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熱意の焚き付け方
熱意の焚き付け方

就活での面接を突破するためのコツとして、「企業に熱意を示すことが必要!」というアドバイスを良く聞きます。しかし、「正直一社どうしても行きたいところがあるけれど、他の企業にはあまり熱意が湧いてこない」という方も多いのではないでしょうか。そこで今回の記事では、3日間で企業に対する熱意を高める方法をご紹介します。

内定を勝ち取るために熱意を見せることは必須

新卒採用は企業にとって、よく「数億円の買い物」と揶揄されます。何故なら、新卒採用を行う際に適性検査の外部委託や採用を行う人事社員への給料というコストがかかっていることに加えて、面接とは今後とも数年~数十年企業が給料を払う人材を選ぶ場でもあるからです。そのような状況を考えると、企業にとって愛社精神が低く、すぐ辞めてしまいそうな人材を選ぶことは時間的にも金銭的にも大きなロスとなります。そのため、企業は学生の企業に対する熱意を深く観察しているのです。

全ての企業に本物の熱意を持ち続けることは難しい

とはいえ、熱意を重視するのはあくまで企業側からの視点で、就活生の側から見ると状況は変わってきます。なぜなら、就活生は無い内定というリスクを避けるために多数の企業を受けており、中々一社に対して熱意を傾け続けることが難しいからです。
とはいえ、小手先の会話のテクニックだけで面接官に熱意を感じさせることはよほどの演技力がないと難しいでしょう。そのため、「限られた時間で、受検企業に対して本当に入りたいと思えるような状態に自分の精神状態を持っていく」ことが必要になってきます。そうすれば企業に対しても自然と熱のこもった話ができますし、その雰囲気は面接官にも伝わります。

3日間で熱意を高めよう

では、実際に熱意を高めていくにはどうしたらいいのでしょうか。元就活生の筆者が実際に行っていた、3日間で熱意を高める手法をご紹介します。

他の企業の情報やネガティブな情報をできるだけ頭に入れない

まず大前提として、他の企業の情報や、面接を受ける予定の企業のネガティブな情報は期間中はできるだけ頭に入れないようにしましょう。なぜなら、その企業に絶対に入りたい!というスタンスがぶれてしまうからです。企業を冷静に比較するのは内定を貰ってからでも遅くありません。6月前半など、複数の面接がブッキングする時は、最低でも面接を受ける一時間前にはこのような情報を遮断して集中するようにしてください。

俗っぽいものをモチベーションに持っていく

「ホワイトな環境でまったりと働きたい」「とにかくお金がたくさんほしい」「ちやほやされたい」など、俗っぽいモノをモチベーションの念頭に置きながら話すことも効果的です。筆者は志望度の高い企業の最終面接で話しているときに、「ここで内定をもらえたら合コンでめちゃくちゃモテるぞ!」とあえて考えながら話していました。しかし、面接官の目からは「覇気のある、活発的な学生」という風に映っていたと思います。実際にそこで内定を頂くことができたので、この手法もおすすめします。

インターネットで企業のPR動画を見る

企業の公式採用ホームページで企業のPR動画を見ることもおすすめします。PR動画は、動画作成のプロが学生に対していかに企業を魅力的に見せるかを考え抜いて作り上げた努力の結晶です。実際に説明会でPR動画を見て、「この会社に入りたいな」と思った経験も多いかと思います。短い時間で見ることができるので、面接の直前の空き時間などに目を通しておくだけでも、かなり高いモチベーションで面接に臨むことができます。

創業者の自伝を見る

こちらは多少時間に余裕のある方へ向けた方法になりますが、創業者の自伝を読むことも行っていました。今の時代においては古臭いと考える方もいるかもしれませんが、実際に大きな志を掲げて、困難を乗り越えて強い企業へと成長させたサクセスストーリーは読んでいてなかなか面白いです。また、実際に企業の歩んできた歴史を学ぶことは企業研究としてもとても重要な観点になるので一石二鳥であると言えるでしょう。

熱意は内側から高めていこう

面接官にこの熱意は本物だと思わせるためには、内側から熱意を高めていくことが必要になってきます。そのためにも、多少自分を騙してでも、意図的にその企業に行きたくなるような仕掛けを作りましょう。ただそれだけではなく、何故その企業に行きたいのか、ロジカルに話す練習も併せて行っていきましょう。