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就活では、あなたのスキルや経験だけでなく、マナーや身だしなみも重要な評価ポイントとなります。

 

適切なマナーを心がけるだけで面接官からの印象が大きく変わり、「しっかりした人材」というイメージを持ってもらいやすくなります。

 

この記事では、就活で確実におさえておきたいマナーと身だしなみのポイントを詳しく解説します。

 

マナーと身だしなみの基本的な考え方

マナーの定義と重要性


 

マナーとは、周囲との人間関係や社会秩序を維持するために相手に対して自分がとる態度や行動のことです。

 

就活におけるマナーは、あなたの社会性や協調性、ビジネスパーソンとしての基本的な素養を示す重要な指標となります。

 

面接官は、「この人が社会人になったとき、お客様や同僚とスムーズにコミュニケーションが取れるか」という視点であなたを観察しています。

基本的なマナーが身についていれば、社会人になってからも恥ずかしい思いをせずに済むでしょう。

身だしなみの定義と意味


 

身だしなみとは、相手に不快感を与えない身なりや、場所・立場に適した外見のことです。

 

ここで重要なのは、「おしゃれ」と「身だしなみ」は異なる概念だということです。

 

おしゃれは自分視点の概念であるのに対し、身だしなみは相手視点の概念なのです。

 

就活においては、自己表現としてのおしゃれよりも、相手に好印象を与える身だしなみを優先することが重要です。

特に初対面の面接官には、清潔感と誠実さが伝わる外見を心がけましょう。

 

面接時の基本マナー

入退室のマナー


 

面接室への入退室は、最初と最後の印象を決定づける重要な場面です。面接形式によって少し手順が異なりますので、それぞれのケースを確認しておきましょう。

 

パーテーションで区切られた面接室の場合:

1.入室して「失礼いたします」と挨拶

2.お辞儀をする(約30度の角度で)

3.バッグを指定された場所に置く

4.椅子の横まで歩く

5.面接官から「どうぞ」と言われたら「失礼いたします」と言って着席

 

ドアのある個室の面接室の場合:

1.ドアを3回ノックする

2.面接官から「どうぞ」の返事を待つ

3.ドアを開け、入室後にドアを静かに閉める

4.ドア前で「失礼いたします」と挨拶してお辞儀

5.以降はパーテーションの場合と同様

 

面接に慣れていない方は緊張でこれらの手順が曖昧になりがちです。事前にイメージトレーニングや実際の動作確認をしておくと安心です。

退室時のマナー


 

退室時も同様に礼儀正しい態度が求められます。

 

1.「ありがとうございました」と挨拶

2.椅子から立ち上がり、軽くお辞儀

3.バッグを取り、ドア前まで歩く

4.ドアの前で再度お辞儀

5.「失礼いたします」と言ってから退室

 

面接の始まりと終わりの印象は特に記憶に残りやすいので、丁寧な態度を心がけましょう。

 

就活に適した身だしなみ

清潔感のある髪型


 

髪型は顔の印象を大きく左右します。性別を問わず、清潔感が最も重要なポイントです。

 

女性の場合:

・長髪の場合は、一つに束ねるかアップスタイルにまとめる

・前髪が目にかかる場合は、ピンでとめる

・派手な髪色は避け、黒髪か暗めの茶髪が無難

・アホ毛対策としてヘアスプレーやワックスを適量使用する

 

男性の場合:

・短髪で耳が見える長さが基本

・ワックスで整え、清潔感のあるスタイルに

・髭はきれいに剃り、そり残しがないように注意

・髪が長い場合は、面接前に散髪することをおすすめ

スーツの着こなし


 

スーツは就活の標準装備です。着こなしの基本をしっかり押さえましょう。

 

・ジャケットの第一ボタンまで留める(座るときは外してもOK)

・スーツにシワがないよう、前日にアイロンをかける

・面接直前に身だしなみをチェックし、ほこりやシワを整える

・航空業界など身だしなみに特に厳しい業界志望の場合は、面接直前まで鏡でチェック

 

特に身だしなみに厳しい業界(航空、ホテル、アパレル、金融など)を志望する場合は、より一層注意が必要です。

靴と靴下・ストッキング


 

靴は「社会人としての自己管理能力」を表す重要なアイテムです。面接官の中には足元までしっかりチェックする人も少なくありません。

 

靴について:

・黒の革靴(レザーまたは合皮)を選ぶ

・光沢が出るまで磨き、汚れやホコリがないことを確認

・面接直前にウェットティッシュで拭くなど、最終チェックを怠らない

 

 

靴下・ストッキングについて:

・男性:ミドル丈以上の黒か紺色の靴下(座ったときに素肌が見えない長さ)

・女性:ベージュのストッキング(伝線防止のため予備を持参するとなお良い)

アクセサリーとネイル


 

就活では装飾品は控えめにするのが基本です。

 

・ネイルは基本的に避ける(透明のネイルケア程度なら可)

・アクセサリーは基本的に外す

・どうしても付けたい場合は、小さな真珠のピアスや控えめなネックレスなど最小限に

・時計は派手でないシンプルなデザインのものを選ぶ

 

就活小物のマナー

適切なバッグの選び方


 

バッグも身だしなみの一部です。就活にふさわしいバッグを選びましょう。

 

・色は黒または濃い茶色が基本

・A4サイズの書類が折らずに入る大きさ

・自立するしっかりとした形状のもの

・リクルートバッグと呼ばれる就活用バッグが無難

ネクタイの選び方


 

男性のネクタイは、スーツスタイルの印象を大きく左右します。

 

・無地または控えめなストライプ・小紋柄が基本

・青色:爽やかでスマートな印象を与える

・赤色:エネルギッシュでやる気のある印象を与える

・グレー:落ち着いた安定感のある印象を与える

 

志望業界や自己PR内容に合わせて色を選ぶのも一つの戦略です。

コート・上着の扱い方


 

季節によってはコートが必要な場合もありますが、建物に入る前に脱ぐのがマナーです。

 

・企業のビルに入る前にコートを脱ぎ、たたむか腕に掛ける

・雨天時は折りたたみ傘を使用し、入口で水気をしっかり切る

・コートや傘は指定された場所に丁寧に置く

 

まとめ:マナーと身だしなみで好印象を獲得しよう

マナーや身だしなみへの配慮は、あなたの人間性や社会性、仕事への姿勢を表します。

採用選考において決定的な要素ではないかもしれませんが、特に同じようなスキルや経験を持つ就活生が多い中では、これらの「見えない評価ポイント」が差別化要因となることも少なくありません。

 

業界によって重視される度合いは異なりますが、特に接客業や対人サービス業、金融業界などでは厳しくチェックされます。

最低限のマナーと清潔感のある身だしなみを心がけ、第一印象から好感を持たれる就活生を目指しましょう。

 

マナーや身だしなみは一朝一夕で身につくものではありません。

日頃から意識して練習し、自然な振る舞いができるようになることが理想的です。

 

面接前には必ず鏡でチェックし、自信を持って選考に臨みましょう!