける、いわゆる一般的な就活です。理系も文系と共通する部分もありますが、異なる点として学科推薦が受けられことがあります。学科推薦は、面接が一回で終わることもあり、比較的早く就活が終わります。