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実際に内定者がどのように就活をしていたか気になるという方は多いのではないでしょうか?第1志望の業界の会社の内定に少しでも近づくためには、ロールモデルを探して就活を進めることをおすすめします!今回は、内定者が教えるANA内定の就活の進め方に関してご紹介します!是非参考にしてみてください。

3月の動き方

他の業界の就活

3月は、様々な企業の説明会に足を運ぶようにしていました。完全に航空業界のみに絞って就職活動をしていた訳ではないので、損害保険会社や商社など多くの企業の説明会や座談会に行くようにしていました。幅広い業界や企業を知ることで、「なぜ別の業界ではなく、航空業界が良いのか」という志望動機も固めることができるので、就活の初めには幅広い業界を見ることをおすすめします。

航空業界の就活

企業研究と自己分析を中心に進めていました。企業研究としては、ANAとJALの違いを徹底的に調べていました。例えば、ANAは挑戦する文化が根付いており、JALは伝統を守る文化が根付いていることや、ANAのCAは1年目から国際線を担当するので、早いステップアップが特徴であることに対し、JALのCAは国際線を担当するのが2年目以降なので無理なく日本の文化を学んだ上で国際線を担当することができるといった特徴があります。

4月の動き方

他の業界の就活

4月も、学校の授業に引き続き、企業の説明会に参加していました。金融業界は特に説明会に参加した回数がチェックされているという噂を聞いていたということもあり、同じ会社の説明会に何度も足を運ぶようにしていました。学校の授業が週に2日で、残りの5日は企業の説明会に参加するか座談会に行くか、グループディスカッション対策の講座に出るなど何かしらの就活イベントに参加していました。

航空業界の就活

4月~6月にかけては、実際に働いている方にお会いしお話をお伺いするようにしていました。学校のキャリアセンターでOGの方の連絡先を入手してなるべく多くの方にメールを送り、アポイントを取るようにしていました。4月には2人のOGの方にお会いして、お話をお伺いしました。具体的な仕事内容やサービスする上で気をつけていること、保安面で意識していることなど、面接で話すことができる情報を収集するようにしていました。また、自己PRや自己紹介、志望動機で話す内容を考え、自己PRは3つほど、自己紹介は1つ、志望動機は3つほど用意をし、面接に備えていました。自己PRは1分、自己紹介は30秒、志望動機は1分で話すことができる内容を準備していました。

5月の動き方

他の業界の就活

5月は、航空業界以外の業界では本選考を積極的に受けるようにしていました。ベンチャー企業の本選考や楽天などの面接時期が早い企業の本選考を受け、面接に慣れるようにしていました。5月までは1社も内定がない状態だったので、多少焦りはありましたが、5月でベンチャー企業の内定をとることができました。6月以降は、損害保険や商社の一般職の本選考も始まるので、自己分析やOB訪問を引き続き行うようにしていました。

航空業界の就活

OG訪問や企業研究、自己分析を引き続き行うようにしていました。5月頃からは6月からの面接に備えて、様々なサイトを見て、過去にどのような質問が聞かれたのか調べ、それをノートにまとめるようにしていました。その質問に対してどのように答えるかノートにまとめることで、面接で困ることがないように準備をしました。また、大学のキャリアセンターで面接対策をしてもらうなど、大学の就活センターを積極的に使用することで本格的な対策を行うようにしていました。

6月の動き方

他の業界の就活

6月からは損害保険や商社の本選考も始まったので、1日から面接三昧でした。1日に航空業界も合わせて、3社の面接を受けるようにしていました。6月10日頃には、2社内定を得ることができたので、少し就職活動に安心感が出たので良かったです。1日に数多くの面接を受けていたので、夜には友人とご飯に行くなどしてリフレッシュしながら就職活動を進めていました。航空業界の面接の日程がかなり遅いので、6月前半にはいくつか内定をもっておくと後々進めやすくなるでしょう。

航空業界の就活

6月1日から航空業界の面接が始まりました。面接は1次面接、2次面接、3次面接まであるのですが、それぞれの面接日程にかなり空きがあることが特徴です。1次面接を1日に行ったとすると、2次面接を12日、3次面接を24日に行うという様に、他の業界と違って内定の時期はかなり遅くなります。内定は7月以降に出る場合がほとんどなので、待つ時間はかなり辛いです。しかし、内定をとることができた後のことを考えて、モチベーションを保つようにしましょう!

7月の動き方

7月は、他の業界の就職活動は終わっていますが、航空業界の内定が出る時期になります。最終面接を行った日から3週間後に内定の連絡がきたという人もいるので、焦らずに待つようにしましょう。

自己PR例

私の強みは、臨機応変に対応することです。○○ホテルでのアルバイトでは、様々な年齢層のお客様や外国籍のお客様がいらっしゃるため、臨機応変に対応することが求められました。ご高齢のお客様がいらっしゃった際には、お手をとってお手洗いまでご案内したり、お子様がいらっしゃった際には話をする際膝を屈めて同じ目線で話すようにするなど、お客様によって臨機応変に対応するようにしておりました。御社の客室乗務員になることができましたら、あらゆる目的で飛行機をお使いのお客様がいらっしゃると思いますので、臨機応変にサービスして参りたいと思います。

自己紹介例

○○大学から参りました、○○と申します。私は、幼いころから北海道で生まれ育ち、大きな大高原を走り回って体力をつけて参りました。現在は、その体力を活かして○○ホテルでブライダルのアルバイトをしております。ブライダルでは、お客様の立場に立ったサービスをできるよう日々努めております。本日は、大変緊張しておりますが、想いを伝えることができるよう頑張りますので宜しくお願い致します。

志望動機例

私は、○○という本を拝読して、「自分以外は皆お客様」という考え方やgoodjobカードでお互いを褒め合うなどチームスピリットを胸にサービスされていることに大変感銘を受けました。10年間続けたバレーボールでは、日々の部活の中で、普段と様子が違う子や笑顔が少ない子がいた際には、「何かあった?」と声をかけるようにしていました。御社の客室乗務員になることができましたら、仲間への気遣いを忘れずにサービスして参りたいと思っております。

ANAに内定するには

ANAに内定するには、ANAが求めている人材像を把握した上で面接でアピールする必要があります。ANAは、「チャレンジ精神」、「臨機応変にお客様に対応する力」、「チームワーク力」を特に大切にしているので、それを意識して話すようにすると面接官からの印象も良いでしょう。「あんしん、あったか、あかるく、元気」という社員の行動指針があるように、明るくハキハキと面接では話すようにしましょう!

内定のためにできることを努力しましょう!

今回は、ANAに内定するまでの過程の一例をご紹介しました。上記はあくまでも一例なので、人それぞれ内定をとるために行ったことは違います。自分に合った就職活動の進め方を見つけるようにしましょう!自己PRや志望動機の例もあるので、参考にしながら準備してみてください。