ページ上部バナー

1年目から花形部署に配属される・将来の幹部候補として育てられるといった理由で人気を集める、みずほフィナンシャルグループのGCFコース。商社志望や外銀志望も受けることが多く、優秀な学生層でわずか20人ほどの枠を取り合うため、倍率も高いことで有名です。しかし、採用人数が少ないせいか、選考情報があまりなく、対策をどのようにすればいいか悩むことも。
今回はGCFコース志望の学生に向けて、オープンコースとの違い、選考ルート解説、選考突破のためのポイントを全て網羅してお届けします!

オープンコースとの違いは?

GCFとはグローバルコーポレートファイナンスの略称で、入社当初の配属が、大企業・金融・公共法人部門、グローバルコーポレート部門、グローバルプロダクツユニットに特定されています。
みずほフィナンシャルグループには通常の総合職であるオープンコースもあります。それでは、このオープンコースとGCFコースの違いとはどこにあるのでしょうか?

自分でキャリアを決められる!

一番の違いは自分でキャリアを決められることです。社内公募や人事相談でキャリア選択する道もありますが、通常の総合職では上からの人事で配属が決められます。そのため、自分のキャリアプランが、望み通りに実現できる保証はありません。
しかし、GCFコースでは、大企業・金融・公共法人部門、グローバルコーポレート部門といった特定の部署の中から自分の入りたいものを選ぶことができます。いずれの部署も人気が高く、オープンコースだと支店で実績を出さないと配属されないですが、GCFコースでは特定部署への配属が約束されています。
大企業を相手に仕事がしたい、海外を舞台に仕事がしたいなどやりたいことが明確にある学生にとっては魅力的なコースでしょう。

地方転勤がない

GCFコースで初期配属される部署は全て本社か海外支店にあるものです。そのため、地方支店への転勤がありません。東京で働き続きたい人にとってはお勧めです。
反対に、地方で働きたい、中小企業支援がしたいという人はGCFだとその希望が叶えられないので、ご注意下さい。

倍率が非常に高い

GCFコースは、初期配属先が特定されている、地方転勤がない、海外で働くチャンスがあるといった理由から就活生からの人気を非常に集めています。商社志望者や外銀志望者が併願して受けることが多いため、優秀な学生との競争に勝つ必要があります。そして、採用人数はわずか20人程度です。そのため、選考難易度は金融の中では最難関になります。

給料はオープンコースと同じ

給料はオープンコースと同じものになります。もちろん、金融機関であるため他業界と比べると高収入ではありますが、みずほは他のメガバンクと比べると、働きやすいが給料は低い傾向にあります。高収入を就活軸にしている人はその点を踏まえて、志望するか検討した方がいいです。

選考ルート解説

みずほフィナンシャルグループは、人によって面談・面接の回数が異なるため、選考ルートが不透明です。とくにGCFコースは採用人数が少ないため、中々情報が出回りません。今回はそんなGCFコースの選考ルートを、内定者に聞くことができたので紹介します。

インターンに行かないと内定獲得は難しい

GCFコースの内定者はインターン参加者が大半なため、GCF志望者はまず、インターン参加を目指しましょう。

【インターン参加者の場合】
夏インターンや冬インターン参加者にはリクルーターがつき、1月から現場の人との面談が数回行われます。3月のES提出時に希望部署を選択するようです。提出後に変更することも可能ですが、3月時点で自分の希望部署がどこか決めておいた方が良いでしょう。
その後、一度みずほ人事部との面接を挟んで、希望部署のトップとの面接を行いますが、これが最終面接になります。

【インターンに参加していない場合】
インターンに参加していない場合は、GCFコースの説明会が3月から開催されているので、そちらに参加しましょう。説明会として開催されますが、グループディスカッションがあるため、事実上の選考と考えたほうがいいです。その後、ESを提出し、面接に呼ばれることになります。

GCFコースの内定を獲得するには?

インターン参加のチャンスを逃さない

GCFコースの内定者はインターン参加者から出る場合が多いようです。そのため、GCFコースのインターンに参加する機会は逃さないようにしましょう。

銀行→みずほ→GCFの順で志望理由は言えるようにする

なぜ金融機関の中でも銀行なのか、銀行の中でもなぜみずほなのか、なぜGCFなのか、細かく志望動機を聞かれることが多いようです。
商社志望者や外銀志望者が併願して受けることが多いため、本当にみずほのGCFが第1志望なのか確認したいのだと思われます。だからこそ、GCFに行きたい理由だけでなく、なぜ銀行なのか、なせ銀行なのかも話すことができるようにしておきましょう。

倍率も高いが、魅力的なコース

大企業営業、海外業務などメガバンクの中で花形と言える部署には、通常の総合職で入ると配属されるまでに時間がかかります。そのため、最初からこの花形部署への配属が叶えられるGCFコースは非常に魅力的なコースだと言えます。その分、競争も激しいですが、戦略を立てる際にこの記事をお役立てください!