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インターンシップ説明会に参加する前に、その目的と活用方法を正しく理解できているだろうか。
説明会はただ話を聞く場ではなく、選考前から自分をアピールできる貴重な機会だ。
この記事では、インターン説明会で注意して聞くべきポイントと、質疑応答での振る舞い方について解説する。

 

そもそも何のための説明会か

 

説明会に参加する前に、その説明会が何を目的として開催されているのかを確認しておこう。

 

一口に「説明会」といっても、事業内容を紹介するものと、インターンシップの詳細を説明するものでは性質が異なる。

 

「インターンの詳細を聞きに行ったのに、知っている事業説明だけだった」「企業研究のつもりで参加したら、インターンの話ばかりで困惑した」といった経験をする学生は少なくない。

 

特に混同しやすいのが、3年生(修士1年生)の2月〜12月ごろに開催される合同説明会だ。
合説の場では、どちらの内容が中心になるか判断しにくい場合もある。

 

参加前に少なくとも、自分が求めているのは「事業・企業についての説明」なのか「インターンシップについての説明」なのかを明確にしておこう。

 

インターン説明会を開く企業の特徴

説明会を設ける理由


 

企業がわざわざインターンシップの説明会を設ける背景には、主に以下のような理由が考えられる。

 

・インターンシップの内容が特殊である

・熱意ある学生に対し、選考に役立つ情報を提供したい

・志望度の低い学生の応募を事前に抑制したい

 

1点目は単純な理由だ。
宿泊を伴う研修型のインターンや、2週間〜1か月規模で開催されるもの、給与が発生するものは就活市場では珍しく、丁寧な説明が必要になる。

 

2点目・3点目については、学生の志望度を高めつつ、選考を効率化したいという企業側の意図がある。

 

「優秀な学生なのに、企業が求める人物像と全くかみ合わないことを選考で話されてしまう」という状況は、採用担当者にとって損失だ。
説明会では、選考で活かせるヒントを意図的に散りばめることで、志望度の高い学生を育て、反対に志望度が低い学生には自然に応募を思いとどまらせる効果もある。

説明会を開催する企業の傾向


 

インターンシップのために説明会を設ける企業の多くは、宿泊を伴う研修型やビジネスコンテスト形式など、大規模なインターンを主催する傾向がある。

 

近年急成長を遂げた大手IT企業やメガベンチャーと呼ばれる企業群が、こうした説明会を積極的に開催することが多い。

 

また、これらの企業のインターンシップは本選考直結型であるケースが大半だ。

 

表向きは「インターンについての説明」であっても、実質的には「本選考に向けた説明」だと認識して臨んだほうがよい。

 

質疑応答で挙手すべきか

 

「インターンシップの説明会でそこまでアピールしなくてもいい」と感じる人もいるかもしれない。
しかし、発言のチャンスがある場で黙っているのはもったいない。

 

採用担当者の中には、質問の有無で学生の志望度を判断している人も実際にいる。
本選考を見据えた場であればなおさら、積極的な姿勢を示す意識を持っておこう。

OK質問


 

「例年どのような学生がインターンシップに通過していますか」

 

この質問は、企業が求める人物像をより具体的に引き出せる、最大のチャンスとなる質問だ。

 

出身大学や体育会系かどうかといったステータスを聞く意図にならないよう言葉遣いには注意が必要だ。
もし属性に関する返答が返ってきた場合は、「どのような性格・姿勢の方が多いですか」と掘り下げて聞くとよい。

 

インターン本プログラムへの参加中も、この質問で得た人物像を意識して行動することが、評価を高めることにつながる。

 

なお、「インターン参加にあたり必要なことは何ですか」という質問もほぼ同義として使えるが、曖昧な返答を招きやすく、準備不足に見られる可能性もあるため注意したい。

NG質問


 

採用直結かどうかの確認

 

採用への直結を直接尋ねる質問はグレーゾーンだ。
企業としては本来開示したくない選考ルートや評価基準にも触れざるを得なくなるため、明確に回答できる担当者はほとんどいない。
返ってくる答えは「インターン参加者から内定が出たケースもございます」といった程度にとどまるだろう。

 

調べればわかること

 

配布資料に記載されている内容や、インターンシップの内容と直接関係のない優先度の低い質問は、質疑応答の場で時間を使うべきではない。
事前に調べられることを聞くと、準備不足な印象を与えかねない。

 

選考の詳細

 

インターン選考の具体的な内容についても同様だ。
応募者間の公平性を保つ必要があるため、有益なヒントや出題内容を教えてもらえることはまずない。
自分で調べれば得られる程度の情報しか返ってこないと思っておこう。

 

これら3種の質問は、「何か質問しなければ」と焦るほどやりがちなミスでもある。

 

質問するにも思考力が求められると心得て、内容を事前に練っておくことが大切だ。

 

説明会は0次選考と心得よ

 

インターンシップの説明会は、インターン選考の0次選考も同然だ。
さらに言えば、本選考の0次選考とも捉えられる。

 

有益な情報をしっかり持ち帰りながら、熱意と準備の質を示す場として活用しよう。