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CAには空の上の安全を守る役割がありますが、その他にも求められる力はたくさんあります。時代が変化するにつれて社会から求められる内容が徐々に移り変わっていくので、時代と共に求められること自体も変わってきます。今では、様々なお客様にご搭乗いただきたいという想いから、「心のバリアフリー」という活動に力を入れている関係で、手話検定等は取得すべき資格となっています。

CAに求められる力

CAに求められる力は、お客様の気持ちを察すること、外国籍のお客様にも日本人と同様に快適なサービスを受けてもらえるような語学力など様々です。察知力、語学力と同様に世界遺産に関する検定などは、世界を飛び回る職業であり、お客様との会話の糸口を多く見つけることが大切であるため、取得しておくべき資格と言えます。また、保安面が最も大切であるため、けがの手当や病気の際の対処法を学ぶ資格を取っておくと良いでしょう。

入社後取得すべき資格

赤十字救急法救急員

CA職の主な仕事は、サービス要員ではなく、保安要員です。保安要員としての役割の方が圧倒的に大切であるため、保安要員ならではの資格が大切です。赤十字救急法救急員の資格では、日常生活における怪我の手当や電車で人が倒れた際にどのように手当をするのかなど、生活でも役に立つ知識を学ぶことができます。怪我の手当として三角斤を使用し、どの部位にどのような巻き方をするか実践的に学ぶことでできます。2人1組でペアになり、交互に怪我の手当をし合うことで、手当の仕方を身につけることができます。筆者が就職活動中に資格を取得しにいった際も、現役のCAさんが2人で受講しに来ていたので、入社後にも引き続き取得しなければならない資格であると感じます。

手話検定

手話検定3級以上を取得しているCAさんは、制服にバッジを付けてサービスをしています。目が不自由なお客様がご搭乗された際は、そのバッジを付けているCAが担当することがほとんどです。また、そのバッジを手に入れると昇給することもでき、また目が不自由な方とも難なくコミュニケーションをとることができるので、入社後は積極的に取得すると良いかもしれません。

第二外国語の資格

第二外国語の資格を取得することができると、ランゲージピンというバッジを貰うことができます。今では国際線の便数が増えたり、外国籍のお客様が増えるなどよりグローバルな環境で仕事をすることが求められるので、語学力を上げるための取り組みがなされています。中国語や韓国語、ドイツ語などあらゆるランゲージピンを用意することで、CAの語学力強化へのモチベーションも高まります。また、このランゲージピンも昇給の基準の1つなので、目指してみると良いでしょう。

TOEIC

TOEICの点数は、2年ごとに更新されてしまうため2年ごとに受けることが求められますが、引き続き受けることをおすすめします。英語力はTOEICで表せることがほとんどなので、就活の時期と同様に受験すると良いでしょう。

世界遺産検定

世界遺産検定は、あらゆるフライトで役に立ちます。世界中にフライトすることがほとんどなので、世界各国の知識を持っているとお客様との会話が弾むこと間違いなしです。世界遺産に関してお客様から聞かれることもあるかもしれないので、あらかじめ知識を持っておくと豆知識など話すことができ、お客様にも喜んでいただけるでしょう。こちらの検定によって昇給することなどはないかもしれないですが、持っておくとお客様との会話の糸口になるので良いと思います。

ワインソムリエ

ワインソムリエの資格を取得しておくと、ビジネスクラスやファーストクラスで役に立つでしょう。ビジネスクラスやファーストクラスはワインを提供することがほとんどなので、知識があると、国ごとのワインの比較を話すことができたりし、お客様に喜んでいただけると感じます。

日本酒検定

日本酒検定も、ワインソムリエの資格と同様にビジネスクラスやファーストクラスで役に立つことが多いでしょう。ビジネスクラスやファーストクラスには日本酒やワインに詳しい方が非常に多いので、知識が無ければ、会話を膨らませることができずお客様を楽しませることはできないと感じます。そのため、日本酒やワインの知識はある程度学んでおくことが重要です。

CAになることができた後も引き続き努力をしましょう!

内定が無事決まった後は安心して何もしないという方も多いのではないでしょうか。就活が終わった後には入社までに時間がたっぷりあるので、空いた時間を使って勉強してみるのも良いかもしれません。時間があまりとれないという方は、入社後の空いた時間を使って勉強して資格に挑戦してみましょう!