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withコロナの就活では、不安との向き合い方がとても大切です。多くの学生がコロナ禍の就活に不安を抱えている中で、どのようなマインドセットでいれば良いのか、また具体的に何を行えば良いのかお伝えしていきます。この記事を参考にして、withコロナの就活を前向きに捉えられるようになりましょう。

withコロナの就活における不安との付き合い方とは?

新型コロナウイルスの流行により、これまでの就活と比較するとその様相は大きく変わりました。市場に溢れる就活対策のノウハウが通用しない部分も増え、不安に感じる学生も多いことでしょう。ここからはwithコロナの就活におけるマインドセットについてご説明していきます。

withコロナで不安なのは自分だけではない

コロナ禍の就活において、不安を抱えている学生はあなた一人ではありません。周りの学生もOB・OG訪問の機会や企業との接点が減ることなどに対し危機感を覚えています。全学生が同じ条件で就活をしているのですから、自分一人が不利な状況に陥ることはないのです。また「学生時代に力を入れたこと」に対する不安を抱えている学生もたくさんいらっしゃいます。外出を制限される中で、研究活動や学業以外の活動に十分取り組めない学生が多かったのがその理由です。しかし、企業が見ているのは”コロナ禍で残した実績”ではありません。コロナ禍で何を考えていたのか、そしてその結果どのような行動に結びついたのかといった学生の考え方や人柄を注視しているのです。コロナ禍の就活における不安を紐解いていけば解決される可能性が大いにあります。揺らぐことなく自分の軸を持って就活を進めましょう。

withコロナの就活におけるマインドセット

不安な状態が続いた場合、自分のパフォーマンスを最大化するのは大変難しいです。前述したようにコロナ禍でも自身を平常に保ち、軸を持ち続けることが求められます。不安との戦いは就活で終わるわけではありません。社会人になってからも大勢の前でプレゼンテーションをする際、重要な商談の直前は不安に襲われることもあるでしょう。そのようなときは不安の原因を探るのがおすすめです。上記でもお伝えした通り不安を一つ一つ紐解いていくことで気持ちが整理され、解消される可能性があります。漠然とした不安を抱えているのであれば、紙に書き出したり友人・知人に打ち明けたりしてみましょう。具体的な解決策を見つけることで無用な不安は取り除かれるはずです。withコロナの就活だからこそ、”不安との付き合い方を学べる”と前向きに考えてみてください。

企業側の採用活動の状況

企業も採用スケジュールを調整したり、学生とのコミュニケーションを図るためにIT環境の整備を進めたり不断の努力をしています。外出が抑制されることで学生へ供給される情報や選考自体のオンライン化が進んでいますが、これはデメリットばかりではありません。たとえば面接会場までの移動時間が削減され、時間を効率的に使えるようになりました。面接を行う場所も志望する企業ではなく自宅や行き慣れている場所なので、学生によってはリラックスして臨めると感じる方もいるでしょう。また地方の学生からすると、首都圏への交通費や宿泊費が節約できます。withコロナにおける就活は不安な面も多いですが、その中で享受できるメリットを探すことも大切なのです。

withコロナの就活で学生が準備できる2つのこと

withコロナの就活では一次情報に触れること、そして活動量を減らさずアウトプットに主眼をおくことが大切です。ここからはこの2点について詳しくみていきます。

withコロナの就活おける一次情報のとり方とは?

withコロナの就活では一次情報にきちんと触れることを念頭に置きましょう。学生の多くはコロナ禍での情報不足を懸念しています。OB・OG訪問の不足、キャリアセンターや企業へ直接訪問する機会が減っているのがその要因です。情報が不足しているからといって闇雲に情報を集めても仕方ありません。情報の中には噂や又聞きレベルの信憑性に欠ける情報も混在しています。変化が激しい状況だからこそ、なるべく出どころに近い情報を入手するようにしましょう。不確定な情報に触れ続けてしまうと就活に対する不安も大きくなってしまいます。企業の公式サイトで公開している情報や、web説明会、オンラインで行うOB・OG訪問で情報収集をするなど、時代に即した方法で行うと良いでしょう。

withコロナにおける就活の活動量とは?

外出が憚られる状況下において、自宅にいる時間が増えると就活に向き合う時間も減ってしまう可能性があります。自宅にいるとどうしてもリラックスしたり、誘惑に負けたりすることも多いでしょう。withコロナの就活において活動量を減らさないことはとても大切です。新型コロナウイルスの影響を受けているのは全ての学生であり、自分だけが不利になることはないと前述しました。しかし、この活動量に関しては周りの学生と大きく差がつくポイントと言えるでしょう。毎日3時間は就活に充てるなど継続的に取り組むことで活動量を保ちましょう。また自宅で就活をしようと思うと、企業調べや自己分析などインプットに目が行きがちです。もちろんインプットも行うべきなのですが、アウトプットの割合を増やす方がさらに重要と言えるでしょう。インプットばかりだと、いざ本番を迎えた時に発信力が足りず選考が進まない事態に陥ります。エントリーシートの送付やweb面接を早い段階で経験しておけば、落ち着いて本番に臨めるはずです。

まとめ

withコロナの就活は企業も学生も、お互い手探りの状態で進められています。しかしより良い人材を確保したい企業と自分に最適な企業を選ぶ学生という就活の本質は変わっていません。学生にとっては不安が募る状況ではありますが、上手く付き合いながら満足のいく就活にしてください。

YouTubeで動画も公開中

コロナ禍での不安や就活との向き合い方について、元P&Gジャパン採用/研修統括マネージャーのレクミーおじさんが詳しく解説している動画はYouTubeでも視聴できます。記事には載せきれなかった貴重な話も聞けるので、ぜひレクミーチャンネルもチェックしてみてください。
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