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就活 メールアドレス
就活 メールアドレス

就活中、エントリーシートやインターネットでメールアドレスを登録する機会が頻繁にあります。このときプライベートで使っているアドレスをそのまま使用していいのか、あるいは就活用に新しく作るべきか悩むことがあるかもしれません。結局どうするのがベストなのか筆者の体験を交えてご紹介します。

やはり大学専用のアドレスが無難

フォーマルな印象を与えられる

企業は普段から独自のドメイン(アドレスの@以降の部分)を持つメールを連絡手段としています。それにあわせて皆さんも自分が所属する大学から発行されたアドレスを使うことが無難です。大学専用のアドレスであれば身分証明にもなりますし、信頼性がフリーメールよりも高いです。

携帯会社のキャリアメールは避ける

契約している携帯会社のアドレスの場合、初期設定のままではPCからログインすることができません。設定が求められ、通信会社によっては追加料金がかかるだけでなく、企業からのメールが迷惑メールに振り分けられる可能性があるため、就活での使用は控えましょう。

大学のアドレスでも注意するポイント

もちろん大学のアドレスを使っておけば問題ない、ということではありません。アカウント名(@の前の部分)にも注意してください。例えばあまりにも長すぎる名前や、初対面の人が見て不愉快に感じるような非常識なものは避けましょう。「名前+誕生日」などシンプルで他の学生とかぶらない、自分で覚えやすい名前がおすすめです。

おすすめアドレス活用術

就活用でも目的別に使い分ける

フリーメール、大学のアドレスのどちらもPCやスマホから送受信できるので、就活情報や合同説明会など情報収集を目的とするものはフリーメール。選考を受ける企業に登録するものは大学のアドレスと使い分けるのが1番おすすめです。就活を始めるとイベントやインターン情報を得るために複数の就活メディアに登録しますが、3月解禁の時期になると1日30通以上メールが送られてきます。本命の企業にこれらと同じアドレスで登録すると、最悪の場合企業からの重要な連絡を見逃す可能性があります。アドレスを使い分けたり、あるいはフォルダやラベルを作成して重要度が高いメールにすぐ対応できるようしておきましょう。

フリーメールを本選考でも使い続けた結果

選考を受け始めたばかりのころ、筆者は企業にフリーメールを提出していました。というのも新卒紹介の人材会社に登録したとき、フリーメールで基本情報を登録したため、人材会社経由で選考を受けた企業には自動的にそのアドレスが伝わっていたのです。10社程度の選考をそのアドレスで受けましたが、特に咎められるようなことはありませんでした。
しかしその内の1社の部長面接で、面接官がエントリーシートを見ながら突然、「このアカウント名って何か由来があるんですか?」と尋ねられました。当時アカウント名を動物の名前で登録しており、そのことをすっかり忘れていたため、かなり驚きましたが正直に名前の由来を話ました。
基本的にはフリーメールを使っていることを指摘されることはありません。ですが企業の中には、なぜ大学のアドレスを使わないのか聞いてくる可能性もあります。面接中の心理的負担を減らすためにも、できるだけ大学のアドレスを使いましょう。

メールマナーにも注意!

社会人マナーとして覚えておくのがおすすめ

メールアドレスはもう心配ない!という方は、メールの文面にも意識を向けてみてください。就活中は企業への問い合わせやOB訪問など社会人の方とメールをする機会が何度かあります。最低限のビジネスメールのマナーを3つご紹介します。

件名を入れる

人事の方は1日に何件も学生からメールの問い合わせを受けています。件名を見て誰からのどういう内容のメールなのかすぐに分かる件名にしましょう。
【例】説明会日程のお願い(レクミー大学 就活太郎)

宛名を入れる

宛名は本文の一番始めに記載します。企業にメールを送る場合、宛名は株式会社から書き始めます。「株式会社」が社名の前にある前株か、後ろにある後株か注意して(株)と略さないようにしましょう。
【例】○○株式会社 人事部‌ 新卒採用担当者様

署名を忘れない

署名は文章の最後に書きます。基本的には大学名、学部学科、氏名、メールアドレス、電話番号、住所を記載しますが、筆者の場合住所までは書きませんでした。

【例】レクミー大学 経済学部 経営学科
就活 太郎
×××@×××.com
090-××××-××××

ビジネスメールのマナーを意識しよう

メールアドレスや文章がマナー違反であるという理由で不採用になってしまったらもったいないですよね。つまらないポイントで減点されないためにも社会人になる前からマナーを意識しましょう。