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7大総合商社の社風・雰囲気
7大総合商社の社風・雰囲気

就活生から絶大な人気を誇り、就活ランキングでも毎年上位にランクインする総合商社。しかし、7大商社のそれぞれの社風・雰囲気を知らない人は多いはず。今回は、そんな商社志望の方に7大商社の社風や働く人の雰囲気をご紹介します!

総合商社とは?

総合商社とは、三菱商事・住友商事・伊藤忠商事・三井物産・丸紅・双日・豊田通商の7企業のことです。業務内容は、「ラーメンからロケットまで」と言われるほど幅広い事業を展開しており、トレーディングや事業投資を主に行っています。トレーディングとは、モノを輸出入する仕事で、事業投資とは国内外の企業に出資して人を送り、経営に携わらせる仕事です。

7大商社の社風・雰囲気をご紹介!

三菱商事

三菱商事は、個の成果より組織の成果を重視する特徴があります。また、「三菱商事は「三綱領」の理念の下、多様なステークホルダーの期待に応えるべく、事業を通じて、持続性のある経済価値・社会価値・環境価値を同時に実現していきます。」という社長のメッセージがあるように、「国益への貢献」を大切にしています。「組織の三菱」と言われているので、「個の三井」とは違い、組織で成果を上げることを重視しています。関係者と信頼を構築するにはどうしたら良いか考え、自分がこれまで行ってきた信頼構築方法をアピールすると良いでしょう。

住友商事

住友商事は、他の商社と比較すると堅実で穏やかな人が多いと言われています。いわゆる商社マンのようなガツガツした体育会系の雰囲気ではなく、落ち着いた雰囲気を持った方が多いです。腰が低く、エリート意識がある人が少ないので謙虚な人が多く、「出る杭は打たれる」という言葉が当てはまります。そのため、全体の和を乱さない良い人が多いでしょう。また、商社の中でも、伝統を重んじる社風で、チャレンジというより現状維持という雰囲気が強いです。

伊藤忠商事

伊藤忠商事の社員は、「野武士集団」言われることが多く、少数精鋭を重要視していることから、1人1人の個の力をとても大事にしています。個の責任も大きくなるので、責任感があり、積極的に行動することの出来る人が求められています。挑戦・チャレンジ精神がキーワードで、リーダーシップを発揮して何かにチャレンジした経験を話すと効果的でしょう。

三井物産

三井物産は、組織力はもちろんのこと、個の力を特に大切にしています。「人の三井」と言われていることもあり、1人1人の個性を大切に、多様性を重視する社風であると言えます。そのため、比較的社員は幅広い性格の方が多いようです。面接では、組織として活躍したことだけではなく、個人としてどのような行動をしたかを重視して話すと会社に合うと思われるかもしれません。

丸紅

丸紅は、若手に裁量が大きく、若いうちからやってみよう!というチャレンジ精神旺盛な社風です。他社に比べて、社員数が少ない分、1人1人の裁量が大きく臆せずどんどんチャレンジすることが出来る人を求めていると言えるでしょう。

双日

双日も、丸紅と同様若手に裁量が大きく、若いうちからどんどんチャレンジすることが求められる社風です。「挑め、何度でも」というキャッチコピーがあるように、5大商社に追いつくため高みを目指して常にチャレンジを続けています。プライベートも仕事も楽しんでいる人が多く、明るく活発な人が多いと言われています。先輩とも距離感が近いので、風通しの良い会社です。

豊田通商

豊田通商は、多様性を受け入れて伸びしろを育てるような社風であると言われています。他者の個性を受け入れて、お互いを尊重し合うような風通しの良い会社です。30代前半でマネジメントクラスに上がることが出来るような制度を取り入れたこともあり、若いうちから活躍をすることが出来ます。複数の部署を経験することが出来る、「チャレンジローテーション制度」も取り入れているので、働く中で幅広い知識を得ることが出来るでしょう。

7大商社の社風はイメージ通りでしたか?

総合商社と一括りに言っても、会社の社風や働く人の雰囲気はかなり違います。組織を重視するか個を重視するかや、若手に裁量があるか、年功序列かどうかなど会社によって社風がかなり違うので、自分に合う社風・雰囲気はどのようなものか考え、自分に合った会社を見つけましょう!