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上位校女子就活生の中にはオフィスでバリバリ働くイメージに憧れを持っている人もいるのではないでしょうか。しかし、いざ現実的に考えてみると全国転勤や体力的不安などを想像したり、営業職への配属が多いことなど不安がたくさんあると思います。この記事では女子総合職の不安要素を明らかにし、女性が挑戦しやすい可能性のある総合職について考察します。

キラキラした女性総合職のイメージ

上位校生の女子就活生こそ、せっかくなら仕事にも挑戦してみたいと総合職を志望することもあるでしょう。女性の総合職はキラキラしていて格好いいイメージを持つ人も多いかと思います。女性の志望する総合職で多いものには以下の職種が挙げられることが多いようです。

企画・商品開発

食品系のメーカーやコスメ、女性の衣料品などの商品開発や、旅行やイベントの企画を担う職種は人気が高く総合職の中でもキラキラとしたイメージを持つ人が多いようです。メディアやドラマのシチュエーションとして取り上げられることも多く、華やか印象があります。そしてなにより、自分の実現したかった商品が手に取れることを夢に見る人も少なくないでしょう。

広報・人事・総務など

一方で、企業における管理業務での総合職に魅力を感じている人も多いようです。実際に、就職活動の現場で会うことの多い人事部の人の中には話していて魅力的に感じた女性が多く、自分もそのようになりたいと考えて志望する場合もあります。

実際の総合職と不安要素

上記のようなプラスイメージや憧れがある一方でいざ就活を始めると現実的にどうしても気になってしまうポイントもあるようです。

営業配属

営業といえば、肉体的にも精神的にもハードなイメージが強いという人も多いのではないでしょうか。それは基本的に商品やサービスを販売する職種であると捉えられているからです。さらに、実際のところでは新卒総合職種の人のうち約7割は営業部に配属され、そのうち女性は2割程度に留まっている企業も少なくないという事実があります。実態として先例が少ないことは不安要素になるでしょう。

全国転勤・残業などのリスク

総合職と言えば、待遇の良さなどが魅力のひとつである一方で全国転勤が可能かどうかも重要な考慮点になります。とくに、営業職のなかには全国の小売店に対する営業などが含まれる場合も多くあります。その際、地方に行かざるを得なかったり、その地域でのコミュニティや都合に合わせるために時間も融通が利かせにくくなってしまう場合もあるでしょう。

業界と職種の選び方

以上のように憧れや魅力と不安要素の両面をみて、現実的な条件として挑戦しやすい総合職は何か考察しました。

金融系、損保のエリア総合職

銀行などの金融系企業や、損保などの保険業界に近年増えている「エリア総合職」という職種を選ぶ方法です。
エリア総合職では勤務地を地域的に限定する一方で基幹業務に携わることが出来る職種で女性のライフプランと十分に両立して仕事にも挑戦できる職種として女性からの人気も上昇しています。

管理部門や管理系業界を志望する

企業の中には人事や総務、経理などの管理系職種をビジネス職(総合職)と区別して募集する企業も職種別採用として増えています。このような企業管理系職種では、営業に携わることは無くても企業の事務系の総合職として企業の管理に携わることができます。特に経理系の部門では資格をもっていると有利になりやすく、安定的に働くこともできるというメリットがあります。

IT系エンジニアやクリエイターなどの技術系総合職

IT業界では採用枠も大きく、文系でも始められるエンジニア職の募集が増えています。エンジニア職でも営業に携わる機会はありますが、新卒でいきなり営業に携わるよりは技術から学ぶことを優先する企業もあったり、技術に基づいて顧客のサービス活用をサポートする意味での営業など、売り込みの側面が極めて少ない職種の選び方も可能な場合があるようです。男性のイメージが強い一方で女性の採用に力を入れている企業も多い業界なので挑戦し甲斐があるかもしれません。
加えて、画像や動画の編集が得意であったり資格をもっている場合はメディア系や広告系のデザイン職やクリエイターとしての枠も少ないながらにあるようです。

営業以外の総合職を探す方法もある

いかがでしたか。総合職に挑戦してみたいと考えていても自分のイメージや適性に合わないと悩むこともあるかもしれません。しかし、選び方や企業のやり方によっては営業や転勤がついて回るイメージの総合職でも不安要素の少ない職種を見つけることも可能です。情報収集を重ねて自分にとってベストな選択をしましょう。