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花粉症対策とマスクマナー
花粉症対策とマスクマナー

いよいよ日系大手企業でも本選考が本格化するとともに、爽やかな春の訪れです。しかし思わぬ刺客ー花粉ーの季節でもあります。免疫力・集中力の低下も招く花粉対策も就活期にはマスク着用マナーや薬の服用など細心の注意が必要です。この記事では、選考でベストパフォーマンスを発揮するための就活生向け花粉症対策を紹介します。

就活期の花粉症

いまや日本国内の4人に1人以上が花粉症患者であると言われるほど、国民病となった花粉症ですから、花粉症に苦しむ就活生も多くいるでしょう。筆者も花粉症がひどい時期の就活に苦しんだ記憶があります。

くしゃみ・咳・鼻水・涙

例えば、くしゃみや咳、鼻水、涙といった症状が一般的です。とにかく目も鼻もかゆくてどうしようもない、集中力が続かないと感じる人も多いのではないでしょうか。
説明会などで大きな音をたててくしゃみをしたり、鼻水をかんだりすることは悪い意味で目立ってしまいます。加えて、女性であれば鼻水や涙でメイクがよれてしまうしまうなどの二次災害に見舞われることもあり、ポケットティッシュの携帯が必須です。さらにこの季節の女性のメイクはウォータープルーフなどの工夫が必要でしょう。

薬の服用

花粉症症状を緩和するのに、薬の服用が欠かせないという人もいるでしょう。できるだけ症状を抑えて就活することで、ある程度集中して取り組むことが出来ます。しかし、処方箋・市販薬ともに眠くなる副作用のある薬には要注意です。面接ではどんなに眠かろうと問題ありませんが、説明会などは長時間に渡って話を聞くあいだに強烈な眠気と戦わなければならない可能性があります。筆者は眠くなる副作用をもつ市販薬を服用した状態で説明会に参加してしまい眠気に耐えながら情報収集する苦しい時間を経験し、花粉症症状と副作用どちらが辛いか分からないほどでした。

マスク着用

マスクは外気から花粉の体内流入を防ぐのにもっとも有効な手段です。外出時には花粉症対策だけでなく、防寒、風邪予防にも役立つ優れモノです。しかし、マスクをしたまま就活イベントや選考に参加するかどうかは十分な考慮が必要ですので以下マスクマナーを紹介します。

就活中にマスクをしていいのか

結論:NG

マスクは様々な利益をもたらす優れモノですが、一般的にマスク姿は顔が見えないという点で圧倒的に就活では不利に働くからです。もちろん、移動中などにマスクを着用することに問題はありませんが、会場に入る際、コートを脱ぐタイミングで同時にマスクは必ず外すようにしましょう。

何故マスクを外すべきか

先述の通り、マスクは顔の約半分を隠してしまうため、本人の確認ができない場合があること、表情が見えないこと、声がこもりがちになり聞こえにくいことなどから外すのが適切でしょう。人の印象は見た目が圧倒的なウェイトを占めるという点からも自分をアピールする場である就職活動においては、マスクの着用は控えるべきです。
しかし、どうしても咳が止まらないなどマスクを外せない状況にある場合は、予め採用担当者に対して断りを入れることで対応可能です。断りを入れることでマスクは外した方が良いことを知っているというアピールになるからです。
ただし、最近ファッショナブルだとして人気もある黒いマスクについては印象があまりよくないようなので、淡いカラーのマスクにしておく方が無難でしょう。

日常生活から症状緩和

就活では薬の服用へ注意が必要なこと、マスクは原則外さなければならないことをふまえ、その他の方法や自己免疫で対処できる身体づくりも花粉症対策の大切なステップの1つです。日々の積み重ねが重要ですし健康面においてもプラスに働くのでこの機会に参考にして取り入れてみて下さい。

外気からの吸収を防ぐ

花粉やPM2.5などの粒子をブロックするスプレーや鼻粘膜周りに塗るクリームなどが最近は薬局を中心に手に入れることが出来ます。これらを活用してマスク以外の方法で外気から花粉を吸収しないように対処することが可能です。
また、伝統的なエチケットブラシもホコリとともに衣服についた花粉粒子などを払い落してくれるのでぜひ持ち歩いてこまめにブラッシングしておきましょう。
その他、外気からの吸収を防ぐために重要なのは髪の毛や肌に付着した花粉粒子をできるだけ早く振り払うことです。最も効果的なのは入浴やシャワーなのだそうですが、髪をとかしたり、帰宅後にはなるべく早く洗顔するなどを心がけることも重要です。

食事での症状緩和・免疫強化

花粉症は免疫機能の低下によって症状が悪化しやすいのだそうです。そのため、免疫力を高める効果のある食事を心がけることで症状の緩和につながるでしょう。
特に胃腸の働きを活性化させ、肝臓や腎臓に負担をかけない食事が効果的です。発酵食品や食物繊維を積極的に摂取し、刺激的な味のものやアルコール、脂分、糖分の多い食事を少し控えることで胃腸を初めとする内臓負担の軽減、免疫機能の活性化に繋げられるかもしれません。

十分な休息による体力回復

実は花粉症症状を悪化させる一番の原因は不規則な生活習慣とストレスによるものであるとも言われています。そのため、ストレスのかかりやすい就活生は花粉症症状が悪化しやすいかもしれません。鼻詰まりや咳などの軽減とあわせてストレスの解消になるのはゆっくりと湯舟に使って蒸気を浴びることや十分な睡眠の確保でしょう。息抜きもかねてゆっくりのんびり自分をいたわるバスタイムを確保するのも良いかもしれません。

花粉を忘れて就活でベストを出し切ろう

就活の正念場において、集中力を欠くものは徹底的に排除したいものです。日頃のストレスなどももちろんですが、春の刺客―花粉ーも十分に対策してベストパフォーマンスで内定獲得を目指しましょう。